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ステップアップ

2009/10/30(金)


少しは成長しないとな~って思ってるヨッシーですよ。

なんてことを時々言いながら、未だに成長してないんですけどね。

そのうちとか、そんな風に思ってるのがいけないんですかね?


さて、俺と同じように成長しない人と言いますかね。

「ヨッシー、お願いがあるんだけど!」

ガミさんがやってきました。

「何?」

「絵、書いてよ!」


・・・?

俺、スランプ中の画家だなんて設定ありましたっけ?(ナイナイ

てか、相変わらず急展開な話を振ってくるな・・・。


「どういうこと?」

「そろそろ僕もステップアップしようと思ったんだよ!」

「ああ、なるほど」

って、適当に返事しちゃったけど、やっぱり意味わかんないし!

何で、ガミさんのステップアップで、俺が絵を書かないといけないんだよ!?


そんなわけで、意味がわからなかったんですが、色々と整理しましてね。

ガミさんが作るゲームの中で、絵を使いたいということみたいです。

ただ、何をやって良いのかわからなくて、俺に頼んできたと。

確かに、今まで、ガミさんのゲームは絵を使ってなかったですもんね。

いや~、ついにステップアップですか~。


うん、何でこんな簡単なことを理解するまでに5分ぐらい使っちゃったんだろう・・・(ぇ

確実に無駄な時間だったよ。

ついでに、理解出来たところで別の問題があるし。


「てか、俺も絵とか苦手で、いつも適当なんだけど?」

頼む人を間違えてるっての。

「ネットを探してみれば、素材って感じで色々とあるし・・・」

「そんな、見ず知らずの人が描いた絵を使うなんて嫌だよ!」

・・・いや、何だよ、そのこだわり!?


「てか、何で絵が必要なの?」

「シミュレーションRPGを作りたいから・・・」

・・・いや、ステップアップし過ぎじゃね?

まあ、俺が貸した本にサンプルが載ってたんで、それを基にすれば、すぐ出来そうですけど。


「じゃあ、プレイヤーキャラと敵キャラの絵があれば良いってこと?」

「うん!お願い!」

「てか、俺は描けないっての!」

「だったら、描けるように覚えれば良いんだよ!」

・・・とても面倒なことを言ってる。


「だったら、ガミさんが覚えろよ!」

「それだと、時間がかかっちゃうよ」

「いや、俺でも変わらないでしょ・・・」

「ヨッシー、物覚え良いから、すぐ描けるようになるよ!」

うわ、謎の過大評価が来た!?


まあ、こんな時はいつも通りと言いますかね。

「わかった、やってみるよ」

俺が折れる形になっちゃうんですよね・・・。

「てか、ドット絵で良いんだよね?」

「ん?」

「何か、小さくて細かい感じの絵でしょ?」


昔のRPGなんかで定番でしたよね。

てか、3Dとかが流行ってる時代に、ドット絵を覚えるって、あれですよね。

何か、時代に逆行してるというか、何というか・・・。

とはいえ、アナログ思考のガミさんからしたら、十分デジタルなのかもしれませんね(謎の発想


「ところで、キャラはどんなのが良いの?」

まあ、RPGなら、プレイヤーは勇者で、敵は獣っぽいので良いと思いますけどね。

「宇宙戦士が主人公で、敵はエイリアンにして!」

・・・どんな設定だよ!?


「てか、それなら背景はどうする?建物とかあった方が良い?」

「いや、誰もいない星が舞台だから、月の表面みたいなのにして!」

「え、それだと、障害物とかないの?」

全フィールド移動可能ってのは、微妙じゃないですか?

障害物とかないと、敵から逃げたりも出来ないですし。

しかし、ガミさんはしっかり考えてるんです。


「宇宙を背景に地面があって、あとは所々穴が開いているの!穴から、背景の宇宙が見えるようにしてくれると良いな!」

「ああ、了解」

・・・?

いや、冷静に考えたら、言ってる意味がわかんないし。

宇宙に平面な地面が浮かんでいて、そこが舞台って感じになっちゃうんですけど・・・。


まあ、とりあえずは描いてみてから詳細を詰めますかね(軽く投げました

そんなわけで、ドット絵の描き方なんかを勉強することになっちゃった1日でした。

音楽理論の勉強もしてるのに、面倒なことこの上ないですよね。


でも、本屋でドット絵について書かれた本を買ってみましたよ(無駄にやる気

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