閑話・あった?なかった?黒きGとの遭遇!
黒きGの正体は・・・
答えはあとがきで!
それは夜を固めたような色をまとい突然あらわれた。
ソレは不気味な音を響かせ壁に激突を繰り返し、私のすぐ後ろを横切りまた幾度めかの激突を果たす。
だが不幸なことに彼女は食器洗いを続ける。彼女の頭のなかは恩人にどうやって恩返しをしようかという議題でいっぱいだった。夕食をご馳走しただけでは足りなかっただろうか、やはりデザートも付けるべきだったか、今更だか彼に好き嫌いはないだろうかなどつらつらと考える。
しかしそこで彼女の思考は打ち切られる。
小さな音だが聞き覚えのある足音。
見たくないいう考えと裏腹に姿を確認して安心したいという思い。
彼女は震える左腕を右手で押さえゆっくりと、振り返った。
そして、
そこには動かなくなった黒い生命体と殺虫スプレー(ゴ●ジェットプロ)を構えたまま肩で息をする私と呆れ顔でそんな私を見る不良さんという不思議な構図がとある一軒家のキッチンで起きていました。
いや、まさか考え事してて聞き覚えがある聞こえると思ったらまさか後を振り向いたとたん向ってくるとは思いませんでした・・・。
反射的にいつも置いてあるスプレーで反撃したものの足がぴくぴく動いてキモチワルイ。
顔が引きつりますよ〜・・・。
黒きGは滅びればいいと思います。わりと切実に。
黒きG=ゴ●ブリです。
ゴッキーが滅びれば幸せになれる気がする・・ (遠い目