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その通りだと思います

2009/09/10(木)


トラさんからの課題、全く手を付けてないヨッシーですよ。

いや~、色々と忙しいですからね(言い訳


さて、今日もトラさんがガミさん宅に来てて、俺も呼ばれるってパターンだったんですけどね。

「トラさん、就職活動の方はどうですか?」

だから、何でガミさんは、際どい質問を普通に聞いちゃうの!?

「・・・残念だけど、全滅だったよ」

ほら、微妙な答えが帰ってきちゃったじゃん・・・。


てか、この前の選挙で、政権交代だ~なんて騒いでるけど、それで景気が良くなるとは思えないですもんね。

俗に言うリーマンショックは、まだ続いてると思いますし。

てことで、この話は、この辺で・・・


「前の会社、辞めなきゃ良かったって思うことないですか?」

うわ、際ど過ぎる質問が飛び出しましたよ!?

「あそこは良くないよ。辞めて良かったと思ってる」

それから、トラさんはサラッと話してくれました。


どの会社も、そうなのかもしれませんが、トラさんの会社は下の声が上まで届かないといった感じだったそうです。

それで、トラさんは打ち合わせや会議の席で上に対して、体制を変えろといった意見を言ったりしていたそうです。

でも、上の人は、そのうち対応するの一点張りで、さらにはトラさんを排除するかのように支社のような別の場所へ異動させたとか。

それで、半ばリストラに近いような形で自主退社したとか。


てか、この話、暗い感じだし、話題を変えますか。

まあ、そんな考えをガミさんも持ったみたいでしてね。

気を使うような態度で話題を変えてくれました。


「ヨッシー、トラさんから出された課題は出来た?」


・・・さらに厄介な方に話を進めましたね。

全くやってないっての。

てことで答えに困ってたら、手を付けてないってことがばれましてね。


「そうやって、最近の若者はどうして、やる気がないんだ!?」

トラさんの説教が始まっちゃいました・・・。

「就職活動をしていても、俺の年代は書類選考で落とされることがほとんどだ。その点、君のような若者は書類選考を通りやすい」

まあ、適当に聞き流そうかと思ったんですけどね。

トラさんの言ってること、間違ってないと思ったんで、そのまま聞いてました。

「そもそも、若者向けのサポートだって、たくさんある。でも、それを真剣に利用してる若者が少ないという現状だ」

俺も、その若者の1人なんで、何とも言えないですね。


考えてみれば、郵便受けに就職についてパンフレットのようなものがあった記憶があります。

でも、郵便受け自体、基本的に放置だし、そういったものがあることに気付いても、そのままゴミ箱行きです。

トラさんのように就職したいって本気で思ってる人がいるんだし、俺みたいなやる気ないのをサポートしたりしないで良いんじゃないかって考えを俺も持ってますしね。


とまあ、色々と説教を受けた後、今日は解散になりました。

ガミさんが軽く心配してましたが、とりあえず大丈夫と伝えましてね。

とはいえ、普通にへこんだんで、気分転換にジョギングへ行きました。

そしたら、偶然、ケイさんに会いましてね。


「暑いのに、ジョギングなんてやってるのか?」

「はい、一応」

「頑張ってるな」

「いえ・・・」

ついさっき、やる気ないって怒られたばかりですよ。


「ところで、ケイさんは、どうして仕事してるんですか?」

「え?」

「自分、バイトもしてないですし・・・」

まあ、ケイさんの考えは、既に知ってますけどね。


「この町の安全を守りたいって思っただけだ」

うん、こんな台詞をサラッと言ってしまうケイさん、良いと思います。

「仕事って、やっぱりしないといけないものですよね?」

一応、納税の義務とかもあるわけですしね。

でも、ケイさんの意見は意外でした。


「別に、仕事する意味がないと思うなら、しなくて良いんじゃないか?」

「え?」

「反対に、仕事する意味があると思うなら、すれば良い」

「はあ・・・」

てか、今日は年上の人から、その通りって感じの意見を言われますね。


「試しに仕事するのも良いんじゃないか?」

「・・・そうですね、それも悪くないかもしれないです」

そんな感じでケイさんと別れたんですけどね。


家に帰った後、シャワーを浴びたり、夕飯を食べたりして、そんで、ブログも書いたんですけどね。

この後、ちょっとだけ、トラさんから出された課題をやろうかなと思った1日でした。

まあ、とりあえず、出来ることをしようってやつですね。

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