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脱出してやる!

2009/07/08(水)


結構前にあったフラグをすっかり忘れてたヨッシーですよ。

いや、トッピーの手紙を届けるとか、ミサが来たりとかってことで、忙しかったですからね。


というわけで、

「ヨッシー、ゲーム作ったからやってみて~!」

ガミさんゲーム、まさかの第2弾です。

てか、今度は何を作ったんでしょうかね?


「またジャンケン?」

「違うよ。今度はアドベンチャーゲームだよ!」

「・・・え?」


これまた、面倒なゲームを・・・。

アドベンチャーゲーム、知らない方のために解説しますと、大体は選択肢が出てきて、正しい方を選択しないとゲームオーバーになるとか、そんな感じです。

まあ、複雑になってくると、ノベルゲームといった感じに、ストーリーをしっかりと作ることも出来て、推理ものから恋愛もの、ホラーまで何でもありって感じに出来るんですけどね。

プログラミング初心者のガミさんが作ったとなると、そんなのは期待出来ません。


とりあえず、メッセンジャーを起動して、ガミさんからソフトを送ってもらいました。

さて、早速起動してみましょう。

・・・タイトル画面とかなしに、いきなり始まりますね。

てか、ウィンドウのタイトルに『夢幻の迷宮』って書いてあります。

明らかに俺が作った『夢幻の郷』って曲の影響を受けてますね。

それはさておき、まずは文章が書いてあるんで読みましょう。


 気付いたら、部屋の中にいた。

 どうやら、ここは迷路のようだ。

 何とかして、ここを出よう。


すげ~!?

たった3行なのにツッコミどころ満載なんですけど!?

まあ、せっかく、大阪人のお墨付きとなったんですからね。

軽くツッコミ入れておきましょう。


唐突過ぎるよ!

何で迷路ってわかるんだよ!?

きっと、ここでじっとしてた方がいいよ!


まあ、他にも色々ありますが、各行1回ずつで許してやろう。

それより、迷宮って書いてある時点で、嫌な予感がとてもしますが、とにかく始めましょう。

てか、部屋を出るボタンしかないんで、押します。


 行き止まりだ。


・・・え?


そんで、右へ行くボタンと左へ行くボタンが・・・。

うん、これ、絶対に面倒だよ。

この時点で、2択の一か八かです。

で、ここを抜けても、また2択が出てくるはず。

とりあえず、完全にノーヒントの当てずっぽうで行く必要があるんで、ジャンケンゲームをやった時のように、正解をメモしながらやらないとクリア出来なさそうですね・・・。


ちなみに、こういったアドベンチャーゲームは、ホームページのリンクをイメージするといいんですよね。

どっかのリンクを押すと、別のページに飛ぶといったイメージです。

具体的に言えば、Aのページから、あるボタンを押すとBのページに飛んで、そこでまたボタンを押すとCのページへって感じですかね。

その考え方を発展させて、今、どのページにいるか?って考えながら進めると、製作者の意図なんかが見えたりして、攻略の糸口になったりするんです。

まあ、もっと詳しく書いてもいいんですけど、難しい話を書くのは嫌いなんで、興味があったら勝手に調べて下さい(投げやり発言

ついでに、製作者がガミさんって時点で、この法則が使える可能性が格段に下がってますしね。


てか、右へ行くボタンが左で、左へ行くボタンが右にあるって時点で、カオスな気配を感じます。

そもそも、右や左に行けるなら、行き止まりじゃないし。

まあ、とりあえず左だ!


 あなたは死にました。


・・・即ゲームオーバーかよ!?

これ、絶対に無理ゲーだよ!

あ、ジャンケンゲームの時にはなかったタイトルに戻るボタンがある~って嬉しくないし。

そもそも、タイトルって・・・予想通り、部屋を出るボタンがあるとこに戻りましたね。

ここ、タイトル画面だったのか~。


とはいえ、メモを取りながら、進んでいきましょう。

ルートさえ見つければ、こんなの楽勝ですよ。

てことで、ポチポチっと。

・・・ん?

左へ行くを連打すると、いつまで経っても先に進まないとこがある?

・・・同ページに飛ぶってボタンを作りやがったな(イラッ

まあ、そんなトラップは気にしません。

・・・ん?


 行き止まりだ。


この文章は、どのページにも出てきます。

問題は、選択出来るボタンの文字。


 前へ行く


・・・前へ行けるんだったら、行き止まりじゃねえし!

先へ進むほど、カオスレベルがドンドン上がってますが、何とか進みましょう。

てか、序盤のページに戻されるボタンが仕込まれてることに気付いて、やる気ダウンしてるんですけどね。

前へ行くボタンも頻繁に出てきてますしね・・・って、後へ行くボタンまで出てきたし。

これ、前のページに戻される気配なので、避けます・・・って死んだし!?


むしろ、ちゃんとゴールに繋がるルートがあるのか、怪しくなってきましたが、引き続き頑張りましょう。

とりあえず、後へ行くボタンを今度は押し・・・あ、先に進めた。

てか、主人公、明らかに途中で曲がり角を見逃してるってことじゃん。


その後、右へ行くボタンが2つある場所(片方は死にました)や、謎のmae(前?)へ行くボタンを越えつつ・・・あ!


 出口が見えた。


違う文章が出てきた~!

って、今まで同じ文章のみが続いてたのがそもそもおかしいんだよ!

・・・てか、出口が見えてるのに右か左かの選択を迫られてる不思議。

普通に出口が見えてるのに、あえて逆の道を進もうか迷ってるってことでしょ?

この主人公、ガミさん並にぶっ飛んでますね。

まあ、ツッコミどころが満載ですが、とりあえず、ここは外せないぜ・・・。


・・・よし、左だ!!


 あなたは死にました。


うわ~ん!!(リアルに泣きかけた

まあ、ルートは大体わかったということで、メモを頼りに同じとこまで行きましてね。

今度は当然、右を選択。


 あなたは脱出しました。


って、ゲームオーバーになった時と文章が違うだけやん!

タイトルに戻るボタンもそのままだし!


まあ、何はともあれ、見事ガミさんの作った迷宮を脱出しましたよ。

当然、クリアしたことを証明するためにハードコピーを送りましたけどね。

・・・うん、そのうち、ガミさんにゲーム作りについて、ちゃんとアドバイスしよう。

また、こんなカオスなゲームを送ってこられたら困るもん・・・。

そんなことを思った1日でした。

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