誕生日ですよ
2009/10/17(土)
10月17日の10時17分に生まれたヨッシーですよ。
いや、冗談とかじゃなく、マジで生まれた日と時間が一緒なんですよ。
まあ、利点というと、覚えやすいってだけですけど(ぇ
てことで、24歳になりました~。
てか、最近は色々ありましたからね。
今日ぐらいは家でのんびり・・・出来ないんですよね。
「ヨッシー、誕生日おめでとう!」
「ヨッシーさん、おめでとうございます!」
とりあえず、ガミさんとミサが来ました。
毎度のことですが、朝からテンション高いですね・・・。
「ヨッシー、僕、プレゼントは何が良いかわからなくて・・・」
「あ、別に良いよ」
ミサからあるみたいだし(感動が薄い発言
「だから、今日は朝、昼、晩と僕がご馳走するよ!」
「ああ、ありがとってか、それで十分プレゼントじゃね?」
てことで、ガミさん宅で朝食をご馳走になりました。
多分、ピザトーストって言うんですかね?
トマトソースを使ったチーズトーストで、メチャクチャ美味しかったですよ。
そんで、朝食を食べ終えてから、1時間ぐらいは雑談してたんですけどね。
「ヨッシー、誕生日おめでと!」
アッキーが来ました。
何か、今夜も仕事だそうですが、それまではってことで来たみたいですね。
「アッキーさん、今日の服、似合ってますよ」
「あ、ありがと・・・って、ヨッシーが気付くべきじゃないの?」
「え、ああ、お洒落な感じだね」
「鈍感」
「はぁ?」
てか、鈍感って言われまくってるし。
「アッキーさん、私、メイクは苦手なので、今度教えてくれませんか?」
「別にミサは、すっぴんで良いんじゃね?」
すっぴんなら、マスターしたジョブを全部引き継ぎますしね(?
「ところで、みんなプレゼントはあげた?」
「僕は料理をご馳走するよ!」
「私はサプライズなので、最後に渡します」
・・・え、ミサって、サプライズのつもりだったの!?
だったら、ちゃんと隠そうよってか、その言葉がサプライズだよ!
「だったら、私は先にあげる」
アッキーはそう言うと、小包みを出しましてね。
「これ、私が作ったんだけど、ANGEL WINGって言うの」
「エンジェルウィングって、天使の翼ってこと?」
それは、白い翼が付いた、ネックレスだったんですけどね。
何故か2つあります。
「これ、2つで1つって感じで、こうやって合わせると、真ん中にハートが出来るの」
「何か、凝ってるね」
「愛し合う2人が1つずつ持てば、たとえどんなに離れてしまっても、こうしてまた一緒になれるって願いを込めて・・・」
「いや、ロマンチック過ぎるだろ!俺、良いや・・・」
「そんなこと言わないの。あ、もう1つを誰に渡すかは任せるから」
・・・面倒なプレゼントをもらった気がしますね。
そんなこんなで、その後は4人で雑談しながら時間を潰しましてね。
昼になったんで、昼食をご馳走になりました。
ちなみに昼食はチャーハンだったんですけどね。
メチャクチャ美味かったですよ。
ご飯もパラっとしてましたし。
てか、家庭のコンロの火力で、あれだけパラっとさせるのは・・・って、チャーハンに拘りを持ってる人になりそうなんで、やめますね。
そんで、食べ終えた後のことです。
「じゃあ、僕は夕食の準備するから、ヨッシー、家で待ってて」
・・・いや、準備の開始、早過ぎじゃね?
どんだけ手の込んだものを作るんだよ?
