頭に血が上った日
2010/01/17(日)
てか、ガミさんのために、軽くサプライズを考えているヨッシーですよ。
そんなわけで、今日はガミさんが退院です。
何だかんだで、長いような短いようなって感じですね。
そんでサプライズは何かというと、せっかくなんで、退院祝いをしてあげようかと思ってるんです。
てことで、とりあえずアッキーを呼びました。
てか、仕事辞めたってことで、アッキーを呼びやすくなりましたね。
「今夜、ガミさんが疲れない程度のプチパーティーをしようと思うんだけど・・・」
そんな感じに、簡単な説明をしましてね。
「それ良いね!」
アッキーも賛成してくれました。
ただ、冷蔵庫を開けたら、ほとんど何もない状態でして・・・。
「ガミさんの荷物、着替えとかしかなかったと思うし、ミサとアッキーの2人で行ってもらって良い?」
「ヨッシーは?」
「ちょっと買い出しに行ってくるよ」
俺だけ別行動を取ることにします。
てことで、近くのスーパーに行きましてね。
何が良いかな~と色々考えて、鍋にすることにしました。
まあ、今は冬ですからね。
俺はあまり鍋とか好きじゃないんですけど(ぇ
そんなわけで、適当に野菜なんかを買い物かごに入れてたんですよ。
そしたら、アッキーから電話が来ました。
何か、買ってきてほしいものでもあるんですかね?
といったことを考えつつ、出ましてね。
「もしもし?」
「ヨッシー、今すぐに来て!」
電話に出た途端、いきなりそんなことを言われました。
「え、どうしたの?」
「今、あいつが来て・・・とにかくミサが大変なの!」
そこまで聞いても、意味はわからなかったんですけどね。
俺は買い物かごをその辺に置いて、すぐに向かいました。
とにかく、行かないといけないって感じたと言いますかね。
アッキーから場所を聞いた瞬間に、自然と走ってました。
そんで、すぐにアッキーの言った場所に到着しました。
「何があったの?」
てか、ミサが普通に泣いてます。
何があったのかわかりませんが、体も震えてるし。
「どうしたの?」
ミサがそんな状態なんで、アッキーから話を聞くことにします。
「さっき、あいつが来たの・・・」
アッキーの言う、あいつと言うのは、ストーカー行為をしていたモトカレのことです。
アッキーの話では、いきなり現れたそうです。
ただ、ターゲットはアッキーではなく、ミサだったようでして・・・。
「昨日、ヨッシーとミサが一緒にいるのを見て、浮気してるって思ったみたい」
「え?」
てか、アッキーと付き合ってることにした弊害は当然あります。
何で、それに今まで気付かなかったんでしょう?
「それで、ミサ・・・あいつに殴られて」
「え!?」
よく見ると、ミサの頬が少し腫れてます。
「・・・ミサ、大丈夫?」
「はい、でも・・・」
ミサは涙声でも話してくれましてね。
「やっぱり、世間は怖いです・・・」
うん、てか、今思い返すと、日常会話の中でなかなか聞かないことを言ってるな~なんて、ツッコミを入れられるんですけどね。
この時は、そんな風に考えることが出来ませんでした。
てか、何も考えられなかったんです・・・。
「アッキー、あいつはどこにいるかわかる?」
「何か、私の家で待ってるって言ってたけど・・・」
「了解」
それだけ聞いて、その場を後にすることにしましてね。
「ヨッシー?」
「ごめん、ちょっとムカついたから」
それ以上、言えなかったです。
最後、ミサの方を見たら、一瞬だけ目が合いました。
でも、すぐに目をそらして、アッキーの家に向かいました。
とりあえず、あいつは普通にいましてね。
「何でおまえが来るんだよ?」
そんなことを言ってきました。
「僕は・・・」
「おまえ、自分が何したかわかってる?」
俺の問いかけに、向こうは怯えた様子を見せました。
「僕は悪くない!おまえが悪いんだよ!彼女がいるのに・・・!」
「別にどっちが悪いとかどうでも良いよ」
てか、この時、自分がどんな状態だったのか、今ならわかります。
俺、完全に頭に血が上ってました。
こんなくだらない奴のせいで、ミサが周りの人と全く接することが出来なくなるかもって思ったら、怒りを抑え切れなかったんです。
そんで、俺は思い出しました。
バッグの中に、この前入れた、警棒がそのままになってるって。
もう、何も考えずに警棒を出しましてね。
「おまえ、絶対に許さねえから」
そう威圧したら、向こうは腰を抜かしたのか、その場で転びました。
