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恋愛成就大作戦本番

2009/10/08(木)


誕生日まで、あと9日の・・・いや、さすがにカウントダウンはしないヨッシーですよ(当たり前だ


さてと、恋愛成就大作戦は今日から本番です。

てか、漢字ばっかにしたら、パッと見、すごそうなタイトルになりましたね(きっと気のせい

ではでは、まずは俺の考えた策を発表しますか。

まあ、ガミさんの長所と言えば、料理が上手ってとこじゃないですか!

むしろ、それしか長所ないし(失礼発言

てことで、ガミさんの料理をご馳走しようというわけです!


・・・あ、案外普通の策でごめんなさい。

正直言うと、俺はあまり関わりたくないな~ってことで、そこまで真剣に考えてないんですよ(ぇ

とはいえ、ガミさんの料理で、きっとアッキーもメロメロですね(軽く死語


てことで、アッキーに電話をしましてね。

今日、アッキーは仕事が休みってことだったんで、夜に来てもらって、夕食をご馳走するって感じにしました。

まあ、俺はいなくても良いかなと思ったんですが、雰囲気的にガミさんと2人きりってのが明らかに嫌そうだったんで、俺もいることにしますよ。

とはいえ、夜まで暇だ~ってことで、ギターの練習をしますか。


そんなわけで、ジャカジャカとギターを弾いてたら、普通に誰か来ましてね。

てか、結構ノリノリってか、テンション高くなってんだから、邪魔すんなよ(謎の不機嫌

そんなことを思いつつ、出てみたところ・・・

「ヨッシー、ギター弾いてるの?」

アッキーがいました。

・・・あれ、早くね?

まだ夕方なんですけど?


「何か、やることないから、来ちゃった」

「じゃあ、ガミさんのとこに行けば?」

「だって、料理してるんでしょ?邪魔したら悪いよ」

「俺もギター練習してるから、邪魔だよ」

「そんなこと言わないで、入れてよ」

そんなことを言いながら、勝手にアッキーは家にあがりましてね。

・・・てか、面倒なことになりそうだ。


「ちょっと待ってろ」

ガミさんの様子を見ますかね。

てことで、ガミさん宅へ・・・って、普通にドアが開いたんで、勝手に入っちゃいます(マテ

「ガミさん、アッキーが来ちゃったんだけど・・・」

「もう少しで準備終わるから、それまでヨッシーの家で待ってて」

え~。

てか、料理を手伝ってもらうとか、そういった展開から、進展する可能性にはかけないの?


てことで、少しだけアッキーと2人で待機することにしましてね。

「ねえ、ギター弾いてよ」

「まだ下手だから嫌だよ」

「え、さっき聞こえたけど、良かったよ?」

「そんなお世辞言ったって、弾かないっての」


まあ、一旦帰すってのも考えたんですけどね。

そのまま来なくなったら、ガミさんに悪いですし、適当に応対しますか。

「飲み物、水しかないけどいる?」

「だったら、良いよ・・・」

そもそも論で、ちゃんと応対出来ないんですけどね(ぉぃ


「ヨッシーって、一人暮らし初めてから、どれぐらい経つの?」

「1年半ぐらいかな・・・」

「ふ~ん・・・」

アッキーは部屋の中をキョロキョロと観察してましてね。

「てか、人の部屋をジロジロ見るなよ」

「あ、うん」

てか、間が持つ気がしない・・・。


まあ、前から言ってるけど、自分のことを振った人とは、どう接するべきなんですかね?

正直なところ、関わりたくないってのが、本音なんですけど・・・。

と思ってたら、ガミさんの準備が終わったみたいで、来てくれた~。

いや~、救われたんだぜ。


さてさて、今夜のガミさんの料理なんですけどね。

「カボチャ料理にしてみたよ」

カボチャを使った、煮物、ポタージュ、天ぷらが並んでます。

あと、デザートにパンプキンパイもありますね。

正にカボチャ尽くしって感じです。

てか、なぜにカボチャにしたの・・・?


「嘘!?カボチャ好きなんだけど!」

と思ったら、アッキーの大好物にピンポイントですよ!

ガミさん、すげ~!

「昨日、喫茶店でカボチャのタルトを頼んでたから、カボチャが好きなんだろうと思って・・・」

「うん、そうだよ!」

ガミさんの好感度、急上昇ですね~。

てか、アッキーがカボチャ好きだって、俺は今初めて知ったんですけど(ぇ


というわけで、食べ出しましょう!

・・・しかし、俺には問題がありましてね。

「ヨッシーも食べて!」

「いや、俺・・・カボチャ嫌いなんだよね」

前に寿司があまり好きじゃないと書きましたが、カボチャは普通に嫌いです。

まあ、食べられないこともないんですけどね・・・。

後で気持ち悪くなっちゃう感じです。


「そうなんだ・・・」

「ごめんね。まあ、今日はアッキーのためって感じなんだから、良いじゃん」

俺が食べられないと知り、ガミさんは残念そうですね。

「ミサもカボチャ、嫌いなんだよね」

「あ、そうなんだ?」

・・・って、また!?

俺とミサ、今のところ、味の好みが完全一致なんですけど?


そんなわけで、俺は食べられなかったんですけどね。

アッキーは本当に美味しそうにガミさんの料理を食べてました。

「ガミさん、料理上手でしょ?」

「うん、美味しい!」

「アッキーが好きな食べ物、他には何があるのかな?」

お、ガミさん、今日は質問の仕方も自然だし、良い感じですね~。

まあ、自然過ぎて、逆に不自然なんですけどね(ヒド


「野菜は全般好きだよ。ブロッコリーとかが特に好きかな」

「甘いものは食べる?ケーキとか・・・」

「うん。どちらかと言えば、洋菓子よりも和菓子の方が好きだけどね」

「う~ん、今度は何作ろうかな・・・」

「あ、鍋が食べたいな!1人だと鍋はやらないから、キムチ鍋とかやってみたい!」


おぉ、何か、色々と仲が進展してる感じですね~。

「3人なら、鍋も良いでしょ?」

「あ、ごめん。鍋、あまり好きじゃないんだよね」

「え?」

「てか、アッキーが今あげたの、大体嫌いだし」

ええ、好き嫌い多くてごめんなさいね。

「あ、でも、いざって時はミサを呼べば良いじゃん」

「う~ん、ミサも全部苦手って言ってたかも・・・」

「あのさ、ガミさんの情報ってホント?」


単に俺とミサの仲を深めようと、ガミさんがガセネタを流してる可能性がありますね・・・。

てか、ここまで好き嫌いが完全一致するって、どんだけ低い確率だよ!?

それこそ、リアルに運命感じちゃうっての(ソレハナイ

まあ、その後、アッキーは大満足な感じで帰りましてね。

恋愛成就大作戦、大成功と言えるんじゃないでしょうか?


とはいえ、まだまだ脈なしな雰囲気なんですけどね・・・。

そもそも、ガミさんとアッキー、お似合いかと言うと、微妙ですしね(ぇ

うん、ここに来て、根本的な問題で無理な気もしてきた1日でした。

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