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無愛想で良い人

2010/01/28(木)


ちゃっかり、台本を繰り返し読んで、台詞も覚えてきちゃったヨッシーですよ。

これが誰か(多分、ワタル)の代わりに舞台へ上がるフラグにならなきゃ良いですけど・・・。

ガミさんのフラグ回収率を考えると、十分あり得るんで怖いですね。


さて、相変わらず練習を頑張ってるヒロですが、今日も当然、稽古場へ行くとのことでした。

てか、普通にガミさんだけ行かせるってことでも良いんですけど、何だかんだで自分も結構興味があるし、行きますかね。

そんなわけで、稽古場に行ったんですけど。


「こんにちは・・・」

今日はコムだけがいました。

てか、普通にコムって無愛想な感じなんで、少し気まずいかなと心配だったんですよ。

うちらよりも少し年上みたいですし。

「せっかくだから、一緒にやりましょうか・・・」

でも、そんな風に言ってきてくれまして、一緒に練習することになりました。


とはいえ、コムは物語の中でも最後に登場するってことで、ヒロと2人のシーンはないんです。

てことで、俺の出番ですね。

「俺が3人分の台詞を言うよ」

1人3役ってやつです(ぇ

まあ、単純に話の流れがわかれば良いって感じなんで、結構適当な感じでやりましたけど。


その後、セキさんとワタルが来ましてね。

当然、練習に参加してくれたんで、俺はミホの台詞だけ言ってあげるって感じにしました。

そんな感じで、今日も長い時間練習してたんですけどね。

昨日、ミホの演技も完成度高いな~って思ってたんですが、全体的に完成度高いな~と思いました。


その後、いつも通り雑談しましてね。

今日はコムの話題になったんです。

てか、無愛想だなとか、そんな印象を持ってたんですが、それには理由があるとのことでしてね。

何か、普段の生活でも役になりきるタイプとのことなんです。


俳優をやってる人の中で、普段の性格まで役と同じようになる人っているじゃないですか?

そういうタイプってことみたいで、本来の性格は全然違うそうですよ。

とはいえ、みんなも付き合いは浅いらしく、出会った当初に比べて・・・ってレベルの違いを感じるだけみたいですけどね。

まあ、だからか、無愛想に見えて、周りに気を使ってくれたり、普通に良い人なんですよ。


とはいえ、コムが今回の舞台に参加することになった経緯なんかは、よくわからないんです。

どこから話を仕入れたのか、突然セキさんの前に現れて、手伝うってことになったとか。

演技の経験はありそうなんですが、今まで何をしてたかってことを知る人はいなくて、とりあえず謎キャラになっちゃってるみたいですね。

でも、この辺は演じる役もそんな感じだし、普段とのギャップが減って、逆に良いのかもしれないですけど。


で、今日も遅めの時間に帰りましてね。

ちなみに、今まで書いてませんでしたが、暗くて危ないからと帰りはヒロを家まで送ってるんです。

「ヒロ、ドンドン良くなってるよ!」

その帰り道、ガミさんはヒロをべた褒めしてましてね。

まあ、俺もヒロはすごいと思いますよ。


「将来はハリウッド女優だね!」

そこまでは思いませんが・・・。

てか、いつもながら大げさですね。


そんなことを話しながらヒロの家に到着して、別れましてね。

ガミさんと2人になりました。

「ヨッシー?」

「ん?」

「どうしたら、あんな風にすんなりと台詞を言えるの?」

そんな質問を受けました。


「僕もヒロの練習を手伝いたいし、ヨッシーみたいに出来たら・・・」

そういえば、ガミさんはヒロが好きなんですもんね。

なので、この考えを持つのは納得です。

でも、俺はこんな風に考えてましてね。


「ガミさんはガミさんの出来ることをすれば良いんじゃない?ヒロのためだからって、変に無理したってしょうがないし」

今までも、ヒロが自信をなくした時なんか、ガミさんが説得して、上手くいきました。

なので、そういうとこで力になれば良いんじゃないかなと話したんです。


「うん、それ良いね!」

で、単純なガミさんは、これで納得したみたいですよ。

てか、難しいと思うけど、ガミさんとヒロ、意外に上手くいったら、いいな~なんてことを思った1日でした。

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