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しるし2(詩集)

アフォガード

作者: さゆみ


つめた〜くて甘ったるいわたし

ガラスの器に横たわる

夢とかチョコとか希望とかクルミとか

パラパラってトッピングしてみたから

あつ〜くてビターなあなたを注いではくれませんか?


そしたらほらね

溺れてるわたしをあなたがどんどん引き寄せる

傷とか痛みとか孤独とか不安とか

全く違うふたつの味がそっと手を繋ぐ

神秘のスイーツ


美味しくなれるかな

 さあー

チョコ要らなくない?

 大事ー

楽しみだね

 別にー

戯れてたら

そしたらなんか

溶けてきたみたいです


つめたくてあついから

あまくてビターだから

抱きしめて抱きしめられて

ゆるめてゆるめられて

コクと旨みを醸すのです

誰かがきっとニッコリして

しあわせそうに見つめます


あなたアフォガード

わたしアフォガード

食べたいですか?

ごめんなさい

非売品です










アフォガードとはバニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーなどの飲み物をかけて食べるイタリアのデザートです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しました。 何となくティーンズラブを想像しました。 高校生くらいの女の子の、恋に恋する気持ち。 そんな甘酸っぱいようなモヤモヤするような、ふわふわした恋愛観が感じられました。 こういう…
2014/03/01 20:58 退会済み
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