ため息の理由
今回より、新章『ヒーローの悩み』が始まります。
今まで、頼れる大人として様々な場面で助けてくれた、ケイさんを中心とした章になります。
2009/11/17(火)
風邪も治ったしってことで、ポチの散歩に行ってきたヨッシーですよ。
てか、ポチは人に懐きやすいというか、言うことを聞いてくれるので、散歩が楽なんですよね。
時々、犬に振り回されてる人なんかを見ることがありますが、そんなこともないですし。
で、ポチの散歩が終わって、家に帰ったら、丁度ガミさんが来ました。
てか、ガミさん、こうやって直接会うのは数日ぶりですね。
まあ、ガミさんが来た理由は何かと言いますと、
「久しぶりにケイさんのところへ行こうよ!」
てことだそうです。
言われてみれば、ケイさんとは全然会ってなかったですね。
てことで、ガミさんと一緒にケイさんがいる交番まで行きましてね。
「久しぶりだな」
ケイさんは、いつも通り笑顔で迎えてくれました。
そんで、軽く話を始めたんですけどね。
「最近は事件など、ないんですか?」
いや、ガミさん、前のヌンチャクマン騒動みたいに面倒なことになる気がするから、そんな質問しないで下さい。
「そうだな・・・不良達が集まってるらしく、何をするかわからないから、警戒するように言われてるな」
ほら、フラグっぽいのが来ちゃったじゃん。
てことで、今度は不良達との死闘を描く、ガミさん無双が始まりますよ(ナイナイ
まあ、そんなこんなで、色々と話をしてから、帰ることにしたんですけどね。
ちょっとだけ、気になることがあったんです。
「ケイさん、ため息ばかりついてたけど、何かあったのかな?」
やっぱり、ガミさんも気付いてたみたいですね。
ケイさん、何か悩んでる雰囲気だったんですよ。
普段はポジティブなイメージが強くて、ため息をついてるとこなんて見たことがなかったんで、気になりましてね。
「まあ、仕事が忙しいとかじゃない?不良がどうこうとか言ってたし・・・」
「ヨッシー、甘いよ!」
・・・はぁ?
「ケイさん、きっと何か悩んでる。僕らで元気付けようよ!」
「いや、だから、何でそうなるわけ?」
「いつも、ケイさんに助けてもらってるじゃん!だから、今度は僕らが助ける番だよ!」
いや、俺が聞きたいのは、なぜにいつも同じ発想なのかなんですけど・・・。
まあ、ガミさんの言う通り、いつも助けてもらってますし、何か力になれることがあるなら、力になりたいですからね。
そんなわけで、明日、ケイさんに何か悩んでるんじゃないか的なことを聞くことにした1日でした。
・・・いや、いつもそうしてるけど、ケイさん相手にそれはまずくない?
まあ、ガミさんがそうすると決めちゃったので、逆らいませんよ・・・。