そんで、必死に俺から離れようとするんですけど、上手く動けないみたいでしてね。
俺はそれを確認しながら、ゆっくり近づいて、思い切り警棒を振り上げました。
ただ、そこで振り下ろせなかったんです。
何かに止められましてね。
そんで、振り返ったら、平手打ちを頬に受けました。
「頭を冷やせ!自分が何をしようとしてるか、わかってるのか!?」
・・・そこにいたのは、ケイさんでした。
俺は訳がわからなかったんですけどね。
少しずつ冷静になって、自分がしようとしてたことを理解しました・・・。
「ここは俺に任せろ」
ケイさんはそう言うと、アッキーのモトカレに近付きましてね。
「ストーカー行為は犯罪なんだ。わかってるのか?」
そんな話を始めました。
まあ、俺は頭が働かなくて、ほとんど何を言ってたか、覚えてないですけど。
「ヨッシー!」
その時、アッキーがミサを連れてやってきました。
「ケイさん、ヨッシーは・・・」
「大丈夫だ。ちゃんと止めたよ」
「良かった・・・」
ケイさんの話を聞いて、アッキーは安心してる様子です。
てか、ミサは大丈夫かな?って心配だったんですけどね。
「ヨッシーさん、ごめんなさい!」
「へ?」
ミサはさっき以上に大泣きしてます。
「私のせいで、ヨッシーさんに大変なことをさせてしまいそうでした・・・」
「いや、あれは俺が勝手に・・・」
とりあえず、大泣きしてるミサを見てたら、申し訳なくなってきました。
「てか、どうしてケイさんが来たの?」
「私が呼んだの」
「え?」
アッキーの言葉に驚いちゃったんですけどね。
「ヨッシーが行った後、ミサからヨッシーを止めてほしいって頼まれたの」
「ミサが?」
「ミサ、ヨッシーの様子を見て、すぐにおかしいって思ったみたい。自分のことは良いから、ヨッシーを止めてなんて言って・・・」
それで、アッキーは考えて、ケイさんに連絡したそうです。
「ホントは、こんな解決にしたくなかったんだけど、それよりヨッシーを止めたいって私も思ったから・・・」
「そっか・・・ごめん」
「てか、ミサに感謝しなよ」
「ああ、了解・・・」
そんなこんなで、アッキーのモトカレはケイさんが連れて行きましてね。
ちなみに警棒は没収されました。
てか、そもそもプレゼントしてきたケイさんにも責任が~なんて思ったんですけどね。
そんなこと言えないんで、諦めます(だって怖いし
ついでに、詳しい事情なんかを話すのは明日で良いってことになったんで、今日は帰って良いそうです。
そんで、ふと、ミサの方を見たんですが、やっぱりいつもと様子が違う気がします。
「ミサ、怖い目にあわせちゃってごめん」
てか、俺、完全に考えが甘かったです。
もっとよく考えれば、こうなることも予測出来たはずですし、未然に防げたと思います。
「世の中、良い人ばかりじゃないから、時には世間が怖いって思うこともあると思うけど・・・」
「私、大丈夫です」
あれ?ミサがいつも通りになってる?
「ヨッシーさんのように、優しい人もいるって知ってますから」
・・・いや、ついさっき、俺は傷害事件を起こしそうだったんですけど?(冗談抜きで
まあ、ケイさんに止めてもらえて、ホント良かったです。
「私のためにありがとうございました」
「いや、別に・・・てか、俺を止めるよう言ってくれて、こちらこそありがと」
うん、てか、何と言いますかね。
自分のこと、冷めた性格だな~って、いつも自覚してるんです。
そんな自分からすれば、ありえないことをしちゃいましたね・・・。
完全に我を忘れてしまってましたし・・・。
まあ、そんなことを考えるのは後にして、家に帰りましょう!
・・・じゃなくて、ガミさんの迎えに行かないと!(忘れるなよ
そんなわけで、プチパーティーをすることは諦めて、3人でガミさんの迎えに行きましてね。
「何かあったの?」
「まあ、解決したから気にしないで」
さすがガミさんというか、普通に感付かれましたが、一応は解決したんで、話さないことにします。
で、ガミさんは無事に退院出来まして、今日は残り物を使った軽い食事会になりましたよ。
とはいえ、無理をさせても悪いんで、すぐ解散になりましたけど。
ちなみに、アッキーも家に帰るとのことです。
軽く心配でしたが、まあ、大丈夫でしょう。
てことで、せっかくガミさんが退院したんですけど、こっちはそれどころじゃなかった1日でした。
まあ、プチパーティーは明日でも良いですしね。