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過去の悩み

2009/10/10(土)


人生に何回かあると言われるモテ期を全て使ってしまった気がするヨッシーですよ(ぇ

あれって、何回あるんでしたっけ?


そんな都市伝説(?)はさておき、今日はアッキーから呼ばれて、ガミさんと一緒に外へ出ましてね。

まあ、暇だから遊ぼう!って感じです。

そんで、駅の近くでアッキーと合流しましてね。

「遅い!」

「いや、こっちのが遠いんだから・・・」

「ヨッシー!」


・・・?

あ、何か、昨日言ってた、アッキーに冷たくするなよって感じのオーラをガミさんが出してますね。

といっても、俺、アッキーとどんな感じに接してたのか覚えてないし・・・。

「とりあえず、遅れてごめん。それで、今日はどうするの?」

多少は言い方を優しくしたつもりです。

「カラオケに行きたいんだよね!」

「カラオケ?」

「最近、行ってないから」


まあ、少しだけ考えましてね。

カラオケは結構好きだし、良いかな~と。

てことで、近くのカラオケ屋に入りましてね。

「よし、まずはガミさんからで」

カラオケやる時、定番の無茶振りです。

何か、1番に歌うって緊張するし、嫌じゃないですか?

まあ、1番に歌いたい!って人がいれば、その人に回しますけど。


「あ、僕、歌わないから」

・・・そういえば、聞き専でしたっけ?

ミサがカラオケで歌わないってのは、覚えてるんですけどね~。

てことで、俺とアッキーの2人で歌うことに。

てか、聞き専の人って、カラオケきつくない?

メチャクチャ時間を持て余しちゃうと思うんだけど・・・。


そんな感じに2時間ほど歌って、とりあえず出ましてね。

この後は、どうしようか?ってことを考えてたんですよ。

と、そこで電話が~。

・・・あ、ミサですね。

何の用でしょう?


「もしもし?」

「あ、ヨッシーさん?」

「ああ、どうしたの?」

「これから、遊びに行っても良いですか?」

・・・また来たの!?


「えっと、今、家にいないんだけど・・・」

「あ!」

あれ、何か声が二重に聞こえた・・・?


・・・ええ、まさかでございます。

「ヨッシーさん!」

ミサ、まさかの合流ですよ。

「偶然ですね!運命感じます!」

「てか、来る前に電話しようよ」

「え、今日、電話したじゃないですか?」


・・・いや、家を出る前に電話しろよ!

こっちの方に来てからじゃ遅いっての!

あ、てか、アッキーに紹介しないとですね。


「あ、アッキー、この前話してた、ガミさんの妹で・・・ミサ?」

「ヨッシーさん、その人・・・敵ですか?」

「いや、極端過ぎるって!」

そういえば、ミサは人見知りがひどいんでしたね。

だからって、敵ってのはないでしょ・・・。

そもそも、何の敵かわかんないし。


「えっと、アッキーって言って、俺の同級生」

「ヨッシーの元恋人だよ!」

「あ、はっきり紹介するんですね・・・」

ガミさん、ここは空気読んでも良いんじゃないかな?


「私、ミサと申します!アッキーさん、よろしくお願いします!」

「切り替え早いって!」

「ヨッシーさんと交際していた方なら、絶対に良い人ですね!」

うわ、ガミさんと同じ発想だ・・・。

さすが、兄妹(そういう話じゃない


「てか、ミサ、その考えやめなよ」

「え?」

「見ず知らずの人を必要以上に怖がったり、逆に俺の知り合いはすぐに信用するし・・・」

「ヨッシーさん、良い人ですから、ヨッシーさんの知り合いも絶対良い人です」

「ああ、そうですか・・・」

と、そこでアッキーが軽く引いてる感じでしてね。

「あ、ちょっと変わってるけど、悪い子ではないから・・・」

何となくフォローしておきます。

そしたら、アッキーがちょっとだけ笑いましてね。


「へぇ、ヨッシー、随分と信頼されてるんだね」

「ん?」

「良い人なんて言われて」

「ヨッシーさん、良い人ですから!」

「いや、ミサは黙ってて・・・」

「ヨッシーは良い人だよ!」

「ガミさんまで参加するなよ!」


うん、あれですね。

ガミさんとミサと3人でいるのは、まだ良いんです。

そこに+1が加わると、収拾がつかなくなる感じがします。


「ヨッシーが良い人ね・・・」

「何だよ?」

「とっかえひっかえに彼女を変えて、たくさんの人を傷付けたのに?」

・・・へ?

「ヨッシーに捨てられた子、1人は自殺しようとまでしたんでしょ?そんなことさせた人が、良い人なわけないじゃん」


・・・勝手にカミングアウトされたよ!?

