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事情聴取だそうです

2010/01/18(月)


思えば、何で昨日はあんなに怒ってしまったのか、理由がわからないヨッシーですよ。

苦手分野なのに無理して頑張ったからかなとも思うんですけどね。


さて、昨日、ガミさんが退院したってことで、今日こそプチパーティーをしようと思ったんですけど。

「じゃあ、僕が料理するね!」

「いや、ガミさんのためのパーティーなんだし・・・」

「僕、料理好きだし、久しぶりに何か作りたいんだよ!」

とまあ、そうまで言われると断れないってことで、ガミさんに任せましょう。


とはいえ、食材がほとんどない状態なんで、買い出しだけミサを含めた3人で行きました。

「お兄ちゃん、無理だけはしないでよ?」

とりあえず、ミサは昨日のことを引きずってないようで、いつも通りの雰囲気です。

むしろ、ガミさんの心配をしてるぐらいだし、大丈夫ですかね。


ちなみに、今日は鍋にすることになりました。

昨日、結局出来ませんでしたからね。

てことで、野菜なんかを購入して、家に戻りました。

「久しぶりだな~」

そんで、ガミさんはウキウキとした様子で料理開始です。


さてと、そんな感じに時間を潰して、丁度良い時間になったんで、行きますか。

「ガミさん、俺とミサはケイさんのとこに行ってくるから」

結局、言わないわけにはいかないってことで、ガミさんにも昨日のことを軽く伝えたんです。

まあ、過剰に心配されて、ちょっと困ったんですけどね。


そんなわけで、ミサと2人で出発です。

ちなみにアッキーは1番関わってたわけだし、先に行ってるみたいです。

「ミサ、大丈夫?」

まあ、行く途中、心配だったんで、聞いてみたんですよ。

そしたら、ミサは笑顔を見せてくれました。


「はい、大丈夫です」

「てか、この先、何か怖くなったり不安になったら呼んでもらって良いからね。そしたら、すぐ行くから。ミサの実家の方でも行けるし・・・」

とここまで言ってみて、そこまでする必要はないような・・・と思い、適当に話を切っておきました。

でも、ミサがホント元気そうで安心しました。


そんなこんなでケイさんのとこに到着しましてね。

アッキーとも合流しました。

そして、俺が知ってる範囲で、色々と事情を説明しましてね。

てか、1つだけ気になってることが・・・。


「俺、傷害未遂とかになりますかね?」

昨日のこと、軽く覚えてないぐらいなんですけど、一歩間違ったら傷害事件になってました。

それで、何かしらあるかと思ったんですけどね。


「少なくとも俺は証言しないし、あいつもおまえを怖がって証言しない。おまえがやったと言っても、無罪にするよ」

・・・え、それは良いの?

てか、ケイさん、刑事になったら色々とパワーアップしてる気配です。

これからも頼りにさせてもらうかもですね。


「そうだ・・・」

そこで、ケイさんは俺から没収した、警棒を出しましてね。

「これは、正しい使い方をしてくれると信じて渡したんだ」

ケイさんは、軽く悲しそうな様子で話してくれました。


とりあえず、ガミさんが来てから、俺は色々なトラブルに首を突っ込んでます。

中には、今回やヌンチャクマンの時みたいに危険なのもありました。

「そうした、大切なものや自分に危害を与えようとするものに対する、抑止力に使ってもらおうと思ったんだ」


そんなわけで、ケイさんは自分のことを心配して、この警棒をくれたみたいです。

それなのに、今回俺は人を傷付けるために使おうとしてしまったわけです。

ケイさんが、残念な様子も見せてるんですが、こんな理由があると考えたら、悪いな~と思っちゃいました。


「すいませんでした・・・。でも、もうこんなことはしません」

ミサに大泣きされたのも、結構応えましたしね。

でも、それ以前に心配事が・・・。


「あいつはどうなるんでしょうかね?」

また、ストーカー行為をしてくる危険があるとしたら、ちょっと考えないといけないです。

「あ、大丈夫だと思うよ」

そしたら、アッキーが報告してくれましてね。


「さっき、あいつに会って、付き合えないってことをはっきり伝えたから」

「そうなの?」

そしたら、向こうは理解してくれたようでしてね。

もう、こんなことは起こらないだろうと言ってました。


「まあ、何かあれば俺に報告しろ」

「はい、わかりました」

てか、ケイさんはホント頼りになりますね。


その後、警察署を後にして、家に戻りましてね。

鍋にはアッキーも誘いました。

そんで、夜になったら食べ始めましてね。

鍋、そんなに好きじゃないのに、ガミさんが作ると、やっぱり美味しいです。


そんで、少しだけワイワイと騒いで、解散になったんですけどね。

「ヨッシーって、明日は暇?」

アッキーから誘われまして、特に用事もないので、受けることにしました。


そんなわけで、思い返すと事情聴取をされるの、結構怖かったなと感じた1日でした。

いや、いきなり「犯人はおまえだ!」って言われる可能性あるじゃないですか(ないです

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