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キューピッドやりますか

2009/10/06(火)


キューピッドを、クピードーと呼ぶことがあることを知ったヨッシーですよ。

正に無駄知識ですけどね(2へぇぐらい


とりあえず、昨日、二度寝したら寝過ぎて~といったことがあった影響か、昨夜は遅くまで眠れませんでした・・・。

てことで、今日は昼ぐらいまで寝てたんですけどね。

てか、アッキーのせいで、昼夜逆転生活になりそうだし。

「ヨッシー!」

ついでに今日もガミさん来たし。

まあ、出ますかね・・・。


「何?」

「やっぱり、恋を成就させるためにアドバイスを・・・!」

ガミさんは相変わらず、しつこいというか、なんというか・・・。

てか、昨日の話を聞く限り、確実に脈なしだし。

「そういえば、ガミさんはアッキーのどこを好きになったわけ?」

「え?」

まあ、一目惚れに近い感じだし、見た目が気に入ったとか、そんな話でしょうね。


「アッキー、アクセサリーを売ってるじゃん?」

「ああ、そうだね」

そういえば、ちゃんと話を聞いてないんで、どういう経緯でアクセサリーを売ってるか知らないですね。

「あれ、自分で作ったらしいんだよね」

「そうなんだ?」

話を聞くと、初めてアッキーを見掛けた時、アクセサリーを買ってくれた人に、そんな説明をしてたそうです。


「それって、すごくない?」

「え?」

「自分で作ったものを商品として、誰かに売るなんて、普通は出来ないよ」

ガミさんは最初、そんなアッキーに憧れを持ったそうです。

そして、何となく見守っていたそうです。


「色々な人に声をかけて、1人でも多くの人に自分のアクセサリーを見てもらおうとしてて、その姿が真剣で・・・」

それからもガミさんはアッキーについて、色々と言ってましたね。

ずっと見てたなんて言うと、ストーカーだなんて言われちゃう時代だけど、ガミさんは全然そんな感じじゃなかったです。


「僕、誰かを好きになったこと、今までないけど、アッキーはキレイだと思ったよ」

「そっか・・・」

てか、冷静に考えたら、俺ってアッキーのこと、そこまで知らないかもしれないです。

付き合ってた時も、アッキーが何を考えてるのか、よくわからなかったですしね。

ある意味、ガミさんの方がアッキーのこと、わかってるのかもしれないです。

・・・うん、何か、ガミさんの気持ち、良いと思う!


「それにヨッシーと付き合ってたって知って、絶対に良い人だと思ったし!」

いや、その考えだけはどうかと思うんだな~。

まあ、何も言いませんけどね。

てか、それよりも・・・


「ガミさん、そういったアッキーに対する気持ちを大事にして、自分らしくやってみれば?」

「え?」

「てか、会ったばかりで、それだけ相手のことを考えられるって、すごいし」

少なくとも、俺はそんな風に誰かのことを考えたことないですしね。

だからこそ、ガミさんの思いがアッキーの心に届いたら、良いなと思いまして。


「よし、とりあえずは2人きりになって、色々と話すのが良いと思うよ」

少しだけ、協力してあげます。

「そうだな・・・2人きりになったら、やっぱり相手に話を合わせるのが良いかな。話を聞いてあげるって、結構ポイント高いし」

「あ、ちょっと待って!」


そのまま、ガミさんはどこかへ・・・。

と思ったら、すぐに戻ってきましたね。

「良いよ!」

ガミさんの手にはメモ帳とペンが・・・って、メモ取るほどのことか!?

まあ、色々とアドバイスしてあげますか。


てか、ここでアッキーの好きなものなんかを教えてあげられれば良いんですけどね。

俺も覚えてないというか、わからないんで、教えられないんですよ(ぉぃ

・・・うん、てか、俺ってホントにアッキーと付き合ってたのかな?

まあ、自分にとっては初めての交際でしたし、そんなもんですよね~。


てことで、少しだけキューピッドをやってみることにした1日でした。

結構、厳しい気もするけど、上手くいくと良いな~。

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