表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
232/390

ため息の理由

今回より、新章『ヒーローの悩み』が始まります。

今まで、頼れる大人として様々な場面で助けてくれた、ケイさんを中心とした章になります。

2009/11/17(火)


風邪も治ったしってことで、ポチの散歩に行ってきたヨッシーですよ。

てか、ポチは人に懐きやすいというか、言うことを聞いてくれるので、散歩が楽なんですよね。

時々、犬に振り回されてる人なんかを見ることがありますが、そんなこともないですし。


で、ポチの散歩が終わって、家に帰ったら、丁度ガミさんが来ました。

てか、ガミさん、こうやって直接会うのは数日ぶりですね。

まあ、ガミさんが来た理由は何かと言いますと、

「久しぶりにケイさんのところへ行こうよ!」

てことだそうです。

言われてみれば、ケイさんとは全然会ってなかったですね。


てことで、ガミさんと一緒にケイさんがいる交番まで行きましてね。

「久しぶりだな」

ケイさんは、いつも通り笑顔で迎えてくれました。

そんで、軽く話を始めたんですけどね。


「最近は事件など、ないんですか?」

いや、ガミさん、前のヌンチャクマン騒動みたいに面倒なことになる気がするから、そんな質問しないで下さい。

「そうだな・・・不良達が集まってるらしく、何をするかわからないから、警戒するように言われてるな」

ほら、フラグっぽいのが来ちゃったじゃん。

てことで、今度は不良達との死闘を描く、ガミさん無双が始まりますよ(ナイナイ


まあ、そんなこんなで、色々と話をしてから、帰ることにしたんですけどね。

ちょっとだけ、気になることがあったんです。

「ケイさん、ため息ばかりついてたけど、何かあったのかな?」

やっぱり、ガミさんも気付いてたみたいですね。


ケイさん、何か悩んでる雰囲気だったんですよ。

普段はポジティブなイメージが強くて、ため息をついてるとこなんて見たことがなかったんで、気になりましてね。


「まあ、仕事が忙しいとかじゃない?不良がどうこうとか言ってたし・・・」

「ヨッシー、甘いよ!」

・・・はぁ?

「ケイさん、きっと何か悩んでる。僕らで元気付けようよ!」

「いや、だから、何でそうなるわけ?」

「いつも、ケイさんに助けてもらってるじゃん!だから、今度は僕らが助ける番だよ!」


いや、俺が聞きたいのは、なぜにいつも同じ発想なのかなんですけど・・・。

まあ、ガミさんの言う通り、いつも助けてもらってますし、何か力になれることがあるなら、力になりたいですからね。

そんなわけで、明日、ケイさんに何か悩んでるんじゃないか的なことを聞くことにした1日でした。


・・・いや、いつもそうしてるけど、ケイさん相手にそれはまずくない?

まあ、ガミさんがそうすると決めちゃったので、逆らいませんよ・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