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俺の出番です

2009/04/24(金)


ジュースよりも水が好きなヨッシーですよ(健康的だ


昨日、ありえないほど、へこんでいたガミさんですが、今日はどうでしょう?

突撃レポートしちゃいます(ぇ

まあ、普通に家に行ったわけですが、ノックしても出て来ないということで、今日も勝手に入ることに(マテ


奥へ進むと、真っ白に燃え尽きたぜって感じに落ち込んでいるガミさんが・・・って、昨日と同じ姿勢なんだけど!?

あんた、食事とかちゃんと取ってますか!?

まあ、偶然同じ感じだっただけで、ご飯を食べた跡もあったし、ルービックキューブはバラバラになってたし(当然、戻しました)、動いてはいるみたい。

でも、今日もありえないへこみ具合ですよ。


「みーちゃんのお見舞い、今日も行かないの?」

「僕はもう来るなって言われたから、行けないのさ・・・」

いや、何かキャラが変わってるし!

そんなしゃべり方じゃなかっただろ!


まあ、昨日と同じようにガミさんは立ち直れていないようです。

でも、手術に不安を持っている(しかも不機嫌になっちゃってる)みーちゃんのことも、少し心配です。

てか、そばで暖かく見守っていただけで、ガミさんをサポートしなかった俺にも0.01%程、責任があると思うし(少な過ぎだよ!

そんな考えから、俺は決心しました。

いよいよ、俺の出番かなと(遅いよ


「俺、みーちゃんのお見舞い行ってくるよ」

「え?」

「俺は来るなって言われてないし」

・・・多分。

うん、ガミさんが言われただけで、俺は言われてないはず。


俺の提案にガミさんは少しだけ立ち直った様子を見せ、

「ヨッシー、頼んだ・・・」

だから、キャラがおかしいって!

とまあ、ツッコミは置いといて、

「俺に任せとけ!」

と乗ってみました。


さて、1人でお見舞いに行くのは初めてです。

病院へ行き、受付を済ませる際、みーちゃんの本名を忘れてて戸惑ったり、病室がわからず、色々な階をうろついたり。

結果として、とてもスムーズに、みーちゃんの病室へ到着しました(この人、嘘ついてます


みーちゃんは1人、寂しそうに窓の外の景色を見てました。

「みーちゃん?」

「あ、ヨッシー!」

お、普通に機嫌良いじゃん。

俺、ジュースとか、あまり好きじゃないから、差し入れとか持ってきてないのに、とっても笑顔です。

・・・てか、これが普通なんだけどね。


「昨日、来れなくてごめんね」

「ううん」

「あと、ガミさんは病気で来れなかったんだよね」

病名はへこみ病です。

「そっか・・・」

ガミさんが来ないと知り、みーちゃんは残念そうです。

てか、やっぱりガミさんは嫌われたわけじゃないよね。


その後、流れ的にガミさんの話になりました。

ガミさんと出会ったのは入院や手術について話を聞いた後で、その時、みーちゃんは不安で一杯だったそうです。

そんな、みーちゃんの不安な様子を気にして、声をかけたのがガミさんでした。

そして、みーちゃんが入院すると聞いて、ガミさんはお見舞いに行くことを約束したそうです。

そのおかげで、みーちゃんは少しだけ手術に対する不安も和らいでいたと。

てか、ガミさん、いい奴じゃねえか!


それなのに、あんな風に変な気を使われたり、手術について聞かれたりといったことがあり、少しムカッときてしまったようです。

まあ、この辺は俺の予想通りってか、だったら止めろよって意見はスルーします(ぇ


てか、うちらが来ることって、みーちゃんにとっては結構、気分転換になってたんですね。

あと、いつもはガミさんがいるから、軽めにしか話してないけど、みーちゃんと2人で話して、何となく色々なことがわかりました。

手術についても、手術が怖いってことだけでなく、その後のリハビリに対する不安とか、歩けるようになったからといって何が変わるのかといった疑問とか、そんなのもあるようです。


とりあえず、今日は、みーちゃんの親が来たところで切り上げて帰ることにしました。

あと、明日はガミさんも病気を治して、普通に来れるかもと言っておきました。

まあ、何とか説得して、連れて来るか~というわけですけど。

あのへこみ具合だと厳しいですが、頑張ってみましょう。

というわけで、よくわからないけど、謎のやる気が出てきた1日でした。

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