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準備しますか

2009/12/12(土)


1212って、数字が並ぶと、何だか気分が良いヨッシーですよ。

と言いつつ、1111みたいに同じ数字だけが並ぶのは微妙なんですけど(謎の拘り


そんな話はさておき、今日はルリやレミさんがいる、児童養護施設へ行くことになってます。

てことで、ガミさんと一緒に行きますか。

ちなみに、出発時点で気付いたんですけどね。

ガミさん、3個ほどフリスビーを持ってます。


「それ、持っていくの?」

「うん、みんなで遊ぼうと思って!」

もはや、クリスマスパーティーの準備を手伝いに行くって目的を忘れてる気配ですが、まあ、良いでしょう。

そもそも、俺も何をやれば良いかわかんないですしね。


そんなこんなで到着。

「ヨッシーお兄ちゃんだ~!」

てか、俺、子供にモテモテなんだぜ。

「ヨッシー君、ガミ君、いらっしゃい」

とりあえず、レミさんは笑顔で迎えてくれました。


「ホントに来たんだ・・・」

まあ、相変わらずケンカを売ってきてる人もいますが、無視します。

とりあえず、何をするかもわかってないし、レミさんから話を聞きましょうか。

てことで、色々と聞きましてね。

「今日はツリーの飾り付けをお願いしたいの」

とのことです。


そういえば、ここについて詳細を書いたことはほとんどないんで、補足します。

敷地的には、広場なんかもあるし、結構広いです。

そんで、施設そのものについては、小さめの幼稚園を想像してもらえると近いかもしれないです。

子供達は合計7人で、1人1部屋あるそうです。

あとはレミさんが基本的に住み込みでいると。


そんで、話を戻しますが、広場には大きめの木があるんです。

鬼ごっこの時、切り返しに活用させてもらってたんですけどね。

その木に飾り付けをして、クリスマスツリーにしようというわけです。


「あと、この時期は忙しくて、毎年ボランティアをお願いしてるの。もし良かったら、それもお願い出来ないかな?」

「やります!」

「詳細を聞かずに引き受けるなよ!」

ガミさん、悪徳商法とかに引っ掛かる性格でしょうね。


「別に簡単だよ。料理を作ったり、洗濯したり、大家族にいるような感覚と似てるかな」

それ、この人数が相手だと十分、大変なような・・・。

さらにパーティーの準備ってことで、子供達と一緒に飾り付けなんかをするとなると、確実に抱えきれなくなっちゃいますよね。


「2人とも、みんなに好かれてるし、お願いしちゃダメかな?」

「やります!」

「答えが早いって!」

まあ、俺の答えも決まってますけど。


「うちらで良ければ手伝いますよ」

「ありがとう」

てことで、しばらくは毎日ここへ来ることになりそうです。


その後、俺はツリーの飾り付けを手伝いましてね。

ガミさんは夕食作りをやることになりました。

「ヨッシー?」

ちなみにルリは飾り付けにも参加してません。

ただ、途中でこんな感じに声をかけてきましてね。


「これから頻繁に来るわけ?」

「まあ、そうなるかな」

「最悪」

「はぁ!?」

てか、前よりも俺に対する態度がひどくなってるし!


その後、結構な時間が流れましてね。

まだツリーの飾り付けは途中だったんですけど、明日もあるからってことで、夕食にすることにしました。

「美味しい!」

「ガミお兄さん、料理上手!」

おっと、ガミさんの株が急上昇なんだぜ。

まあ、ホント、料理の腕だけはすごいですしね。


そんで、その後は軽く雑談してから、帰ることにしました。

てか、前も言ったと思いますが、子供達の体力って、ホントすごいです。

付き合ってるだけでヘトヘトになっちゃいましたよ。


「今日はフリスビーで遊べなかったから、明日遊ぼうね!」

・・・体力ないくせに、そんだけやる気になれるガミさんって不思議。


まあ、でも、自分も子供と遊ぶのは嫌いじゃないんで、それなりに楽しめた1日でした。

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