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レミさん、ガンバ!

2009/11/26(木)


何だかんだで、今回がラストチャンスな気がしてるヨッシーですよ。

てか、今までケイさんの説得を色々な形でしてみましたが、レミさんから言ってダメだったら、もう打つ手ないな~と思いましてね。


さて、とりあえず、アッキーから、一足先にレミさんのとこへ行くって連絡がきましてね。

俺も、ケイさんを連れて行こうと家を出ることにしました。

ちなみに、ケイさんを連れて行くってことなら、ガミさんが一緒の方が楽かもしれないと思ったんです。

何だかんだ、ガミさんとケイさんって、メチャクチャ仲良いし、一緒にパトロール行きましょう!とか言ってくれれば、それで解決だと思いますし。

てことで、ガミさんに声をかけました。


「ごめん、今日こそ、通販で頼んだ商品が来るかもしれないから・・・」

・・・昨日、来るんじゃなかったのかよ!?

あと、別にいないならいないで、連絡するなりすれば、再配達してくれると思うんですけど?

まあ、なるべく早く欲しいって考えもあるようで、今日も自宅待機だそうです。

てか、ガミさん、今回は全然参加してこないってか、ほとんど何もしてないです。

いつもは無駄に参加してきて、邪魔ばかりしてくるんですけどね。

というより、今回は珍しくガミさんに手伝ってほしかったのに・・・。


そんなわけで、俺1人でケイさんのとこへ行きましてね。

「何か、レミさんがケイさんに会いたがってるみたいですよ」

てことで、連れて行きます(あなた、嘘ついてません?


ちなみに向かってる途中のことです。

アッキーからメールが来ましてね。

内容はと言うと、


『こっちは一応、準備オッケーだよ。ケイさんを連れてきて』


とのことです。

・・・おお、俺、先を読んで、既に行動してるじゃないですか~(マテ

うん、昨夜は酔っ払ってたせいで適当に聞いてたんですが、思い返してみれば、メールすると言ってた気がします。

でも、結果オーライでしょ。


てことで、アッキーのメールを受けてから、数分でレミさんとこへ到着です。

「早くない?」

「俺、優秀だから」

「ヨッシー・・・」

はい、普通にアッキーのメールを待ってなかったことがばれて、怒られましたよ(ザマーミロ

あ、そういえば、平日の昼間ってことで、ルリがいませんね!(そこ、喜ぶとこ?


「レミ、話って何だ?」

「あ・・・うん」

さて、アッキーがどんな話をしたのかは、わかりませんが、上手くいきますかね?


「私・・・ケイ君がいなくなると、寂しいかな」


お、レミさん、頑張ってる気がする!

こんな感じで押せば、ケイさんの心も揺らぐかもしれないですよ!

ただ、ここでアッキーの表情が、何だか微妙でしてね。

何か、残念そうな表情だったんですよ。


「でも、ケイ君が夢を諦めるのは、もっと寂しいから」


・・・え?

てか、これって・・・。


「だから、ケイ君、頑張ってね!私も応援してるから!」


・・・あれ?

「どういうこと?」

「後で話す」

まあ、アッキーにそう言われちゃったんで、後で聞きますか。


「・・・わかった。ありがとう」

「突然、こんな風に言って、ごめんね。でも、改めて自分の気持ちを言いたかったから」

「レミに、そんな風に言ってもらえて嬉しいよ」

「それなら、良かった」


そんな感じで、話は終わっちゃいましてね。

結局、ケイさんの説得はしないままでした。


その後、アッキーと2人で喫茶店に入りましてね。

「レミさんに、素直な気持ちを聞いてみたの」

何があったのか、話してもらいました。


とりあえず、アッキーはレミさんの素直な気持ちを、まず聞いたそうです。

それで、やっぱりレミさんはケイさんと離れたくないって気持ちを持ってたそうなんですけどね。

「だけど、ケイさんに夢を叶えてほしいって気持ちの方が強いんだって」

「そっか・・・」

てか、アッキー、メチャクチャ落ち込んでますね・・・。

「でも、レミさんも大人だよね。私なら、好きな人と一緒になりたいって気持ちの方が強くなっちゃって、多分、止められないもん」

「まあ、別に大人とか子供とかじゃなくて、人それぞれなんじゃないの?」


でも、これで完全に手詰まりですね。

とはいえ、結構、色々なことをやったんで、納得はしてる1日でした。


・・・いや、理由はわからないんですけど、何だかしっくりこないですね。

といっても、手詰まりじゃ、しょうがないですけど・・・。

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