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それぞれの考え方

2009/10/09(金)


冷静に考えたら、マラソン大会まで2ヶ月を切ってるヨッシーですよ。

アッキーの件とかで、軽くジョギングがサボり気味になってるんで、やんないとですね・・・。


さて、今日はガミさんとアッキーの件で、特に何も考えてなかったんですけどね。

「ヨッシー!ちょっと話があるんだけど~!」

ガミさんがハイテンションで来ましたね・・・。

やべ、俺のテンションは駄々下がりだぜ(ぇ


「どうしたの?」

「今日は、大事な話があるんだよ!」

・・・ん?

愛の告白か?(違うと思います


「アッキーのこと?」

「うん、そうだよ!よくわかったね!」

いや、今のガミさんの話題といったら、中心はそれでしょ・・・。

「アッキーがどうかした?」

「僕、思ったことがあるんだよね」

ガミさんは、少しだけ間を開けましてね。


「ヨッシーとアッキー、ケンカしてるんでしょ?」

・・・?

いや、質問の意図がわかんないし!

「どういうこと?」

「だって、ヨッシー、アッキーにだけ冷たいもん。だから、ケンカしてるのかなって」

「いやいや・・・」


さてと、どこから説明しましょうかね?

「俺、言ったかどうか覚えてないけど、アッキーに振られたのね」

「え?」

「学校が変わると、なかなか会えないからとか、そんな理由なんだけどさ・・・」

俺の言葉に、ガミさんは考えてましてね。


「でも、再会したんだから、普通に話せば良いんじゃないの?」

「はぁ?」

うん、この辺の考えは違うんだろうなと思いますが、今日は少しだけ戦ってみます。

「てか、別れてから、それっきりだったんだし、普通に話すのはおかしいでしょ?」

「そうかな?」

「そもそも、それで俺とアッキーがよりを戻しちゃったら、ガミさんが困るでしょ?」

「いや、別に良いんじゃないかな?」

「はぁ?」


う~ん、マジでわけがわからなくなってきたんだぜ。

てか、俺がおかしいんでしょうかね?

いつもはガミさんがおかしいとわかるんですけど、今回ばかりは、俺も苦手分野ですからね。

「あ、でも、ダメだよ!」

「ん?」

お、ガミさんが考えを改めてくれたようです。

「ヨッシーはミサのことが好きじゃん!」

「いや、えっと・・・とりあえず、それは置いてもらって良い?」

ガミさんの中に誤情報がありますが、ややこしくなるので放置です。


「てか、ガミさんは何でそんなことを言ってくるわけ?」

「だって、アッキーはヨッシーと仲直りしたがってると思うから!」

「あのさ、仲直りとか、そんな問題じゃないって、さっき言わなかったっけ?」

ただいま、タイムスリップ現象が発生中のようです。


「とりあえず、俺は出来れば、アッキーと関わりたくないんだけど・・・」

「え、何で?」

「今はガミさんの件があるから、流れで一緒にいるけど・・・まあ、色々あるし」

「せっかく、昔のことを話したり出来るのに、もったいないよ」

「うん、てか、それが嫌なんだけど・・・」


まあ、前に書きましたかね。

あまり、過去を振り返るとか、したくないんですよ。

「学生時代の話とか、しようと思わないの?それに付き合ってたんだから、楽しい思い出とか・・・」

「ガミさんは、そういう話、したいと思うの?」

「うん、僕は学校に行けなかったから、そういう話は出来ないし・・・」


・・・忘れてたよ!

普通に地雷踏んじゃったし!

てことで、マジでごめんよ、ガミさん!

まあ、学校に行ってなかったガミさんからすれば、昔の同級生と再会してる、今の俺が羨ましいんでしょうね。

さらに言えば、恋人だったわけだし、色々と話も弾むでしょとか、そんな考えかな。

・・・って、なぜにガミさんの考えが何となくわかるようになってんだよ!?(ショックです


「でも、ヨッシー!?」

「ん?」

「アッキーと仲直りしてよ!」

「だから~」

ただいま、ループ現象が発生中のようです。


まあ、少し考えましてね。

確かに、アッキーに対する態度は、悪いかなと感じてます。

てか、人間が小さいと言われそうですが、振られた立場として、普通に接するのはどうかなって思っちゃいまして・・・。


てことで、少しだけアッキーに対する態度を改めてみようかと思った1日でした。

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