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兄妹ゲンカ勃発

2009/09/20(日)


時々、兄弟がいたら、どうだったかな?と感じることがある、一人っ子のヨッシーですよ。

まあ、ケンカが絶えないといった話を聞くこともあるし、いたらいたで大変そうですけどね。

でも、ガミさんとミサみたいに仲が良いって感じなら、欲しかったな~って思います。


さてと、そんなことを書いた理由ですが、今日、ガミさん宅で遊ぼうかなと思い、行ったんですよ。

そんで、ドアをノックしようとしたところ、中から声が聞こえてきましてね。


「何で僕の言うことが聞けないの!?」

「私だって、やりたいことがあるんだもん!」

・・・何か、修羅場になってる~!?

普通に兄妹ゲンカ勃発中みたいですよ。


さてと、じゃあ、今日はとりあえず家でプログラミングの勉強でもしようかな~てことで、帰ろうとしたんですけどね(いや、止めろよ

「お兄ちゃんなんか知らない!」

丁度、家を飛び出してきたミサに会っちゃいましたよ。

まあ、ミサは俺に挨拶もすることなく、行っちゃったんですけどね。


・・・てか、どこに行くんだろう?

この辺の道、あまり知らないだろうし・・・。

うん、明らかに迷子フラグなんで、追いかけますか。


タッタッタ・・・てか、やっぱりミサ速いよ!

ただ、こういう追いかけっこは、最短距離を行ける分、追う方が有利ですからね。

10分ほど走って、何とか追い付きました(無駄に長期戦


「ミサ!」

まあ、体力的にも限界なんで、とりあえず止めましてね。

「何があったの?」

「お兄ちゃんとケンカしちゃいました・・・」

いや、それは知ってるって。


「何が原因?」

「私が大学をサボっていることを知られてしまいまして・・・」

「え、何でばれちゃったの?」

「私の携帯電話に親から連絡がありまして、それをお兄ちゃんが取っちゃったんです・・・」

・・・妹のとはいえ、人の電話に出ちゃうガミさん、すげ~。

ついでに自分の携帯電話をそんな風に放置してるミサもすげ~。


まあ、とりあえず、状況はわかりましたね。

ミサが大学をサボってると知り、ガミさんが怒ったようです。

そんで、ミサは遊びたいとか、そんなことを返したんでしょう。

その結果、ケンカになったというわけですね。


「てか、戻って、ちゃんと話しなよ」

そもそも、ガミさんは今、自由にしてる感じなんだし、ミサを叱るのはおかしいでしょ。

話を聞く限り、ミサは大学の勉強とか頑張ってるみたいだし、たまには補習をサボって息抜きするのも良いと思うし。

とりあえず、俺からも話すから~ってことで、ガミさんと話をするため、ミサと一緒に戻りました。


家に入ると、ガミさんが明らかに不機嫌な様子です。

軽く話しづらいと思いつつ、俺から切り出しますか。

「ガミさん、ミサから聞いたけど・・・」

「ヨッシーは黙っててよ!」

「え?」

「これは僕とミサの問題だから!」

・・・早速ですが、俺は戦線離脱みたいです(残念

てか、今日は無駄に拒否レベルが高いですね。


「お兄ちゃん・・・」

「しっかり勉強しないと、良い会社にも入れないし、幸せになれないよ!」

・・・いや、今時そんなこと言う人、珍しくね?

頑固親父じゃないんだからさ・・・。


「ヨッシーも、そう思うでしょ!?」

「・・・え、同意は求めるの?」

ついさっき、関係ないって、拒否したばっかなのに、おかしいだろ!

まあ、聞かれたからには答えましょう。


「別に、ミサは成績とか良いみたいだし、それに今は補習なんだから、サボっても・・・」

「ヨッシー、関係ないこと言わないでよ!」

・・・いや、メチャクチャ関係あるやん!

この人、マジでわけがわかんないよ!


「私・・・」

「ちょっとなら良いなんて考えから怠けて、希望ある未来が消えるかもしれないんだよ!?」

いや、話が壮大過ぎるって!

確かにそうかもしれないけどさ。


「私、そうなったら、お兄ちゃんみたいに家で働くもん!」

お、ミサが反撃してますね~。

確かに、自宅でやってる洋食屋を手伝うってのも良いと思います。

てことで、加勢してあげますか。

まあ、俺は基本的に可愛い子の味方ですしね(オイマテ


「そうだよ。いざって時は、兄妹で一緒に・・・」

「ヨッシーは何もわかってない!黙っててよ!」

・・・あの、少しは会話してくれません?

