基本的に単純です
2009/12/30(水)
てか、明後日で年越しってリアルに早いな~と思うヨッシーですよ。
さて、今日は特に予定なしって感じだったんですけどね。
親から電話があったんですよ・・・。
詳しい用件は言ってくれなかったんですが、また話がしたいとか、そんな感じです。
俺は断ろうかと思ったんですけど、行くべきなんだろうってのはわかってますからね。
てことで、出かける準備をしてたら、ミサが来ました。
「ヨッシーさん、遊びに行きましょう!」
「いや、悪いんだけど・・・」
とりあえず、親に呼ばれたって話を勢いで話しちゃいましてね。
「だったら、私も行きます!」
あ、こうなりますよね・・・。
そんなわけで、今日もガミさんとミサの2人が・・・
「お兄ちゃんは用事があるそうです」
訂正します。
ミサだけついてくるみたいです。
てか、よくあることだけど、ガミさんの用事って何なんだろ?
それはさておき、ミサと2人で向かいましてね。
正直なとこ、1人だと色々と不安もあるし、ミサがいてくれると助かります。
そんなこんなで目的地に到着。
今日は特にケンカしてる様子もなく、両親は普通に待ってました。
「先日は私と兄が失礼なことを言ってしまい、すいませんでした・・・」
最初にミサがそんなことを言ったんですけどね。
両親は特に怒ってたわけでもないし、笑顔で許してました。
「それより、今日はどうしたの?」
「ああ、ちゃんと会って、報告したいことがあったんだ」
父さんと母さんは軽く笑いましてね。
「また、2人で暮らすことにしたんだ」
・・・?
はい、急展開過ぎて、ついていけなかったです。
「どういうこと!?」
てことで、聞き返しちゃったんですけどね。
あれからも俺の言ったことなんかを2人で考えてくれたらしく、それで親子としての関係だけでなく、夫婦としての関係も作ろうって話になったとか。
正直なところ、単純だな~なんて思ったんですけどね。
考えてみれば、俺も単純です。
うん、きっと両親が単純だから俺も単純になったんでしょうね。
そんなことも思いつつ、せっかくだからと食事に誘われましてね。
俺もミサも暇だしってことで、近くのレストランに入りました。
てか、こういう時、明らかに高めなとこに入っちゃう辺りが、父さんです。
裕福な家庭に生まれておいて、こんなことを言うのはあれですが、俺的には家なんかで作れる料理の方が好きなんですけどね。
ガミさんの料理とか、ホント美味しいし。
とはいえ、たまにはこういう料理を食べるのも良いと考えます。
軽く箸が進んでいない感じになってますが。
ちなみに、ミサも俺と同じみたいで、箸があまり進んでないですね。
てか、俺、決めたことがあるので言ってみます。
「父さん、母さん、これは俺が勝手に決めたことなんだけど・・・」
昨日、ミサにも話してみましたが、それで考えを固めたんです。
「俺、来年の3月末までに、何かしらの答えを見つけようと思う」
来年の3月末までって行ったのは、やっぱり4月からスタートってとこが多いからって理由です。
あと関係ないとこでは、ガミさんがいるのも、それまでって話ですし。
とにかく、1つ区切りをつけるって意味では良いかなと。
「それまでに、将来の目標とか、仕事とか見つけてなかったら、父さんの会社で働かせてほしい」
こうやって、軽く真剣になってみて、それでもダメなら、そういう運命なんだろうと諦めます。
ただ、今まではそうやって真剣になったりしたことがないですからね。
「でも、仕事とか見つけることが出来てたら、その時は応援してほしい。勝手なこと言ってるけど、ダメかな?」
場合によっては、父さんの会社とライバル関係にある会社に入ったりすることもあるかもしれないです。
それでも、応援してほしいなんて、わがまま過ぎるんですけどね。
「俺、真剣に頑張ってみる。それで、ダメなら諦めがつくからさ。今の状態だと、父さんの会社に入っても、何も出来ないと思う」
本来の目的は、みんなに認めてもらえるだけの実力をつけてから、父さんの会社に入るというものです。
でも、しっかりとした目標を持った形で、父さんの会社に入るということになっても、良いかなと思うんです。
とにかく、今のダラダラとした自分は、変えますよ。
で、俺の言葉に父さんの答えはというと、
「おまえの将来だ。おまえが決めなさい」
と言ってくれました。
てか、自分の将来を、こんな真剣に考えてるのは、初めてのことかもしれないです。
両親への反発も兼ねて、とにかくダラダラしてましたからね。
今思えば、何を意地になってたんだかって感じですけど。
そんなこんなで、食事を終えて、帰ることにしたんですけどね。
「ミサちゃん、少しだけ親子だけで話がしたいんだけど、良いかな?」
母さんが、そんなことを言いました。
「はい、じゃあ、私は・・・」
「ごめん、じゃあ、コンビニで待っててもらって良い?」
「あ、はい」
母さんが真剣な様子だったんで、ここはミサに合わせてもらいましてね。
「話って何?」
「そうね・・・」
母さんは少しだけ、言葉に詰まってたんですけど。
「ミサちゃんと、ガミさんだったかな?2人に感謝しなさいよ」
「え?」
こんな風に言われる意味がわからないです。
「あの日、おまえが帰った後、あの2人は俺達に説教したんだよ」
「あ、そうなんだ・・・」
どんだけ~?って思ったんですけどね。
「ただ、言ってることは正しかった」
「え?」
父さんも母さんも、笑顔です。
「俺達が夫婦として、再スタートしようと思ったのも、2人のおかげだ」
「え、あ、そう・・・」
一瞬、そんなバカなと思いつつ。
思えば、俺も2人に色々と説得されて、結構変わったことがある気がします。
だから、何となく納得というか・・・。
うん、簡単に言えば、うちら親子は単純ってことですよ(ぇ
「あと、もう1つだけ」
「ん?」
そこで、母さんは笑いましてね。
「あなたも恋愛しなさい。あんなに良い子がそばにいるんだから」
・・・?
「いや、ミサはそういうんじゃなくて・・・」
「だったら、そういう風に考えてあげなさいよ」
「は?」
てか、何故に母さんまで、ミサと俺をくっ付けようとしてるのかは、わからないんですけどね。
言われてみれば、ミサのおかげで、色々と助かってることは確かにあります。
ちょっと前は妹っぽい感覚でしたが、ルリの登場によって、妹とは違うな~って感じてますし。
「まあ、考えてみるよ」
とはいえ、即結論は出ませんからね。
少しずつ考えることにします。
そんなわけで、ミサと一緒に帰りましてね。
ミサは終始、応援してくれるってなことをずっと言ってました。
てことで、今年も後わずかなんですけどね。
一足先に、新年の目標が見つかった1日でした。
うん、てか、やっぱり俺も単純だよな・・・。