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希望者がいました

2009/11/07(土)


前も書いたかもしれませんが、パソコンの未読メール1000通をどうしようか、迷っているヨッシーですよ(いっそ消せよ

まあ、でも、最新のメールは上に来るんで、わかるじゃないですか?

てことで・・・


「飼い主希望の人からメール来たよ」

実は昨夜、寝る前に確認したところ、メールが来てたんですよ。

そんで、こっちから返したりもしてたんですけどね。

トントン拍子で話が進みまして、今日、その人と会うってとこまで話を持っていけたんです。

いや~、何か急展開な気もしますが、ガミさんが来てからはよくあることなんで、気にしません(ぇ


「ポチ、良かったね~!」

とりあえず、ガミさんは大喜びです。

てか、短い間だったけど、これでポチとお別れか~と思うと、何だか寂しくもありますね。

やっぱり俺、新しい飼い主にポチを渡す時、号泣しちゃうかもしれません(リアリー?


てことで、ガミさんと一緒に待ち合わせの公園まで行きましてね。

お互い、すぐにわかったんで、スムーズな感じで会えました。

ちなみに、来た人は少し年上に見える女性でした。

「初めまして。わざわざ来て頂き、ありがとうございます」

「あ、やっぱりそうだ・・・」


・・・?

女性が謎なことを言ってるな~と一瞬だけ思いましたが、すぐにピンときましてね。

「この犬、知ってるんですか?」

「あ・・・はい」

「・・・あなたが捨てた犬ですか?」

その質問に女性は答えなかったです。

どうやら、図星みたいですね。


「何で、捨てたんですか?」

「うちの犬が子犬を産んで、初めは世話をしようとしたんだけど・・・」

まあ、話を聞いたところ、元々飼っていた犬が子犬を出産して、2匹の世話は出来ないからとか、そんな理由のようでした。

この時点で、だったら何しにここへ来たのかな?って思ったんですけどね。


「捨てた後、心配になって、捜しに行っても見つからなくて、調べていた時に飼い主募集の掲示板で、あなたの書き込みを見て・・・」

一応、飼い主希望であることに変わりはないようです。

まあ、飼い主希望というよりかは、改めて世話をする的な感じですけど。

何はともあれ、これで飼い主が見つかりました。

てことで、ポチを渡そうとしたんですけどね。


「あなた、本当に世話出来るんですか?」

ガミさんが、そんな質問をぶつけちゃいましてね。

「ただ、かわいそうとか、そんな気持ちで一時的に引き取って、また困ったら捨てるんじゃないですか?」

・・・いや、ガミさんもかわいそうとか、そんな気持ちで世話も出来ない癖に拾ってきたやん!

まあ、話がもつれそうなんで、そのツッコミは心の中だけにしましたけど(俺、大人だ


「もう絶対に捨てないですか?」

「それは・・・」

そこで、その人は答えに困ってしまいましてね。

それを見て、ガミさんがヒートアップしちゃいました。

「あなたには任せられないです!」


・・・いや、てか待ってよ!

現状、ポチの世話をしてるのは俺ですよ?

なのに、ガミさんの一存で断ろうとすんなよ!

てなことを思いましてね。

ちょっと俺も話に参加しましょう。


「俺もあなたには任せられないと思います」


・・・はい、俺、やっちゃいましたね。

いや、何て言うんですかね?

俺もガミさんと同じ考えだったんですよ。

その人の印象が、あまり良く感じられなかったというのもありますが、何だか任せたくなかったんですよね。

他に世話してくれる人がいないなら、私がしますよ~みたいな態度に感じられましたし。

だったら、もっと良い人を探しますって思っちゃったんですよ。


まあ、少しの間とはいえ、世話をしていたわけだし、ポチに情が移ってたのかな~とも思いますけど。

そんなわけで、せっかくの話でしたが、断る形を取りました。

てことで、他の希望者からメールが来ることに期待しますか~。


「ヨッシー!」

「ん?」

あ、何かガミさんが面倒なことを言うフラグを感じます。

「もう、ネットで募集かけるのやめようよ!」

ワーイ、予想が当たったぜ~って、喜んでる場合じゃないし!


「何でだよ!?」

「だって、そもそも見ず知らずの人にポチは任せられないよ!」

おっと、そんなとこまで考えが行っちゃいましたか~。

「じゃあ、どうすんの?」

「わからないよ!」

「わかんないなら、引き続き募集かける方が・・・」

「他に良い方法は思い付かないけど、それは嫌なの!」


うわ、マジで面倒だ~。

てことで、軽くケンカになっちゃったんですけどね。

とりあえず、俺が折れて、募集は取り止めにしました。

てか、ガミさんの言っても聞かない性格は、ずっとこのままなんですかね・・・。


そんなわけでポチの飼い主探しが、何だか厳しくなってきた1日でした。

さてと、何か良い策を考えますかね・・・。

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