「私、別に良い会社なんて、入れなくても良いもん!家の洋食屋さん、私も大好きだし!」

「料理、下手なくせに、そんなこと言わないでよ!」


そこでガミさんは、しまった!って感じの表情になりましてね。

何か、まずいことを言ってしまったようです。

・・・てか、ミサが泣き出しちゃってるし!?


「ミサ、今のは・・・」

「お兄ちゃんのバカ!!」

うわ~、家を飛び出しちゃったよ~。

てか、子供のケンカみたいになってるし。


・・・あ、てか、また追いかけないとじゃん!


今度はスタートが遅れたんで、結構長い距離を走っちゃったんですが、何とか追い付きました。

「ミサ、待てって!」

「人の苦手なことをあんな風に言うなんて、ひど過ぎます!お兄ちゃんなんて大嫌いです!」

てか、ミサがこんなに感情的になってるの、初めて見るかも。


「でも、ガミさんはミサのことを心配して・・・」

「ヨッシーさん、お兄ちゃんの味方ですか!?」

「いや、味方って・・・むしろ、どちらかと言えば、俺はミサの味方なんだけど・・・」

「それなら、良かったです!」

・・・うん、説得出来る気配じゃないので、合わせますか(女に弱いですね


「とりあえず、戻らない?」

「お兄ちゃんの所には戻りたくないです」

「そんなこと言って、今夜どうするの?ガミさんのとこに泊まるんでしょ?」

俺の質問に、ミサは困った様子でしてね。

まあ、ちょっとしたことでケンカしてるだけだと思うし、とりあえず、戻れば自然と仲直り出来るでしょ。

・・・なんて考えは甘かったです。


「今夜、ヨッシーさんの家に泊めてくれませんか?」

・・・はぁ!?

どうやったら、そんな発想になるわけ!?

「さすがにそれは・・・」

「・・・迷惑ですか?」

「いや、迷惑とか、そういう問題じゃないでしょ・・・」


てか、ミサって世間知らずなとこがあるというか、何というか・・・。

「多分、ガミさんが許さないと思うよ」

「お兄ちゃんは関係ないです」

ぇ~。

「まあ、とりあえず、俺からガミさんに話してみるよ」

何か、面倒なことになりそうなんで、ササッと仲直りしてもらいましょう。


てことで、家に戻ると、ミサを外で待たせて、俺がガミさんと話すことにしました。

「ガミさん、一応、ミサの言い分も考えてあげなよ」

「ヨッシーはミサの味方なの!?」

おいおい、兄妹揃って同じ質問するなよ・・・。

「まあ、どちらかと言えば、ミサの考えに賛成なんだけど・・・」

「だったら、知らない!」


・・・(怒りボルテージ急上昇中

いや、冷静にいきましょう。


「てか、今夜どうするつもり?ミサ、どこに泊まると思ってんの?」

「あ・・・」

お、ガミさんの反応、何だかんだ言って、ミサを心配してる様子ですね!

これは良いかもしれない!


「前にヌンチャクマンみたいな不審者もいたわけだし、外に泊まらせるなんて危険だよ?」

「そうだけど・・・」

よし、後もう一押しですね!

「だから、ちゃんとお互いに話して・・・」

「じゃあ、ヨッシーの家に、ミサが泊まるのはダメかな?」

・・・はぁ!?

何で、そんなとこまで発想同じなんだよ!?


「いや、一人暮らししてる男性宅に女性が泊まるなんて、ありえなくない?」

「え、何が?」

・・・うん、ガミさんも確実に世間知らずだ~。

てか、俺の発想がおかしいのかな?

世間では友達程度の関係でも、異性の家に泊まり行ったりするんですかね?


・・・いや、絶対にそんなことないし!(常識を補正中

てか、そんなの絶対に下心あるじゃん!


まあ、そんなことがありましてね。

結局、ミサが俺の家に泊まることになっちゃいました。

・・・そんで、俺はガミさん宅に泊まることにしました(ぇ


いや、考えて下さいよ!

付き合ってもいない男女が一緒の部屋で寝泊りするなんて、おかしいと思うんです!

俺はそんな紳士な考えを持ってるんですよ!


・・・ええ、ただ、へたれなだけですね。


てことで、ガミさん宅のパソコンで勝手にブログを更新してみた1日でした(マテ

あ、ちゃんと履歴消しますよ~(そういう問題じゃない

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