さあ、競争です
2010/02/11(木)
思えば、最近はホント、ジョギングをする頻度が減ってるヨッシーですよ。
まあ、最近は寒いし、空気も乾いてるんで、風邪やインフルエンザの心配もありますしね。
少し暖かくなるまでは良いかな~なんて考えてます。
そういえば、自分がジョギングを始めたきっかけ、覚えてますかね?
まあ、答えを言ってしまうと、みーちゃんと競争するためです。
そして、自分が今、こんなことを書いてる理由はわかりますかね?
これも、答えを言ってしまうと、みーちゃんと競争することになったからです。
てことで、経緯を話しますが、今日は休日だからと、みーちゃんが来たんですよ。
そんで、競争しようって話を持ちかけてきたんです。
てか、出会った時、みーちゃんは車椅子でした。
そんで、手術を控えてて、不安がってましたよね。
でも、うちらが説得したおかげで(?)、みーちゃんは手術を受けて、手術は成功しました。
ただ、その後は大変なリハビリがあって、時には挫けそうになってることもありました。
それでも、ずっとリハビリを頑張ってきて、ドンドンと足が良くなっていくのを見る度に嬉しく思ってましたよ。
そして、ついに俺との約束を果たす時が来たわけです。
てか、こう考えると、少し感動すら覚えますね。
そんなわけで、ガミさんも連れて近くの公園に向かいました。
そういえば、ガミさんとも一緒に競争するって言ってましたもんね。
「あ、ヨッシー?」
で、向かう途中のことです。
「ヨッシーのアパートに誰か引っ越してきたの?」
「ああ、そうだけど?」
まあ、話を聞いてみると、どこかへ出かけていく、新たな住人をみーちゃんは見たそうです。
「何だか、怖い人だったよ・・・」
ついでに、みーちゃんが感じた印象はガミさんと同じみたいですね。
うん、これは挨拶に行くなっていう、神様からの警告と考えましょう(大げさです
そんなこんなで、公園に到着しましてね。
「ゴールはあそこにある塔みたいのでよろしく」
この公園を知らない人には何のことかわからないゴール決めをしました。
いや、俺もよくわからないんですけど、塔みたいのって言うだけで伝わる、なぞの物体があるんですよ。
そんで、準備運動もしましてね。
ちなみに、ゴールまでは100メートルぐらいです。
ただ、緩い上り坂になってるんで、無駄に大変そうですけどね。
「じゃあ、始めようか」
「ヨッシー、ガミさん、手加減しないでよ?」
「わかってるよ」
てか、みーちゃん、ホントに走れるんですかね?
正直なところ、結構心配です。
ついでに、手加減しなくてもガミさん、負けちゃうんじゃね?って心配もありますし(それはどうでも良い
とはいえ、やりますか!
「ヨーイ、ドン!」
スタートの発声は3人で言いましたよ。
とりあえず、俺は容赦なくスタートダッシュです(大人気ないね
そんで、途中で振り返りましてね。
・・・みーちゃん、普通に走ってます。
てか、走るって当たり前のようにやってるけど、すごいことですよね。
速さ的にはガミさんと同じぐらいだったけど、それでもすごいです。
そもそも、手術を受けてから1年も経ってないですし。
みーちゃん、ホント頑張ったんでしょうね。
てことで、感動しつつ、後ろを向いたまま走ってたんです。
そしたら、石につまずいて、転んじゃいましたよ(ぇ
てか、普通に足を挫いたみたいで、メチャクチャ痛いし!
「ヨッシー、大丈夫?」
そしたら、みーちゃんとガミさんが俺の横で止まりましてね。
「競争なんだから、先に行きなよ」
そもそも手加減なしって話ですしね。
転んだ自分が悪いとも思いますし。
でも、みーちゃんの考えは違いました。
「嫌だよ。私は2人と一緒に走りたいもん」
その言葉に、嬉しくなっちゃいましてね。
みーちゃんにとって、勝ち負けはどうでも良かったみたいです。
ただ、うちらと競争するって約束を果たしたかっただけと。
てか、そう考えると、勝ちにいってた自分って、大人気ないですね(今更気付くな
そんなわけで、足が痛かったんですが、立ちましてね。
3人揃って、ゴールまで走りました。
そんで、3人一緒にゴールしましてね。
もはや、競争じゃなくなってますが、すごく気分が良くなりましたよ。
まあ、俺が足を痛めちゃったんで、少し休憩することにしたんですけどね。
「ヨッシー、大丈夫?救急車呼ぶ?」
「いや、大げさだから・・・」
てか、ガミさんだとリアルに呼びそうだったんで、ちゃんと止めましたよ。
普通に大したことなかったですしね。
そんなこんなで、しばらく話をしてたんですが、暗くなってきたんで、みーちゃんを家まで送りました。
「2人とも、今日はありがとう」
「どういたしまして」
「今度また、競争しようね!」
「うん、了解」
「あと・・・」
そこで、みーちゃんは少しだけ言葉を詰まらせました。
「ガミさん、チョコレート作れる?」
「え?」
一瞬、みーちゃんの質問が理解出来なかったんですけどね。
「もうすぐ、バレンタインだから、あーくんにチョコをあげたくて・・・」
そういえば、そうでした。
てか、みーちゃんぐらいの歳でも、バレンタインとか大切にするんですね。
まあ、ガミさんは任せとけ!って感じに了解してましたよ。
てことで、土曜日にガミさん宅で作るとか、そんな話になってました。
そんなわけで、みーちゃんを送った後、うちらも帰ることにしたんですけどね。
「そういえば、ヒロとは連絡取ってる?」
ちょっと恋愛関係の話が出てたし、何となく聞いちゃいましたよ。
「ううん、連絡先知らないから・・・」
・・・え?
てか、ガミさんとヒロ、両想いだからと安心してましたが、下手するとこのまま上手くいかない可能性もありますね・・・。
そんなことを考えてたら、何か心配になってきました。
てことで、もうすぐバレンタインですしね。
ちょっと、ガミさんとヒロをくっつける策を考えてみることにした1日でした(ぇ
物語の序盤から登場している、みーちゃんとの約束をやっと果たしつつ、今回から余談的な章といえる『バレンタイン大作戦』が始まります。
両思いである事が明らかになったばかりの、ガミさんとヒロの関係に、早くも結論が出るかもしれない章です。
2人がどんな関係を築く事になるか、注目頂ければ幸いです。