まあ、ガミさんがやる気になってる雰囲気だし、止めませんよ。
てことで、自分の家へ移動。
「ヨッシー、良い身分だね」
「ん?」
「両手に花じゃん」
「ああ、そうだね」
「冷め過ぎだよ!」
まあ、適当に聞き流します。
と、そこで誰か来ましてね。
「ヨッシー、誕生日おめでと~」
なんと、みーちゃんです。
「あれ、何で俺の誕生日、知ってるの?」
「ミサ姉ちゃんに聞いたの」
「ああ、なるほど」
まあ、この後、あーくんと会う予定らしく、すぐに行っちゃったんですけどね。
1つ驚いたことがありまして、普通に車椅子を使ってなかったんですよ。
代わりに松葉杖を使ってたんですけど、足の方は順調に治ってるみたいです。
ついでに誕生日プレゼントってことで、お菓子をもらったんで、食べることに。
あ、また誰か来た~。
「兄貴、誕生日おめでとうございます!」
「あ、おめでとうございます」
スポドリとアップルが来ましたね。
「ありがと・・・ってか、ガミさんから聞いたの?」
「はい、そうです」
まあ、せっかくだからってことで、みんなでワイワイと遊ぶことに。
その前に、初対面になるアッキーの紹介なんかはしましたけどね。
あと、プレゼントにジュースを買ってきてくれたんで、みんなでもらいました。
で、遊んでたところ、また客が・・・って、今日多くない?
「ヨッシー、誕生日おめでとう」
「おめでとう」
ケイさんとセキさんだ~。
「レミとエリは忙しくて来れないようだが、よろしく言ってたよ」
「あ、ありがとうございます。あと、この前の件も、ありがとうございました」
とりあえず、ヒロの件で礼を言いましてね。
でも、ケイさんもセキさんも、大したことはしてないって雰囲気でした。
「そうだ、プレゼント」
そこで、セキさんが出してきたのはDVDです。
「これ、僕が出演してる映画なんだけど・・・」
いや、プレゼントというより、宣伝やん!
まあ、DVDならパソコンでも見れるんで、時間がある時に見ましょう。
「大したものはやれないが・・・」
お、ケイさんからもプレゼントがあるようですね。
てことで、ケイさんはポケットから取り出し・・・ゴトッ!
ん、何か置く時に鈍い音が・・・?
「伸縮する警棒だ」
・・・!?
てか、わかりますかね?
自分もドラマなんかでしか見たことないですが、勢い良く振ったりすると、シャキーン!と伸びる、あの警棒ですよ。
まあ、本来なら色々とツッコミを入れるとこですけどね。
「ありがとうございます!」
実はちょっと欲しかったんで、普通にテンション上がっちゃいました(ぇ
「ただ、持ち歩くと軽犯罪になる可能性もあるから気を付けろ」
「あ、はい」
てか、お巡りさんからのプレゼントとして見たら、確実に不適切ですが、まあ、良いでしょう。
そんなこんなで、ケイさん達はすぐに帰り、その後すぐ、スポドリ達も帰りました。
その後、少しだけ時間を潰して、今度はアッキーが帰るというか、仕事に向かうって話になりましてね。
「ヨッシー、送ってってよ」
「え、何で?」
「夜道は危険じゃん!」
「てか、何か来たら、俺はダッシュで逃げるよ?」
といった感じに、断ろうとしたんですけどね。
「ヨッシーさん、私は留守番してますから、行ってきて下さい」
なぜかミサがアッキーに加勢しまして、しょうがなく行くことになっちゃいました。
てか、誕生日なのに、なぜにこんなことしないといけないんだか・・・。
まあ、確かに、ヌンチャクを振り回す不審者がいたりするわけだし、夜道は危険ですけどね(ぇ
そんなわけで、話をしながらアッキーを仕事場近くまで送ることに。
その途中で、こんな話になりましてね。
「ねえ、ヨッシー?」
「ん?」
「ヨッシーって今、好きな人いるの?」
「・・・いや、唐突じゃね?」
「そう?」
いきなり、恋愛話になっちゃいましたね。
「まあ、とりあえずいないかな」
「でも、過去のことはケジメついたんでしょ?」
「そうだけど、今まで恋愛しないって決めてたわけだし、急に切り替え出来ないっての」
今は、ガミさんに勝るとも劣らぬってぐらい、女っ気ないしね(なぜにガミさん基準?
