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若いって良いですね

2010/01/27(水)


何だかんだで、今年誕生日を迎えると25ってことは、もうアラサーじゃんと思ったヨッシーですよ。

てか、1つ年上のガミさんは既にアラサーなんですね。

まあ、こんなことを書いたのには、ちょっと理由がありまして。


今日はセキさんも来れないとのことで、基本的に稽古はなかったんですけどね。

時間がないからと、今日もヒロは稽古場で練習するとのことです。

そうなると、ガミさんは行く!ってことになりますしね。

俺も興味はあるしってことで、練習に付き合うことにしました。


まあ、稽古場に到着すると、誰もいないって状態だったんですけどね。

「ちょっとだけ、あたしの演技、見てもらえないかな?」

ヒロがそんなことを言いまして、俺とガミさんで軽く見ることになりました。

そんで、ヒロは演技を始めたんですけどね。


前も書いた通り、ヒロだけは普段とは全然違った性格の役を演じます。

なので、ヒロが演技を始めると、まるで人が変わったかのようになるんですよ。

あと、現状でも十分過ぎるほど役に入り込んでるんですけどね。

今日もまた、昨日より良くなってるんで、この先、さらに良くなるんだろうなと期待しちゃいます。


ただ、今日は相手役が誰もいない状態なんで、少しだけやりづらいかなと心配だったんですけどね。

「あ、こんばんは」

夕方になってミホが来ました。

何か、バイトが早く終わったらしく、来たみたいですね。


てことで、2人にはなったんですが、基本的に2人だけのシーンはなくて、常にワタルがいないといけないんです。

それでも、2人で上手く練習を始めたんですけど。

「そうだ!」

ガミさんがこんな風に何かを閃いた時は、大体面倒なことを言いますよね。


「代わりに僕がワタル役をやれば良いんだよ」

・・・と思ったら、結構良いアイデアだし。

いや~、ガミさんも成長してるんですね。

てことで、ガミさんも参加です。

ただ、台詞なんかは覚えてないみたいで、台本を持ちながらですけどね。

むしろ、既に台詞を覚えてるのか、台本を持たないヒロとミホがすごいし。


そんなわけで練習がまた始まったんですけどね。

「えっと、僕・・・俺が・・・」

「たどたどし過ぎだよ!」

ガミさん、致命的なほど、演技が下手です。

「じゃあ、ヨッシーがやってよ!」

「はぁ?」

って、面倒なことになったし!

でも、せっかくだし手伝ってあげますか。


てことで、ガミさんから俺に交代です。

普段からチョコチョコと演技みたいなことはしてますが、こういうちゃんとした形での演技は初めてかもしれないです。

まあ、俺も台詞を覚えてないんで、台本を見ながらにしますけどね。

自分も少しはギターをやってて、似た部分もあるし、何だかんだで、それなりには演じられる感じかもです。


そんなこんなで、いくつかのシーンをやってみたんですけどね。

「ヨシ君も役者やってみれば?」

終わった後、こんなことをヒロから言われました。

まあ、セキさんからも誘われましたけど、俺はやる気ないですからね。


「ごめん、他にやりたいことあるからさ」

そんなことを言って、断りました。

とはいえ、今はこれに付き合ってて、就職活動とかしてないんですけどね。

・・・ええ、元々就職活動してないのに、これを言い訳にしてますが何か?(ぉぃ

ちなみに、今日はミホと話をしましてね。


歳はミサと同じらしいんですけど、ミホはとにかく若いってイメージが強いんです。

言い方を変えると、初々しいって言うんですかね?

あと、話を聞いてみると、俺と似た境遇でもあるようです。

まあ、家が裕福で、ある程度は自由に出来るってとこがそうなんですけどね。


それで、ミホは大学なんかにも行かず、何となく一人暮らしを始めたそうです。

ただ、何もしないのは良くないと、まずはバイトを始めましてね。

その後、何か趣味のようなものを探して、こういう役者なんかに興味があったからと、この関係で探したみたいです。

で、丁度セキさんのことを知ったと。


てことで、役者としての経験は、ほとんどないも同然とか。

ただ、若いうちに色々やってみたいという考えがあるみたいで、誘われた時には即決したみたいです。

てか、演技を見る限り、経験不足な感じには全く見えないです。

ヒロもそうですが、才能があるってことなんでしょうかね。


そんなわけで、今日も遅めの時間に解散しました。

てか、時々、誰かの代わりって感じで練習に参加するかもしれないし、俺も台本を覚えようかなと思った1日でした。

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