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悩んでること

2009/08/04(火)


悩みのない人なんていないと思うヨッシーですよ。

とまあ、当たり前のことを言ってみたんですけどね。


今日もガミさんは家にいるってなことを言ってたんで、1人でマサの見舞いに行きました。

てか、普通にギターを持って出掛けることが多いけど、正直言うと、大きいし、重いしって感じで邪魔なんですよね。

一応、背負うタイプのギターケースに入れて持ち運んでるんですけど、この時期は暑さで背中が蒸れますし。

とはいえ、ギター、結構楽しくなってきたしってことで、持って行くんですけどね。


そうそう、今日、マサの病室を訪ねると、スポドリとアップルがいました。

「2人とも、どうしたの?」

「これから2人で遊びに行くんですけど、その途中で寄ったんです。兄貴が来ると思いましたし」

全く、夏休みがある学生は呑気なもんなんだぜ(ニートのおまえが言うな

「あれ、ガミさんは・・・?」

「ああ、何か、よくわかんないけど、家にいるよ」


ガミさんがいないと知り、アップルは少しだけ寂しそうでした。

てか、ガミさん、アップルには異様に慕われてるよね。

ちなみに、これから遊びに行くってなことを言ってたんですが、スポドリとアップルは2時間ほど、いましたよ。

すっかり、マサとも仲良くなりまして、マサも楽しそうな感じでした。


「やっぱり、若いよね」

2人がいなくなった後、マサはそんなことを言いました。

「てか、うちらも十分、若いと思うけどね」

「でもさ、何か、元気出てくるよ」

「あ、俺もそう思う」

うん、やっぱり俺とマサは発想が似てるよ。


その後、ギター練習を軽くやって、それからまた雑談になりました。

まあ、今日の話題はというと・・・


「ヨッシー、ミサとは連絡取ってる?」


ミサのことです。

てか、何で、こうまでくっ付けようとするんですかね?

「まあ、ミサからメールが来るから、一応返してるよ」

「ヨッシーから送ってあげなよ」

「てか、ホントに、そんな気ないからさ」


今まで、何度となく、こう言ってきたんですけどね。

未だにマサは聞いてくれない状態です。

まあ、今日はガミさんとかもいないし、トコトン攻めようって考えてたんですかね。

とりあえず、付き合うと、こんな嬉しいことがあるよ~的な、謎の宣伝を受けたりしました。

そんで、俺は適当にかわしてたんですけどね。


「ところで・・・」

この時、マサの話し方が微妙に真剣な気がしましてね。

てか、マサの考えとかは前々から、何となくわかりますし。

てことで、この後の展開も読めましてね。


「ヨッシー、過去に、何かあったのかな?」


これ、あまり聞かれたくない質問でした。

「いや、てか・・・それ以前に出会いがあまりないからさ」

多分、ばれてるだろうなと思いつつ、明るい感じで返しておきました。

そしたら、マサはため息をつきましてね。


「ごめんね」

「え?」

「俺の話、色々とヨッシーに聞いてもらってるのに、俺、ヨッシーの話、何も聞けてないから・・・」

「いや、それは別に・・・話さない俺が悪いでしょ」


ホントにマサのことは親友って思ってるんです。

でも、これとそれは別の話と言いますかね。

俺、過去にこんなことしてました~なんて言ったって、しょうがないじゃないですか。

まあ、それが良い思い出とかなら、まだ話してもいいと思うんです。

こんな楽しいことがあったよ~って感じに話したりして、その楽しさを共有すると言うんですかね?

でも、嫌な思い出とかなら、お互い気まずくなるだけですし。


「あ、てか、過去のこととか覚えてないし」

「そう?」

「うん、あまり過去とか振り返らないからさ」


前にもサラッと書きましたが、自分は結構物忘れがひどかったりします。

1年前のことすら忘れてたりしますし。

その理由は、過去を思い返したりしないからなんですよね。

まあ、過去を思い返したりしない理由は、また別にあるんですけど。


「いつか・・・」

「ん?」

「話す気になったら、話してよ。ヨッシーが悩んでること」

「あ、うん・・・」

「多分、過去のこと・・・いや、今も何か悩んでるんだよね?」


てか、俺、マサのことは何となくわかるって感じですからね。

反対に、マサも俺のことは何となくわかるみたいです。

確かに、過去に自分がしたことで悩んでます。

今、現在進行形のことでも悩んでます。

具体的にそれが何かってことまではわからなくても、そういったことは何となく感じてるようです。


「・・・わかった、そのうち話すかも」

「うん、じゃあ、待ってるよ」

マサは笑顔を見せてくれました。

「あと、何か無理やり聞く感じになっちゃって、ごめんね」

「いや、話さない俺のが悪いし」

「それと、話してスッキリすることだって、あると思うよ?」


マサの言葉、何となく胸に響いたって言うんですかね。

少しだけ、話してみようかなと思ったんですが、やっぱりやめておきました。

てか、現段階で、何だかんだ楽しい毎日を送れてますしね。

悩みは誰にだってあるものですし、無理やり解決するものでもないと思うんですよ。


「それで、その悩みを解決させることで、ミサとゴールイン・・・」

「そこに戻るの!?」

てか、悩んでることと、ミサを好きじゃないってのは関係ないと思うんですけど・・・。

まあ、恋愛することに一歩引いてるって点では、関係ありかもですけどね。


てことで、自分が悩んでる~ってな事を珍しく書いてみた1日でした。

とはいえ、冒頭でも書いたけど、悩みのない人なんていないでしょ~。

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