「ミサのことは好きじゃないの?」
「はぁ?」
何か、こんな感じの流れ、何度もしてきましたね。
まあ、俺の周りにいる、恋愛対象になりそうな異性って言ったら、ミサぐらいしかいませんもんね。
ただ、この時、ふとマサに言われた質問を思い出しましてね。
「もしも今、ミサから告白されたら・・・最終的に断ると思うけど、ちょっと迷うかも」
「え、どういうこと?」
「別に・・・前にされた質問に対する、今の答え」
あ、別にフラグが立ってるわけじゃないですよ?
ただ、何となく、そんなことを思いましてね。
「じゃあ、ヨッシー、ありがと」
「どういたしまして」
「あと、もう1度言うけど、誕生日おめでと」
「ありがと」
そんな感じに別れましてね。
てか、何だかんだ色々あって、アッキーと普通に話せるようになりました。
まあ、過去のことにケジメをつけられたし、振られたってのが誤解だったこともわかったしって理由ですけどね。
ガミさんの言う通り、時間のある時に、学生時代の話なんかをするのも良いかもしれません。
そんで、家に帰ったところ、ガミさんの料理が完成したってことで、呼ばれましてね。
「時間がなかったから、大したものは出来なかったんだけど・・・」
まあ、ガミさんは、そんなことを言ってたんですけどね。
当然、俺は信じませんよ。
てことで、まずは前菜。
何か、よくわからないんですが、爽やかな味わいのスープが出てきました。
うん、てか、説明が雑で、すいませんね。
この後が普通にすごくて、印象が薄いと言いますか・・・。
次、海鮮系の料理が出てきました。
何か、カルパッチョって言うんですかね?
まあ、これも前菜的なものかと思います。
・・・てか、この時点で気付きましたかね?
次、メイン料理ということで、ステーキが・・・って、フルコースかよ!?
もっと早く気付くべきでしたが、コース料理になってるんですけど!?
てか、肉も柔らかくて、メチャクチャ美味しいよ~って、いくら使ってるんだよ!?
おっと、驚き過ぎて、『!?』を乱発してしまいましたね・・・(俺、クールになれ!
「これ、高いんじゃないの!?」
まあ、思わず聞いちゃいましたけどね。
「いや、実は全部、安物なんだよね・・・」
「え?」
「お兄ちゃん、料理が上手ですから!」
・・・何その裏技!?
「え、てか、どうやってんの!?」
「それは・・・企業秘密だよ!」
ぇ~。
まあ、ガミさんの家に伝わる秘伝なんでしょうね(?
そんで、最後にケーキまでご馳走になりました。
てか、ガミさんの料理、十分プレゼントじゃないですか!
そんなわけで、大満足な感じだったんですけどね。
「ヨッシーさん?」
「ん?」
「実は・・・私からプレゼントがあるんです!」
あ、忘れてました(ぉぃ
「え、マジで!?」
とりあえず、オーバーな感じにリアクションしてみましたよ。
「はい、サプライズなんです!」
・・・いや、ミサ、頭良いみたいだし、サプライズの意味は知ってるよね?
まあ、そんな疑問はあったんですが、ミサからプレゼントをもらいましてね。
早速、開けてみました。
「・・・あ、これ!?」
この前、ミサと池袋に行った時、欲しいと思ってたフィールドレコーダー(録音機)ですよ!
「ありがとう!欲しかったんだよね!」
「本当は、女の子らしいプレゼントにしようかと思ったんですけど・・・」
「いや、メチャクチャ嬉しい!」
いや~、俺って単純ですよね。
このプレゼントが、1番嬉しかったんですよ。
これから、録音とかバンバンやっちゃいますよ~。
まあ、そんなわけで、誕生日にこれだけ祝ってもらった日はないな~と思った1日でした。
てか、24歳って、それなりにいい歳だし、あまり自由にやるわけにもいきませんかね・・・。
4月1日から開始して、丁度200日目となった今回で『秋なのに春の予感』は終わりです。
ヨッシーが抱えていた過去の悩みが明らかになり、また解決もした章ですが、このことをきっかけにした『変化』について、今後注目頂ければと思います。
また、ヨッシー、ガミさん、ミサ、アッキーといった面々の恋心も描かれていますが、それぞれの結末については、今後の楽しみにして頂ければ幸いです。