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こんなのはどうでしょう?

2009/09/14(月)


昨夜、酔っていたせいか、最後に謎発言をしてたことに気付いたヨッシーですよ。

てか、『なま』って何だよ!?

語尾にそんなのをつけるキャラ、初めて見たわ!

まあ、面倒なんで、そのままにしますけどね(ぉぃ


さて、今日は平日だからってことで、またトラさんがガミさん宅に来てました。

てか、ガミさん、トラさんとも仲が良い感じですね。

まあ、いつものことだと思ったんですけどね。


ふと考えてみると、トラさんがガミさんに、家でやってる洋食屋について質問をよくしてるんです。

「家は地元の人だけでなく、遠くからもお客さんが来るんですけど、手伝いをしていた時、僕も話し掛けられて・・・」

そんで、ガミさんは毎回、生き生きとした様子で返しましてね。

てか、ガミさんも仕事する意味を、しっかり見つけてるんですね。

だからこそ、トラさんと話が合うんでしょう。

てか、だったら何で、こんなところで油売ってんだろう?って疑問は、やっぱりありますけど・・・。


「トラさん、仕事は見つかりそうですか?」

また際どい質問してますね・・・。

「一応、1つ決まりそうだよ」

「え、そうなんですか!?」

「ああ、何とかね・・・」


それ、本来は良い知らせだと思うんですけどね。

トラさんは嬉しそうじゃないんです。

「今までは自分の希望を優先していたけど、家族のために収入を得る必要はあるし、少し納得はいかないんだけどね」

そんなことを残念そうに言ってました。


「やりたくないことをやるなんて良くないです!」

うわ、ガミさん、今日もイケイケモードですよ!?

「仕事なんだからしょうがないよ。俺には妻も娘もいるし、お金は必要だからね」

トラさんは、そんなことを言いましてね。

ガミさんも、結局納得したようでした。

ところがどっこいってやつですよ。


「自分もガミさんと同じ考えです。トラさんには本当にやりたい仕事をやってもらいたいです」

俺が納得出来なかったんですよね(ぇ

だって、俺と違って、仕事にやりがいを持ってるんですよ?

そんなトラさんが嫌々仕事をするなんて、何か嫌だったんです。

てか、エリさんから、金のためとかじゃなく、やりたいことを仕事にしろって言われましたしね。


「そんなこと言っても、俺にだって生活があるんだ」

「わかってます。でも・・・」

「じゃあ、君は俺がどうするべきと思うのか、具体的に言えるかい?」

そんな風に言われて、困っちゃったんですけどね。

具体的にと言われても・・・って、感じだし。


今まで、トラさんの話を聞いてきて、お客さんのことを第一に考える人だけど、その代わり、会社としては扱いづらい人なんだろうなと思いました。

だからって、会社に合わせて、そんなトラさんの考えが変わってしまうのは嫌だし・・・。

「会社がトラさんに合わせるべきだと思います」

「え?」

「そんな会社、ないですか?」


自分で言ってて、そんなのないよ~って、一瞬思ったんですけどね。

「トラさんに付いていこうって考えてる人、いるんじゃないですかね?」

エリさんが話してくれた、アシスタントの話を思い出したんですよ。

トラさんにだって、きっと、そんな人がいるはずです。


その時、ガミさんが何か閃いたようでしてね。


「トラさんが会社を作れば、良いんだよ!」


・・・それ、良いじゃん!

ちょっとスケールがでかい気もするけど、ガミさん、たまには良いこと言うじゃない!

そんな感じで、俺はテンション上がったんですけどね。


「簡単に言うんじゃない!」

トラさん、怒っちゃいました。

まあ、今、まともに仕事してない、うちらから好き勝手言われれば、怒りますよね。

でも、今日の俺は何だかイケイケモードでしてね。


「試しにでも構わないんです。本当にやりたいことを仕事に出来ないか、考えてくれませんか?」

ちょっと真剣な雰囲気で言ってみました。

まあ、軽く演技なんですけどね(ぉぃ

でも、トラさんは少しだけ考えてくれそうな雰囲気でしたよ。


てことで、少しした後、何様だよ!?ってツッコミを自分にした1日でした。

いや、あれですよ。

認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものをって気分ですね(それは坊やだからさ

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