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同じ過ちはしません

2009/08/18(火)


あまりにも暑過ぎて、世界中を怖い話で満たせば涼しくなるかなといった謎の考えが浮かんだヨッシーですよ(ぇ

てか、リアルに暑さで頭がやられてますね・・・。


さて、今日は昨日話した通り、みーちゃんと会うことになってます。

てことで、ガミさんとミサと一緒に家を出ました。

とりあえず、みーちゃんの家へ行くことになってるんですが、みーちゃんの家が病院から近いということで、まずは病院集合になりました。

そんなわけで、病院へ行こうとしたんですけどね。


「ヨッシー!」

「ん?」

「差し入れ用意しないと!」

「絶対にいらないから」

てか、差し入れについて、あんだけ失敗したのに、そこまで果敢に挑戦するなよ。


てことで、今日は手ぶらで行きますよ。

そんで、病院に到着しましてね。

そこには母親と一緒に、みーちゃんがいました。

てか、マジで久しぶりだ~。


「みーちゃん、久しぶり!」

「うん、久しぶり!」

まあ、まずはミサの紹介をしますかね。

「彼女、ガミさんの妹でミサって言うんだよ」

「みーちゃん、初めまして。ミサと呼んで下さい」

「あ、はい、ミサさん、初めまして」


お、ミサって、人見知りな感じだから、軽く心配してたんだけど、すんなりと打ち解けられそうですね。

そういえば、みーちゃん、俺だけ呼び捨てにしてねえか?って疑問を持ちましたが、気にしたら負けですね。

あ、てか・・・


「ミサも、名前が『み』から始まってるから、みーちゃんってあだ名が成立するね」

「言われてみれば、そうですね」

「運命、感じるんじゃない?」

「いえ、全く感じないです」

「・・・そっか」


・・・えっと、ミサがどういう時に運命を感じるのか、未だによくわかんないんですけど。

どうでも良いことでは、運命感じるんですけどね~。

って、普通に運命感じるって言葉が日常的な言葉になってるし!?

明らかに俺の中の常識が崩壊してるよ!


ちなみに、みーちゃんは普通に車椅子です。

俺は電話で聞いてたんで、予想してましたけどね。

手術が成功したとは言え、リハビリとかも大変なんでしょうね。

まあ、ここは前みたいにパーッと遊んで気分転換でも・・・


「みーちゃん、足の調子はどう?」

いや、ガミさん、空気読めよ!

まあ、毎度のことだけどさ~。

とはいえ、前みたいにゴタゴタが起こると困りますもんね。

てことで、注意しようとしたんですけど。


「お兄ちゃん、デリカシーがないよ! 女心を考えてよ!」

ミサが代わりに叱ってくれました~。

って、微妙にミサもずれてる気がしますけど・・・。

まあ、あれです。

ここは久しぶりに、可愛いから許すってことにしましょう(結局それかよ


とはいえ、ミサのおかげで、ガミさんが反省してくれましたよ。

まあ、そんな無駄なやり取りをした後、みーちゃんの家へ行きました。

てか、みーちゃんの家に行くのは、当然初めてです。

とりあえず、みーちゃんの家は普通に一軒家で、中も広めな感じでした。

あ、3体に分身したままのクマ忍者も、飾ってくれてますね(懐かしい


そんで、何をしようか~?といった話になったんですけどね。

今日は珍しく、トランプで遊ぶことにしました(うわ~、珍しい~

まあ、みーちゃんに花を持たせるということで、みーちゃんの得意な神経衰弱で勝負ですよ。

・・・ええ、本音を言えばリベンジする気MAXですが何か?(マテ


てことで、スタートです。

とりあえず、今日は色々と考えて、俺、みーちゃん、ミサ、ガミさんの順番にします。

ミサとガミさんが表にしたカードを、みーちゃんの前に取ってしまう作戦です(汚いな~

てか、普通に完璧な作戦だ~と安心してたんですけどね。


「3は・・・これですね!」

「ミサさん、すごい!」

ミサ、普通に記憶力が良いみたいです。

それだけでなく、勘も良くて、表になったことがないカードも何枚か回収していくんですよ。

これは厳しいかもしれない・・・。


しかし、俺には策があります。

まあ、前にもやった、カードをすり替えるという作戦ですが、今度はこっそりとすり替えた後、白状しないようにします(ヒド

いや、だってマサから出来ることをしろって言われたじゃないですか(責任逃れ発言


しかし、これでミサは自分の記憶や勘に誤差が生じて、混乱することでしょう。

これで、安心して・・・

「あ、このカードは、さっきヨッシーさんがこっちに移動してましたね」

普通にカードを獲得するミサ。

・・・てか、ばれてる!?

何で気付いたわけ!?


ということで、ミサが普通に1位でした。

2位は、みーちゃんです。

3位は・・・ガミさん(あれ?

いや、あれです。

みんなをヨイショしようと、わざと負けてあげたわけですよ(負けず嫌い発動中


「ミサさん、すごいですね!」

「てか、勘が良いよね」

「あ、勘じゃないですよ」

「え?」

・・・何、イカサマ?(あなたとは違います


まあ、軽く解説してもらったんですけどね。

カードを切る前に、全部のカードが揃ってるか、各ペアを揃えながら確認したんですよ。

それから、カードをまとめて切ったんですけど、切り方が適当だったようで、偏りがあったそうです。

で、ミサはその偏りを計算して、表になっていないカードが何なのか予測したそうです。

・・・うん、文章にしてみたけど、全く理解出来ません。

てか、ミサ、ルービックキューブとかもすんなり解くし、時々、天才気質なとこがありますね。


まあ、その後は、適当に雑談してたんですけどね。

「そういえば、みーちゃん、何か悩んでるんじゃないの?」

ガミさん、謎の唐突発言。

いや、てか、その流れで行くと、まだ歩けないとか、そういった話になる可能性高いから、避けようよ~。

何で、この人は地雷原に向かって全力疾走しちゃうのかな~?


「別に悩んでないよ?」

よし、みーちゃんは気にしてない感じだし、ここで引けば・・・

「いや、何もないのに、僕らを呼ぶわけないよ!」

・・・はいはい、ガミさん自重。

何て思ってたんですけどね。


みーちゃんは少しだけ迷っているような様子を見せた後、話してくれました。

「ガミさんやヨッシーが私に勇気をくれたように、私も勇気をあげたい人がいるの・・・」

「勇気をあげたい人?」

てか、俺とガミさん、大したことしてないんですけどね。

それにしても、みーちゃんがこんなことを言うなんて、ちょっとビックリです。


「この前、病院で見かけて、名前も知らないんだけど・・・」

ゆっくりと話す、みーちゃん。

・・・うん、てか、これはフラグが立ちましたね。

「わかった、僕らが協力するよ!」

いや、あのさ・・・僕『ら』って何?

その『ら』は俺も含んでるの?


とはいえ、みーちゃんがそんな風に勇気をあげたいって思ってる人がどんな人かってのは、ちょっと気になります。

それに、冷静に考えたら、俺は暇人ですからね。

ギターと歌の練習したり、プログラミングの勉強したり、時々ジョギングする程度しかすることがない・・・いや、普通に忙しくね?

とはいえ、ダラダラやってる時間もあるので、まだまだ暇人でしょう。


てことで、みーちゃんに協力することにした1日でした。

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