あれが役に立つ時
2010/01/13(水)
世の中、無駄なものなんてないと思うヨッシーですよ。
はい、今日は冒頭から良いことを言ってみました(自分で言うな
とりあえず、ガミさんの言葉に従う形で、ゲーム作りについては軽く中断です。
とはいえ、それぞれ個人的に進めますけどね。
それよりも、アッキーの件を解決してみましょう。
うん、てか、ガミさんの言葉1つでやる気になれる自分って、ホント単純です・・・。
まあ、単純な両親の下に生まれたせいと考えて諦めます。
てことで、アッキーとミサの3人で話してみたんですけどね。
「何で、アッキーが帰ってきたのがわかったんだろ?近くに住んでるとかかな?」
とりあえず、相手がどこに潜んでるかわからないってのが1番怖いですからね。
下手すると、ここにいるってことが知られる危険もあります。
なので、ちょっとずれてる気もしますが、この謎をまず解くことにします。
「そういえば、よく家から外に出る時にいることが多かったかも・・・」
「アッキーさんがいつ出かけるのか、知ってるんじゃないですか?」
「私、決まった時間に家を出てるわけじゃないよ?」
とまあ、アッキーの話を聞いて、思ったことがありましてね。
家から出た時に出現率が高いって、ガミさんと一緒じゃないですか(ぇ
まあ、ガミさんの出現率が高い理由も未だに謎なんですけど。
色々と推測してみたんですけど、わからなかったですしね。
・・・と、ここで閃いたんです。
ガミさんの場合は違いましたが、そうして考えた推測の中に、今回は答えがあるかもしれないと。
「アッキー、家の鍵、貸してくれない?」
「え?」
「ちょっと調べたいことがあるから」
「危ないよ!私の部屋にヨッシーが入るのを見たら、あいつが何するかわかんないし!」
当然、アッキーは心配してたんですけどね。
「大丈夫だよ」
「私も行きますから!」
「はい!?」
いや、ミサの意見はないかと・・・。
そもそも、アッキーを1人にするのが1番良くないし。
てことで、何とか説得して、俺が1人で行くことにしましてね。
ついでに、あるものも持っていきます。
まあ、どこにやったか覚えてなくて、探すのに苦労したんですけどね。
以前、ガミさんの出現率の高さを疑問に思い、秋葉原で買ったものの、全く役に立たなかった盗聴器発見器の出番です(ぇ
詳しいことは知りませんが、盗聴器を使って音を聞くだけならイヤホンか何かを使って長期的に出来るはずです。
そんで、物音なんかがすれば、アッキーがいるってことがわかるし、話をしたりすれば誰かといるってこともわかります。
あの時は俺がアッキーと話してたわけだし、男がいるってわかったのも納得です。
といったことを考えつつも、やっぱり不安だったんで、ケイさんからもらった警棒をバッグに入れておきます(軽く危ないって!
ついでに、近くの店で帽子を買って、軽く正体を隠してみます(手抜きな変装
そんで、アッキーのマンションに到着しました。
本当はいけないんでしょうけど、玄関のパスワードも聞いたんで、すんなりと入りつつ、周りを警戒しながらアッキーの部屋に入りました。
さて、とりあえずドアを開け閉めする音や、歩く音なんかはしょうがないですからね。
もしも盗聴器があるとしたら、誰かが来たということが知られてる可能性があります。
そんなことを心配しつつ、盗聴器発見器を使ってみましてね。
・・・何か反応してる?(ぇ
家でやった時には、何もなかったのに、その時とは違います。
てことは、盗聴器がある!?
てか、ここまで来ると、さすがにうちらでどうこうって話じゃない気がします。
それこそ、警察沙汰じゃないですか。
と思ってたら、電話が鳴りました。
まあ、この前と同じように、取らないで放置してたら、留守電になりました。
そんで、向こうの伝言が聞こえてきましてね。
「おかえり。もしかして、あの男の家に泊まってたんじゃないよね?」
この言葉で確信を持ちました。
向こうは俺の姿を見ていないで、盗聴器による音だけに頼ってると。
ついでに、盗聴器発見器のブザーはあったものの、そこまで大きな音を出していないのに、誰かがいると判断してることから、結構目立つとこに盗聴器はありそうです。
・・・うん、てか、この前来た時にも違和感があった、『LOVE』の飾りが怪し過ぎます。
てことで、軽く調べてみて、普通にマイクらしきものを発見しました。
念のため、後でアッキーに誰からもらったものか確認しましょう。
まあ、まとめると、盗聴器入りの飾りをプレゼントした後、盗聴器が拾う音を頼りにアッキーを監視してたんでしょう。
多分、出掛ける準備なんかをすれば、服を出すためにタンスを開けたりするでしょうからね。
その音を頼りにすれば、アッキーがそろそろ外に出るって判断もつきますし、それで待ち伏せも出来ます。
とまあ、ここまで考えて、1つ見落としていたというか・・・。
今、外で待ち伏せされてるとしたら、結構まずいなと。
いや、俺の顔とかは向こうに知られてないと思うんです。
ただ、この部屋の玄関、マンションの外からでも普通に確認出来るんです。
てことは、アッキーの部屋を外から監視されてたら、完全にアウトです。
というわけで、向こうの電話の音を注意深く聞いてみます。
まあ、車の音なんかがしてるんで、外にいるってのはすぐにわかりましたけどね。
問題は、どこまで来てるかです。
とそこで、救急車のサイレンが電話の向こうから聞こえましてね。
すぐ近くを通り過ぎたって感じの聞こえ方でした。
そんで、窓に駆け寄り、確認してみましたが、ここから聞くとサイレンの音は遠いです。
てことで、まだ近くには来てないだろうと判断して、すぐにアッキーの部屋を出ました。
ただ、出る時にドアの音が鳴らないようにしつつ・・・ついでに盗聴器発見器のブザーを鳴らした状態で中に残してみました(ぇ
そんで、鍵もゆっくりかけて、すぐに部屋を離れます。
それから、すぐに帰らずに、あえてマンションの中で待機してみました。
そんで、少しした後、別の住人が出て行ったんで、それについていく形で出ましてね。
悟られないように携帯を見る振りをしながら、周りを確認。
何か、軽くスパイになった気分だぜ(不謹慎
そして、怪しい人物を見つけました。
多分、まだ中にアッキーがいると思ってるんでしょう。
じっとアッキーの部屋を確認してました。
そんで、電話で話をしてるみたいです。
耳にはイヤホンも・・・って明らか過ぎて逆にフェイクかと思っちゃいます。
とはいえ、特に声をかけることなく、この場は後にしましてね。
一応、後を確認しつつ、家に帰りました。
そんで、早速アッキーに報告しましてね。
「嘘・・・」
やっぱり、盗聴器入りの飾りはモトカレから渡されたものみたいです。
「あんなの、飾らないで捨てろよ」
「でも、せっかくもらったものだと捨てられないでしょ?」
てか、アッキーの微妙な優しさというか、拘りは何なんでしょうかね?
とはいえ、盗聴器があったという事実に驚きを隠せないようです。
「やっぱり、ケイさんに相談しない?」
「それは、待ってほしいの」
「じゃあ、どうすんだよ?」
といった話をしたんですけどね。
結局、今日も結論は出ませんでした。
てか、俺も何をやってるのかなって感じですしね。
最終的にどうしたいのかがわからないんで、とりあえず謎解きをしたわけですが、盗聴器があると突き止めたとこで、何も進展ないですし・・・。
とはいえ、冒頭に書いた通り、こんなことでも無駄にはならないと信じてみた1日でした。