まあ、全然もてない俺が、そんなこと出来るわけないよ~なんて言って、はぐらかしても良かったんですけどね。

「確かに、アッキーの言う通りだと思うよ。俺は良い人ではないね」

こっちが認めるまで、アッキーは色々と言ってくると思ったんで、早めに認めます。


とりあえず、ガミさんとミサは驚いてる様子ですね・・・。

当たり前と言えば、当たり前ですけどね。

「前から言ってるけど、俺だって何考えてるかわかんないような奴じゃん?そんなのを信用するなっての」

「ヨッシーの考えてること、わかるよ?」

「私もわかります」

「いや、人の考えなんて・・・」

「ヨッシー、その時のことを後悔して、ずっと悩んでる」


ガミさんの言葉、胸に突き刺さったと言いますかね・・・。

マサから悩みがないかって聞かれた時、俺は答えませんでした。

ただ、その時、このことを思い出してました。

これが、自分にとって、過去の悩みになってます。

そんなことを考えてたら、話したくなりましてね。


俺は普通にルックスも良くないですし、スポーツもからきしでした。

ただ、人の心を読むことに長けてたんです。

正確に言えば、長けてると思い込んでたんです。

自分がした行動によって、相手がどうするかわかった気になって、その時は実際にそうなりました。

そうして、心の弱い部分って言うんですかね。

そういった部分を利用して、色々な人から好かれるようになってたんです。

でも、自分に気持ちがなかったから、長続きするわけもなく、すぐに別れて、その後はまた別の人に同じことをして・・・。


「アッキーの言う通り、とっかえひっかえ彼女を変えて、多分、みんなのことを傷付けたし・・・そのうちの1人が自殺未遂をしたってのもホントだよ」

まあ、ここまで話せば、ガミさんやミサの、俺を見る目が変わると思いますけどね。

しょうがないです。

「それから、恋愛なんてする気なくしたし・・・まあ、この先、恋愛しないってのが、罪に対する罰としては、丁度良いでしょ」

「ヨッシー?」


ふと、アッキーを見ると、何か申し訳なさそうな顔になってます。

「ごめん」

「何が?アッキーはホントのことを言っただけじゃん」

「そうだけど・・・」

てか、アッキーがこんなことを言った理由はわかりませんけどね。

そもそも、こういったことを隠してた自分に非があったと思うし、いつかはばれてたでしょう。

ちょっと残念な気もするけど、これで俺とガミさん達の関わりも終わり・・・。


「ヨッシー、謝ってないの?」

「ん?」

「その自殺しようとした人に・・・」

「ああ、てか、会ってもいないし・・・」

「だったら、謝るべきだよ!」

・・・?

いや、どんな流れだよ!?


「ヨッシー、そのことでずっと悩んでるんでしょ?だったら、謝ってスッキリしなよ!」

「いや、今更でしょ・・・」

「今更なんかじゃない!だって、ヨッシーは今も悩んでるじゃん!」

・・・てか、それ以前に、ガミさんの俺に対する態度が変わってないし。

何で?


「ヨッシーさん?」

「ん?」

「ごめんなさい」

「え、何が?」

「ヨッシーさんが悩んでいるのに、気付くことが出来ませんでした・・・」

「いや、別に・・・」

「この前、私が悩んでいた時、助けてもらったのに、そのお返しが出来ないなんて嫌です!」

うん、ミサも変わらずって感じです。


「でも、どうすんの?」

「え?」

「今更、見つからないでしょ・・・」

俺の記憶では、その後、引っ越したって話だったと思いますし。

「わかるのは、高校が俺と一緒だったことと・・・」

「名前、覚えてる?」

アッキーが真剣な表情で聞いてきましてね。

でも、本名はあいにく、覚えてないんですよ。


「俺はヒロって呼んでたよ」

「そっか、調べてみる」

「何を?」

「私、他校の人とも交流あって、今でも連絡取ってるから」


その言葉に、ミサは何か閃いたようです。

「アッキーさん!」

「ん?」

「会ったばかりで、こんなお願いをしてしまって、ごめんなさい。ヒロさんを捜してくれませんか?」

「いや、無理でしょ!」

いくら顔が広いからってさ・・・。


でも、アッキーは笑顔を見せましてね。

「うん、私もそのつもりだよ」

「見つかるの?」

「やるだけやってみる」

まあ、アッキーはそこで、真剣な表情になりましてね。


「ヨッシー、ホントにごめん」

「だから、別に・・・」

「ううん、私が悪いの。だから、許して」

「・・・まあ、よくわかんないけど、許すよ」


そこで、特に話すことがなくなり、気まずい空気が・・・。

「今日は遅いし、解散しようか」

「え、そう持ってく?」

何事もなかったかのようになってるし。

まあ、今はそれが良いですかね。


てことで、明日、4人で遊ぶ約束をして、別れた1日でした。

って、遊ぶんですね・・・。


まあ、軽く流してますが、自分の悩みを書くの、少しだけ迷いつつ、書いてみました。

後で消すかもしれませんけど(ぇ

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