忘れてました
2009/10/15(木)
大切なことを忘れてたことに気付いたヨッシーですよ。
てか、あれですよね。
ここまでの展開を追ってみますよ?
俺の過去の話になって、たくさんの人を傷つけちゃったってことを思い返しました。
その中で、自らの命を絶とうとまでしてしまった、ヒロのことは特に今でも気にしてます。
だから、今、ヒロを捜し出して、謝ろうといった展開になってます。
とりあえず、俺はこんな感じに追ってみたんですけどね。
まあ、もう少し頑張ってみて、そもそも俺の過去の話になったのは何でか?ってとこまでは追えたんです。
アッキーがいきなりカミングアウトしたから~ってことですけどね。
てか、色々とあり過ぎて、そもそも論のことを忘れてました。
それは、ガミさんが家にやってきて、思い出すことになりました。
「ヨッシー?」
「ん?」
「今日、僕・・・アッキーに告白するよ!」
・・・!?
いや、混乱するっての!
てことで、ガミさんがアッキーのことを好きなんだってこと、軽く忘れてましたよ。
てか、なぜに今になって告白ってことになってんの!?
急展開過ぎるよ!
「何で今なの?」
「だって、今日、大安じゃん!」
・・・あ、だからか~。
いや、その理由おかしいって!
大安に拘りたくなる気持ちはわかるけど、それがそのまま告白の理由にはならないでしょ!
まあ、でも、止められる気もしないですし、ガミさんの好きにさせましょうかね。
何かの間違いで上手くいくかもしれないですし(無理だと思ってる発言
「そういえば、ミサは?」
「ヨッシーの誕生日プレゼント買いに行ったよ~」
「あ、そうなんだ?」
・・・それ、言って良いの?
普通にサプライズだったりするんじゃね?
てことで、聞かなかったことにしますか(俺、優しい
そもそも、ミサはガミさんがアッキーのことを好きだって、知ってるんですかね?
最初、俺に話すのも渋ってたぐらいだし、知らない可能性がありますね。
まあ、そんなこんなでアッキーに連絡しましてね。
今日も夜は仕事だそうですが、会えるとのことでした。
何か、用事があったそうですが、それも済んだとのことで、丁度良かったみたいです。
てことで、駅で待ち合わせをして、早速向かいましてね。
ちなみに、今日はいつもアッキーと会ってた駅ではなく、楽器屋のあるデパート近くの駅集合になりました。
まあ、アッキーの用事、そこにあったってことでしょうね。
てことで、合流しましてね。
「遅い!」
「いや、前も言ったけど、うちらは向かってるんだから・・・」
てか、ミサがいるんですけど~?(ぇ
「ミサ、どうしたの?」
これには、さすがのガミさんもビックリですね。
「ヨッシーさんの誕生日プレゼントを買うのに、アッキーさんに付き合ってもらったの」
・・・それ、言って良いの?
いや、まあ、もらえるんだろうな~って期待はしてたよ。
でもさ、
「まさかもらえるなんて思ってなかったよ~」
なんてわざとらしいリアクションをするのも、誕生日の醍醐味じゃないですか?
いや、まあ、別に良いんだけどさ・・・(メチャクチャへこんでますね
「それより、アッキーとどうやって合流したの?」
「この前、アッキーさんと連絡先を交換したんです」
おっと、いつの間に。
てか、ちゃっかりミサとアッキー、仲良くなってる?
・・・待てよ?
この前、フリスビーで遊んでた時、ミサの投げたフリスビーが、アッキーにぶつかってましたね。
つまり、フリスビーをぶつければ仲良くなれる法則がまた証明されたわけですよ!(マテ
いや、マジでフリスビーを使ってナンパとか、これから流行るんじゃないですかね!?(ナイナイ
「アッキーに話があります!」
「え、ここで切り出すの?」
前からですが、ガミさんは話の流れを作るのが、ホント下手ですよね。
てか、ミサの前で言っちゃって良いのかなとか、色々な疑問もありますが、見守りましょう。
「僕、初めて会った時から、アッキーのことが好きです!」
おお、シンプルな感じで言ってますね。
「えっと・・・」
でも、アッキーは困った様子。
これは、ダメフラグか?
でも、ガミさんはそんな空気を読めませんからね。
最後の言葉を言いますよ!
