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頑張れば何とかなる

2009/08/10(月)


人間、頑張れば何とかなるのかなと思ったヨッシーですよ。


一応、マサの様子が気になりまして、今日はまず、病院へ行きました。

そしたら、丁度遊びに来ていたスポドリとアップルに会いましてね。

2人も、マサの容態を知らなかったわけで、今の状況を説明すると、驚いてました。

あと、マサは昨日と変わらず、意識はまだ戻っていないそうです・・・。


それだけ確認すると、今日はスポドリとアップルも巻き込んで、ギター練習をすることにしました。

ガミさんとミサに見てもらってるわけですが、他の人の意見も聞きたいと思いましてね。

今まで、俺の演奏を聞いたことがないスポドリ達だからこそ、気付くことがあるかもしれませんし。


そんなわけで、近くの公園で練習を開始しました。

まずは各パート毎に区切って、苦手な部分なんかを確認しましてね。

「どう?」

「兄貴、普通に弾けてると思いますよ!」

「そうかな?」


てか、相変わらずFコードは簡略化したものにしちゃってるし、完璧な演奏って点では、諦めてるんです。

でも、演奏を聞いてくれた人・・・というより、マサが俺の演奏を聞いて、喜んでもらえたらいいなと。

そういった視点で見た時、俺の演奏はどうなんだろうかと・・・。


「ヨッシー!」

「ん?」

「1番だけでもいいから、通して歌ってみてよ!」

「いや、それは・・・」

「ヨッシーさん、頑張って下さい!」


それから、スポドリやアップルも応援してくれましてね。

俺は、少しだけ迷いそうにもなったんですけどね。

「わかった!聞いてて!」

もう、緊張するとか、時期尚早だとか、そんな言い訳はしないって決めましたからね。

それに1番だけなら、気も楽です。

そんなわけで、深呼吸をした後、1番だけ、通して歌ってみました。


まあ、ノーミスは無理だろうと初めから諦めてました。

でも、せっかく俺のために時間を割いてくれてるんだから、ひどい演奏は聞かせられないです。

そんな思いもあって、漠然とですが、良い演奏を試みる感じでやりましてね。


1番だけ、通して歌いました。

てか、歌えました。

少しの間、みんな沈黙で、どうだったのか、心配だったんですけどね。

大きな拍手が返ってきました。


「ヨッシー、すごいよ!」

「私、感動しました」

「兄貴、良かったですよ」

「僕も良かったと思います」


みんな思い思いに褒めてくれましてね。

でも、俺は普通にミスも多かったし、ホントかな?と思いつつ、でも、やっぱり嬉しかったです。


正直、出来ないと思ってたんです。

それが、それなりといったレベルでも出来て、さらに、そのことで褒めてもらった。

こんなの、テンション上がるに決まってるじゃないですか!


「マサ、きっと喜ぶよ!」

「そうかな?」

でも、マサの意識は、まだ戻りません。

もしかしたら、この演奏を聞かせることも・・・

「ヨッシー、マサは絶対に目を覚ますよ!」

「へ?」

考えてたことについて、何故かガミさんが言葉をかけてきました。

てか、俺ってサトラレだったの?(違うはずです

まあ、多分、表情に出てたんでしょうね。


「じゃあ、いつ目を覚ましてもいいように、もう少し練習させて」

そんなわけで、途中でスポドリ達を帰しつつ、ガミさんとミサには夜遅くまで練習に付き合ってもらいました。

自分で言うのもなんですが、大分形になってきた気がしますよ。


・・・とはいえ、正直、自分の演奏に自信を持つことは、まだ出来ません。

でも、頑張れば何とかなると信じて、とにかくやってみようと思った1日でした。

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