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相変わらずの両親

2009/12/27(日)


思えば、自分の出来ることが増えてきてる気がするヨッシーですよ。

マサから出来ることをしろってメッセージをもらってから、とりあえず、色々なことをしてきました。

正直、無理じゃないかって思ってたことも、それなりには出来ましたし。


とはいえ、今日はどうなるかわかんないです。

てことで、両親に話をしに行きますよ。

両親に会うのは大分久しぶりです。

1年は会ってないですかね。

そんで、今日言おうとしてることは初めて言うことです。


・・・うん、やっぱ行きたくないですね。

とはいえ、行かざるをえないんですよ。

「ヨッシー、準備出来たよ!」

「私、この格好で大丈夫でしょうか?」

この2人がいるので・・・。

てか、ミサが自分の格好を気にしてる理由がわかんないし。

まあ、それ以前に会うのは夜なのに準備が早過ぎるよって感じなんですけど(現在は昼です


そんなわけで時間を適当に潰して、それなりな時間になったし、行ってみますか。

てことで、実家の近くの駅で待ち合わせなんで、向かいます。

ちなみに自分の実家は今いる場所から南にひたすら行って、東京を越えると着く感じです。

とはいえ、今、実家には母さんしかいないんですけどね。

都内に暮らしてる父さんにも来てもらうって感じです。


てか、会ったとして、どういうことを言おうか、しっかりとは決まってないんですよね。

てことで、電車で移動中に考えますか。

「私、この格好で良かったでしょうか?」

「いや、てか、何でそんなに気にしてるの?」

「ヨッシーさんの両親に会うと思うと、緊張してしまって・・・」


・・・何か、恋人が両親に会いに行く的なシチュエーションになってる気がしますが、俺の勘違いで良いんですよね?

まあ、ミサって人見知りですしね。

それで緊張してるんでしょう。


そんなわけで、ガミさんとミサ(主にミサ)と話してたら、特にあまり考えが浮かばないまま、着いちゃいましたよ。

時間的には丁度良い時間なんで、もう来てるかもしれないです。

てことで、待ち合わせ場所に向かいましてね。

俺の予想通り、両親2人ともいました。

さてと、さすがに俺も緊張してきましたね・・・。


なんてことを思ってたんですけどね。

俺が行った時には、既に両親がケンカしてたんです・・・。

まあ、俺から言わせれば、いつも通りなんですけどね。

久しぶりに会うのに、やっぱり変わってないです。


「父さん、母さん?」

「○○(俺の本名)、父さんと母さん、どっちと暮らしたい?」

「はぁ?」

「ずっと一人暮らしなんて危ないし、母さんと暮らしましょうよ」

「おまえに任せていたから、今、こいつは何もしないで・・・」


ああ、なるほど。

俺がまた親と一緒に暮らしたいって言うと、思ってるみたいですね。

そんで、俺が来る前から取り合いをしてたと。

ちなみに、ガミさんとミサは来た途端、こんな感じになってるわけだし、驚いちゃって何も言えないみたいですね。

てか、そんなガミさんとミサの困った表情を見てたら、何か悲しくなっちゃいまして・・・。


・・・というより、頭に来ちゃいましてね。


「・・・ふざけんなよ」

初めは小さな声で、両親は聞いてなかったんです。

相変わらず、言い争いしてましたし。

なので、まだ言わないって選択も出来たんですけどね。


「ふざけんなよ!」

結局、抑えられなかったです。

「そんな風に愛し合ってねえなら、何で結婚したんだよ!?愛し合ってねえなら、何で子供なんて産んだんだよ!?」

こんな風に、俺が感情をぶつけることは初めてですからね。

両親は当然、驚いてました。


まあ、本当は色々と話す予定だったんですけどね。

ここにいたくなくて、すぐ帰ることにしました。

「ヨッシー、待ってよ!」

ガミさんやミサが止めようとしたんですけどね。

俺は2人も置いて、帰っちゃいました。


まあ、完全に頭に来たってやつですね。

途中でミサからメールが来ても返さないで、家に帰った後は誰かが来ても出ないで、閉じこもってましたし。


そんなわけで、両親と話をするというのは、相変わらず出来ないことだとわかった1日でした。

てか、ホント相変わらずですね・・・。

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