「だから・・・僕の友達になって下さい!」
・・・あれ?
「自ら、友達宣言かよ!?」
「え?」
てか、わけがわかんないし。
「付き合おうとかじゃないの?」
「何言ってるの?僕とアッキーが付き合うなんて、あるわけないじゃん」
「・・・好きなんじゃないの?」
「好きだよ!だから、友達になって、アッキーが困ってる時には力になりたいんだよ!」
・・・それ、好きって気持ちと、ちょっと違う気がするよ!
「いや、例えば、アッキーに彼氏が出来たりしたら、ムカッとこない?」
「その人が良い人なら、良いと思うよ!」
応援する気、満々やん!
普通は嫉妬したりするもんじゃないの?
とまあ、色々と聞いてみたんですけどね。
ガミさんはアッキーのことが好きだけど、付き合おうという気はなく、ただ、何かあった時に力になれる友達になりたいということみたいです。
で、そう言われれば、断る理由なんてないですからね。
アッキーは普通に了解してました。
「やったー!ありがと!」
ガミさんは大喜び。
「何か、振られた気分なんだけど?」
一方、アッキーは微妙な感じ。
「あはは、何かうけるんだけど」
「ヨッシー!」
何か、面白くて爆笑してたら、殴られたし・・・(自業自得
「お兄ちゃん、良かったね!」
ミサもガミさんと似た発想だからか、喜んでますね。
「ねえ、ヨッシー?」
「ん?」
「ガミさんとミサ、似てるね」
「ああ、俺もそう思う」
アッキーが何を持って、そう感じたのかは不明ですけどね。
とまあ、ガミさんの告白が一応、上手くいった(?)1日でした。
なんて感じに終わらせようと思ったんですけどね。
俺の件も、動き出したんです。
まあ、帰ろうとしたところ、ケイさんから連絡があって、向かったんです。
そしたら、セキさんも一緒にいましてね。
てか、フラグ回収率に定評のあるガミさんが近くにいるせいですかね。
俺に関するフラグまで、しっかりと回収するようです。
「セキが調べてくれて、わかった。舞台俳優をやってるヒロという人物が、おまえの捜してる人物だ」
「え?」
「まだ、この業界に入ったばかりで、舞台も1度しか出てないらしいけど、僕らの間では期待の新人なんて言われてるんだよ。だから、僕も会ったことはないけど、知っててね」
セキさんが軽く説明してくれたんですけどね。
アッキーの見つけた情報は、ホントに手がかりだったようです。
ただ、問題はこの後ですね。
「どこにいるか、わかりますか?」
会えなければ、意味がないですし。
この質問の答えが1番重要になります。
そんで、答えは自分が望んだものでしたよ。
「ああ、今、この辺りで一人暮らしをしてる」
「え?」
「バイトをしながら、稽古をしてるらしい」
「じゃあ、会いに行けますか?」
「ああ、場所を教える」
てことで、家の住所まで教えてもらいましてね。
また、個人情報が流出してる気もしますが、気にしません(ぇ
とりあえず、ゴールがどこにあるか、わかったということです。
「ヨッシー?」
「ん?」
「どうするの?」
アッキーの質問に、どう答えようか、迷いましてね。
まず、謝りに行って、許されなかったらってことを考えまして。
むしろ、ヒロに悪い気がします。
さっきの話を聞く限り、ヒロは舞台俳優として頑張っていこうとしてる雰囲気です。
そんな中、過去に自分のことを傷付けた男が、突然やってきたりしたら、どう思いますかね?
「ヨッシー、行きなよ!」
「そうです!行って下さい!」
と思ったら、ガミさんとミサは、イケイケな感じですね。
まあ、いつものことですけど。
でも、少し考えてみましてね。
ここまで、みんなが色々と頑張ってくれたのは、知ってます。
てか、考えれば考えるほど、やめた方が良いって気持ちが強くなってますし。
だったら・・・たまには考えないのもありでしょう。
「明日、行ってくるよ」
家にいるかどうか、わかんないとかいった考えも捨てます。
てか、いなかったら待ってやる。
でも、ストーカーに間違われるかも・・・って、相変わらず考え過ぎですね。
てことで、明日、完全にノープランで、ヒロのとこへ謝りに行こうと決めた1日でした。
まあ、考えたって、なるようにしかなりませんもんね。