わん
この小説で出てくるものは一切現実にある人物・物に関係ありません。
私は誓ってよそ見していたわけじゃない。
いつも通り学校の図書館に寄った帰りに近くのケーキ屋さんで1個110円のリーフパイを買って今日借りた本を読みながら細道から大通りに入る所で読んでいた本を入れて歩き出して―――――――――そしてバイクに撥ねられました。
え?別に死んだわけじゃないんですよ?
単に右足が折れてて左足にひびが入っただけですよ?
普通は死んで異世界転生とか気がついたら森の中でしたとか王女様が目の前に立ってて「この世界を救ってほしい」なんてことになるはずありません。日本中にいる平凡女子を代表するくらい平凡なわたしがそんなラノベみたいなものに巻き込まれるわけないじゃないですか。
だけど
なんで
病院のベットで
おきたら
不良が
頭下げて
私に謝ってるの!?(しかも美形!)
何度でも言おう! B☆I☆K☆E☆I☆だ。
なんで不良の癖にイケメンなの!?
てか髪の毛赤いんですけど?血ですか?返り血ですか???私殺されるの????
あう…さよならみん「何かしてほしいことはあるか?」ミカゼカイトウジャンヌ。
What?
美形不良さん
今、なんて言いました?
神風怪盗ジャンヌとは:種村有菜さんが『りぼん』で連載していた漫画。