表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
140/390

忘れるわけないじゃん

第2部、最初の章は『小さな恋』です。

久しぶりの登場となる、あの子の、その後を描いた物語です。

2009/08/17(月)


人に話を合わせるのが得意なヨッシーですよ。

てか、会話については、ちょっとした武勇伝もあるんですよ。

ちょっと、自慢になっちゃうかもしれませんが、聞いて下さい。


例えば、的確なタイミングで相づちをし続けて、質問されたら、何も答えられないほど、全く話を聞いてなかったことがあります(マテ

誰かが言った話題について知らないのに、知ってる!と気分で乗って、適当に話を合わせながら、それが何か、その場で覚えたりしたこともあります(イヤマテ

あとは、電話で話してた時、普通に眠くて半分寝ながら適当に答えてたら、遊ぶ約束をしてたらしく、知らず知らずのうちにドタキャンしちゃったこともあります(ソレモマテ

あ、これ以上書くと、ホントただの自慢になるので、やめますね。


さて、今日は家でギターを練習してたんですよ。

てか、Fコードが絡むコードチェンジが出来ないんで、そこを重点的にやってたんですけどね。

いきなり、携帯が鳴ったんですよ。

で、誰からか確認したんですが、知らない番号なんです。

何か、詐欺的なものかと思ったんですが、とりあえず出ましてね。


「もしもし?」

「あ、○○ですけど・・・」

何だか、可愛らしい声の人ですね。

てか、どっかで聞いた名前なんですが、思い出せません。


・・・さて、どうしましょうか?

「ああ、久しぶり~」

てことで、話を合わせることが得意だと自負する自分の会話力を活用します(ぇ

あ、だってマサから出来ることをしろって言われたじゃないですか(謎の責任逃れ


「うん、久しぶり!覚えててくれたんだ?」

「てか、忘れるわけないじゃん!」

さてと、この人、誰だろう?(ぉぃ

今更、誰なのか聞くのも悪いんで、会話の中で誰か判断しましょう。


「元気にしてた?」

「うん。あ、ずっと連絡しなくてごめんね」

「いや、別に気にしてないよ」

てか、知らない番号から、かかってきたんですよね。

俺が教えただけで、向こうは教えてくれなかったってことかな?


そこで、改めて番号を確認すると、家の電話からかけてるようだと判明しました。

てか、もしかしたら向こうから教えてもらった連絡先を登録し忘れてたのかと思って、心配してたけど、家の電話ってことは、そうじゃなさそうだね。

え、登録をし忘れること、あるかって?

そんなの、日常茶飯事に決まってるじゃないですか(ぇ


まあ、しばらく話してたんですけどね。

未だに誰かわかりません。

てか、何で家の電話使うんだよ?

携帯からなら、きっと登録してあるだろうから、わかるのに・・・。

多分、学生時代の友人だと思うんですけど、こっちに引っ越して来てからは全然連絡してないし、見当も付きません。


でも、そんな俺に大ヒントが来たんですよ!

「そうだ、ガミさんは元気?」

「え、ああ、元気だよ」

・・・てか、ガミさんを知ってる?

「ヨッシーも元気そうだね」

「ああ、まあ、最近は色々あったけどね・・・」

・・・俺をヨッシーと呼んでる?


考え中・・・考え中・・・CMだよ(マテ

冗談はさておき、真剣に考えましょう。

えっと、この声は・・・


「もしかして、みーちゃん!?」

「え、そうだけど?」

「久しぶりじゃん!」


忘れてる方のために説明します。

4月にガミさんが引っ越して来てから、2週間後ぐらいだったと思いますが、両足が麻痺してしまっていて、その手術を控えていた、みーちゃんという少女に会ったんですよ。

手術に対する恐怖を持っていたみーちゃんに、ガミさんが勇気を与えようなんて言って、奮闘したりしましてね。

そして、手術が上手くいった後、リハビリは1人で頑張りたいと、みーちゃんが言って、それっきりだったんですよ。

てことで、長い説明終わり。


「ヨッシー、わかってなかったの?」

「何言ってんの?初めからみーちゃんだって喜んでたし」

「絶対嘘だよ!」

はは、嘘だってバレバレですね。

こんな時は話題を無理やり変えて回避します。


「ところで、足の調子はどう?」

「うん・・・まだ立ったりするだけで、歩いたりは出来ないんだ・・・」

やべ、軽く地雷踏んじゃったし(自業自得ですね

「まあ、焦らずにマイペースでいいじゃん」

う~ん、フォロー出来たかな?


その後、色々と話しましてね。

そもそも、突然みーちゃんが連絡してきた理由は何だろうと疑問だったわけですが。

「1人で頑張るつもりだったんだけど、久しぶりに会いたくなって・・・」

てか、これまで1人で頑張ってきたわけだし、何よりも、みーちゃんは友達ですからね。

だから、会いたい時に会えばいいじゃんと話しましてね。


てことで、明日、久しぶりに会うことになりました。

もちろん、電話を終えた後、ガミさんにも話をしまして、ついでにミサも一緒に行くことになりましたよ。


以上、相手が誰なのか、わからないのに数分ほど普通に会話を続けるという、新たな武勇伝を生み出した1日でした。

いや、ホント自慢になっちゃって、すいませんね(てか、反省しろ


そういえば、みーちゃんの家の連絡先、微妙に間違えて登録してたことに今更気付きましたよ(ぇ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