ピアス交換
2009/10/25(日)
さてと、いよいよセカンドピアスに交換してもらう日を迎えたヨッシーですよ。
まあ、ぶっちゃけ、開けた時ほどの感動はないんですけどね。
とりあえず、朝、ミサが家に来ました。
てか、ミサは別に地元の皮膚科に行けば良かったんじゃないかと思ったり。
いつも言ってるけど、遠いんだし、ここまで来ることないでしょ。
そんなことも思いつつ、皮膚科へ行き、ピアスを交換してもらいました。
まあ、俺は前も書いた通り、ビーズみたいのがついたシンプルなやつにしたんで、付けてる印象は特に変わらずです。
問題はミサの方。
「何だか、耳が重いです・・・」
イヤリングみたいのにしたので、普通に違和感ありまくりみたいですね。
「でも、似合ってるよ」
「ホントですか!?ありがとうございます!」
そこで、ミサは勢い良く頭を下げましてね。
当然、その勢いでピアスも揺れます。
「何だか、耳が引っ張られます・・・」
「てか、皮膚科の人にも言われただろうけど、引っかけないように気を付けなよ?」
「はい、気を付けます」
まあ、ミサ、普段から危なっかしい感じなんで、ちょっと心配ですね。
そんで、家に帰ったら、スポドリ&アップルが来てて、ガミさんが話してました。
「2人とも来たんだ?」
「あ、こんにちは。兄貴、ピアス変えたんですね」
「うん、さっき交換してもらった」
「自分の体に穴を開けるなんて、やっぱり信じられないよ・・・」
うん、ブツブツと言ってる人がいますが、スルーします。
「ところで、今日はどうしたの?」
「あ、昨日の礼を言いに来ました。ありがとうございました」
アップルがそんな感じに礼を言ってくれましてね。
「俺は親に話をしに行っただけだし、ホント大したことしてないよ」
「何があったんですか?」
「まあ、色々とね」
何も知らないミサに、軽く説明だけしましてね。
「でも、何で親に伝えなかったんだよ?最初からそうしてくれれば、すぐ解決したのに・・・」
「俺が思うに、親に迷惑をかけたくなかったんでしょ?」
「はい・・・」
と、そこでガミさんに火が点いちゃいましてね。
「アップル、子供が親に迷惑をかけるのは当たり前なことだよ!」
「え?」
「それに、親はいつだって、子供の心配をしてるものなんだから!」
「・・・そうかもしれません」
「でも、親に対して、感謝の気持ちを常に忘れちゃダメだよ!それが、親子の絆になるんだから!」
うわ~、また大げさな感じになってるよ。
でも、ガミさんの言葉に、俺も思うところがありましてね。
まあ、この後はいつも通り、夕方まで遊びましたよ。
そんで、暗くなった辺りで、スポドリ達が帰りました。
その後、ガミさんの料理をご馳走になりましてね。
「私も明日は大学なので帰ります」
「ああ、そっか」
食べ終えたところで、ミサが帰ることになりました。
てか、日帰りで大変そうだし、今日はマジでここまで来る必要なかったよね。
まあ、この前、普通に帰り道で迷ってましたし、今日はちゃんと駅まで送ってあげましょう。
・・・俺1人で(ぇ
てか、今日は食器を洗うとか、そんな理由でガミさんは留守番です。
うん、もう明らかに、俺とミサを2人きりにしようとしてるよ。
まあ、ミサと2人きりになっても、間は持つんで、そこまで気苦労はしないし、良いですけど。
「フィールドレコーダー、ありがとね。活用してるよ」
「それは良かったです!」
とりあえず、そんなことを最初は話してたんですけどね。
「ヨッシーさん、変わりましたね」
「え、何が?」
「前から優しかったのですが、もっと優しくなりました」
・・・そう?
まあ、よくわからないんで、スルーしますか。
そんなわけで、ミサを駅まで送りましてね。
その後、帰り道の途中で、母親に電話してみました。
かなり久しぶりに連絡した形ですね。
いや、ガミさんの話を聞いて、軽く影響を受けたってやつです。
まあ、元気にやってることと、仕送りの礼を言っただけですけどね。
母親は、すごい喜んでました。
てか、こんなダメな息子なんですが、心配してくれてるようです。
そんなわけで、普通に大げさかなと思いつつ、ガミさんの言っていた、親子の絆というものを少しだけ感じた1日でした。
『親子の絆』は今回で終わりです。
作中でヨッシーが言った通り、短い期間での出来事という事で、忙しない雰囲気を感じて頂けたのなら、幸いです。
また、過去の悩みを解決した事による、ヨッシーの変化等にも気付いて頂ければと思います。