仲良くしましょ
2009/08/20(木)
ギターを弾いたり、歌ったりすると、メチャクチャ汗をかいてしまうヨッシーですよ。
てか、昔から汗っかきなんで、夏は大変なんですよね・・・。
さて、今日は改めて、みーちゃんなんかと一緒に病院へ行くことになってます。
とりあえず、家で待機していたところ、ミサがやってきました。
まあ、ある程度は予想してましたが、ガミさんがいませんね。
「ガミさんは?」
「お兄ちゃんは行かないそうです。一応、声はかけたんですけど・・・」
まあ、そのまま行っても良かったんですけど、ちょっと気になったので、様子を見てから行くことにしました。
ガミさんは某ボクサーみたいに燃え尽きた感じで・・・って、前にみーちゃんに嫌われた時と同じ格好なんですけど!?
うん、きっと、ガミさんはへこんだ時とか、このポーズで固定されるんでしょうね(ナイナイ
「ガミさん?」
「ふん!2人で行ってくれば良いんだよ」
いや、キャラが変わってるとか、そんな問題じゃなくなってるし!?
てか、今時、「ふん!」なんて言う人、初めて見たよ!
てことで、そんなガミさんをほっといて、ミサと一緒に、みーちゃんの家へ行きました。
みーちゃんは機嫌を直したみたいでして、うちらが行くと、笑顔を見せてくれましたよ。
「ヨッシー、ミサ姉ちゃん、こんにちは」
「・・・ミサ姉ちゃん?」
「昨日、話をしまして、お姉ちゃんのようだと言われまして・・・」
考えてみれば、みーちゃんも一人っ子なんですよね。
だから、ミサのような姉を持つことに憧れてたのかもしれません。
ミサも照れ臭そうな様子でしたけど、悪い気はしてないようです。
てか、昨日、軽く話しただけで、随分と仲良くなりましたね。
「あれ、ガミさんは?」
「ああ、ちょっと具合悪いみたい」
病名はへこみ病です(2回目の発病
てか、みーちゃんは残念そうな雰囲気でした。
前と同じように、瞬間的に怒っただけで、ホントに嫌いになったってわけじゃないみたいですね。
それはさておき、病院へ向かいましょう。
今日はガミさんもいないし、ちゃんと作戦を立てます。
「とりあえず、知り合いになるとこから始めるよね?」
「うん!」
「私もそれが良いと思います」
「でも、どう言えば良いのかな?」
みーちゃんは不安げな様子ですね。
てか、昨日の1件で、軽くマイナスからのスタートになってますからね。
なかなか面倒です。
「てか、みーちゃんは、どうして、あーくんに勇気をあげたいって思ったの?」
「え?」
「昨日の様子を見る限り、リハビリにやる気を持ってない感じだったし、やる気を持ってほしいとか、そんな考え?」
俺の質問に、みーちゃんは少しだけ考えてから答えてくれました。
みーちゃんは基本的に家でリハビリをすることにしたみたいでして、手術の後、すぐに退院して、時々、病院へリハビリに行くという形にしているようです。
そして、先日、病院を訪れた際に、あーくんを見かけたと。
あーくんはリハビリに対して、やる気がない様子で、その理由が不安を持っているからではないかと考えたようです。
みーちゃんと同じで、また腕が思い通りに動く保障がないとか、そんな理由ですかね。
そんな考えから、勇気を与えたいと思ったようです。
まあ、本当の理由は気があるからってことなんでしょうけどね。
ガミさんの二の舞にはなりたくないので、そんなことは言いません。
てか、みーちゃんって、いつの間にか退院してましたね・・・。
久しぶりに再会出来たってことに驚いちゃって、ナチュラルにスルーしてましたよ。
今更だけど、退院おめでとー(直接言ってやれよ
さて、そんなこんなで、病院に到着です。
そのまま、リハビリをするとこへ行ったら、今日もあーくんがいました。
てことで、ちょっと考えましてね。
「少しだけ、俺に任せてもらっていい?」
「あ、うん」
よし、マサから出来ることをしろって言われましたからね。
ちょっと、頑張ってみます。
「あーくんだっけ?」
「え?」
「あ、俺、ガミさんの隣人で、色々と迷惑を受けてる人なんだけど・・・」
そんな自己紹介から入りましてね。
「何か、ガミさんが迷惑かけてるのかと思って、心配になったからさ。もしそうなら、ごめんね」
「別にそんなことないよ」
「それなら良かった。まあ、そもそも俺が謝る義理はないんだけどね」
そこで、あーくんは俺の後ろにいた、みーちゃんやミサに目をやりました。
「あ、彼女はガミさんの妹でミサ」
さてと、本題ですね。
「あと、この子は、みーちゃんって言って、この前まで入院してたんだよ」
「そうなの?」
「ガミさん、2人なら色々と話が合うんじゃないかと思ったみたいで、昨日、あんな変な紹介をしたみたいなんだよね」
そこで、みーちゃんに目配せをしましてね。
「あ、えっと・・・あーくんって呼んでも良い?」
「うん、良いよ」
お、なかなか良い感じですね。
さてと次は、ちょっと引いてみましょう。
「あ、何か飲み物いる?買って来るよ」
てことで、ミサと一緒にジュースを買いに行きました。
「あれで、まあ、友達みたいな感じにはなれるでしょ」
「ヨッシーさん、すごいです!」
「別に、ただ出来ることをしただけだし」
実は学生時代、色々な人に話しかけて、それなりに友達もいたんですよね。
人見知りな性格ではないんで、自分から結構行けるタイプですし。
まあ、今は極端に自分から人と関わることを減らしてるし、そもそも、学生時代の友達とは連絡を取ってない状態なんですけどね。
でも、適当に話題を見つけて、知り合いになったりってのは今でも出来るみたいです。
てか、軽く久しぶりだったんで、微妙に心配でしたが、思ったより上手くいきましたね。
そして、少ししてから戻ったら、みーちゃんとあーくんは楽しそうに話してました。
まあ、これぐらいの年齢って、ちょっとしたことで仲良くなれますもんね。
もしかしたら、俺が何もしなくても、すんなりと仲良くなれたかもです。
そんなわけで、しばらく4人で話をしてから、今日は帰ることにしました。
でも、ちゃんと明日もまた会う約束をしましたよ。
帰り道、みーちゃんはメチャクチャ嬉しそうでした。
「ヨッシー、ありがとう!」
「別に、俺は大したことしてないし」
「ミサ姉ちゃんも、ありがとう!」
いや、ミサこそ、何もしてなくね?
まあ、あえて言いませんけどね。
「明日はガミさんも誘おうかね」
てか、あーくんと話してて気付いたんですが、ガミさんについても、それなりに好印象だったんですよね。
色々とあるけど、どこか憎めないって感じのキャラになってるんですかね。
まあ、俺がガミさんに対して持ってる印象も似たようなもんだし、何となくわかる気がします。
そんなわけで、とりあえず、みーちゃんとあーくんが仲良くなりましたよ。
あとは勇気を与えるだけ・・・てか、多分、本来の目的は、あーくんと仲良くなりたいとか、そんな感じのような気がします。
てことで、もう目的達成したのかな?なんて感じた1日でした。