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2009/11/15(日)


風邪が治ったヨッシーですよ。

てか、1日で治っちゃいましたね。

とはいえ、微熱っぽいと言えば、そんな気もしますし、ぶり返したら面倒なんで、今日は安静にしてますけど。

まあ、家にいないといけない理由が他にもありますし・・・。


「ミサ?」

とりあえず、ミサは昨晩、ホントに泊まっていったんです。

まあ、家は2DKなんで、当然別の部屋で寝ることにしましたけどね。

なかなか起きてこないな~ってことで、様子を見に行ったんです。


「ヨッシーさん、おはようございます・・・」

ん?普通に元気ないし。

「大丈夫?具合悪そうだけど?」

「何だか頭が痛いです・・・」

・・・って、完全に俺の風邪がうつってる気がするし!


てことで、とりあえず熱を計ってもらいましてね。

その間にガミさん宅へ行き、ミサが風邪引いたっぽいことをドア越しに伝えておきました。

まあ、俺も風邪治ったばっかだし、開けてくれなかったってやつです。

そんで、すぐに戻って、ミサの熱を確認しましてね。


40.3


おぉ、体温40代とか初めて見たから感動なんだけど!

・・・って、普通に高過ぎるだろ!

結構、危険な状態だし!


「おかしいですね。バカは風邪を引かないのに・・・」

「てか、それ、ガセネタだから」

そもそも論で、ミサはどちらかと言えば、天才肌なとこあるし。


「とりあえず病院行く?」

「病院は嫌いなので行きたくないです。薬も嫌いなので・・・」

俺と同じこと言ってるし・・・。

いや~、運命感じますね(ぇ

とまあ、バカな冗談はほどほどに。


とりあえず、俺が昨日使ってた氷枕と湯タンポを使いましょう。

そんで、俺もそうだったけど、後は寝るのが1番ですからね。

ただ、風邪で色々と不安になってるのか、ミサはなかなか寝付けないようでした。

てことで、少しだけ話し相手になってあげましてね。


「・・・ヨッシーさん?」

「ん?」

「私にもしものことがあったら、お兄ちゃんをよろしくお願いします・・・」

「大げさだっての・・・」

てか、よろしくお願いされても困るし(ヒド

「あと、私・・・ヨッシーさんのことが好きです」


・・・ついでな感じに告白された!?

まあ、恋愛的な意味じゃなく、人として好きって意味でしょうけどね。

「まあ、ありがと。とりあえず、俺は1日家にいるし、安心しなよ」

「はい、そうですね」


そんなこんなで、少し話してたんですけど、ミサは何とか寝てくれました。

そしたら、ガミさんがお粥を作ったってことで、来ましてね。

まあ、当然、家の中には入らず、ドア越しに話すことになったんですけど。

「お粥、ヨッシーの分も作ったから食べて」

「ああ、ありがとう」

「ここに置いておくね」

外に置いてもらったんで、早速取ろうかと思い、ドアを開けようとしたんですけどね。


・・・嫌な予感が!?


と、ニュータイプばりに危険を察知しましてね(キュピーン!

ゆっくりとドアを開けてみました。

そしたら、案の定、ドアにお粥がコツ!って当たりましてね。

勢い良く開けてたら、お粥をこぼしちゃうとこでした・・・って、こんなトラップいらないから!


まあ、とりあえず、俺の分だけ食べましてね。

いや~、それにしてもガミさんのお粥はホントに美味しいです。

今度、レシピでも教えてもらおうかな。


とそこで、誰かが来ましてね。

「ヨッシー、元気になった?」

来たのはアッキーでした。

「ああ、良くなったけど・・・てか、何で、俺が風邪引いたのを知ってる雰囲気なの?」

「昨日来たら、ミサが出て、そう言ってたから」


そこで、アッキーはニヤリとしましてね。

「女の子に看病してもらうなんて、良い身分だね」

「いや、別に・・・てか、ミサにうつっちゃったみたいで、今は俺が看病してるし」

「・・・ミサ、ヨッシーの家にいるの?」

あ、面倒なことを言っちゃったかも。


「別に何もしてないからな?てか、ガミさんが風邪うつされたくないって言って、家に閉じこもってるから、しょうがなく・・・」

「もしかして、昨夜はヨッシーの家に泊まったとか?」

いや、読みが的中しまくりなんですけど!?


そんな感じに、その後も色々と言われて、結構もめたんですけどね。

とりあえず、無理やりな感じで納得させて、帰ってもらいました。

とはいえ、後日また言われそうですけど・・・。

まあ、アッキーの言うことが1番正しいと思いますよ。


そんで昼ぐらいになったら、ミサが目を覚ましたので、ガミさんのお粥を食べさせましてね。

「具合はどう?」

「はい、少しだけ楽になりました」

「明日、大学あるかもしれないけど、大事を取って休みな」

「はい、そうします」


で、またミサは寝ましてね。

うるさくするわけにもいかないんで、俺はパソコンでBGMを作ったりして、時間をつぶしました。

てか、結構集中出来て、何曲か出来ましたよ。

これで、ガミさんがBGMを使いたいって言ってきても、困らないんだぜ!

それより、ミサが近くで寝てるのに、普段と変わらない感じで過ごせてることが逆に不思議ですが、スルーします。

まあ、当たり前ですけど、途中で湯タンポのお湯を変えたり、氷枕の氷を変えたりしてあげましたよ。


そんなこんなで、夜にまたミサが起きたんで、熱を計りました。

37度まで下がってました・・・って、うちら治るの早いね。

1日寝るだけで、ほぼ治るみたいです(免疫力があるってことかな?


まあ、昼頃に言った通り、大事を取った方が良いってことで、明日は大学を休むそうですけどね。

てことで、今夜もミサは泊まっていくらしい1日でした。

・・・うん、てか、何かもう兄妹みたいになっちゃってますね。

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