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Darker Holic  作者: 和砂
コーヒーブレイク
76/113

幕間:悪役な貴方に20の質問(No.6 )

『職業:悪役なあなたに20の質問』


01.まず、あなたのお名前をどうぞ。あ、本名でお願いします。

(無理なら通称でも構いません)

「藤崎よ。 藤崎 鏡花」


02.では、その名前は悪役のときと同じですか?

 違う場合、悪役のときは何と名乗っていますか?

「ええと…個人情報の規定は大丈夫よね?本職は、DH社 No.6“キョウカ”よ」


03.あなたの、悪役としての地位や立場を教えてください。

「SF担当が多いわね。あと、そこそこ中堅」


04.その地位や立場についてどう思っていますか。

「実務の花形だから、それなりに満足しているわ。

 後はお給金が上がれば文句ないわね」


05.もっと出世したいですか? 御免こうむりますか?

「や……だからぁ。

 一応“幹部”職なんだから、せめて昇給とか、そういうのを…」


06.上司もしくは部下に、何か言いたいことはありますか。

「部下…は、まぁ、トーイ達には世話になっているし、別に。

 上司って直属の上司いないけどぉ……。

 何の連絡もなく、No.2とか引き抜くのやめてほしいわね。

 ホウレンソウ大切よ」


07.職業悪役として、何か気を付けていることはありますか。

「仕事内容としては、見せ場は緊張するわ。

 でも、何を置いても重要なのは致命傷を受けない事、死なない事。

 そして、きちんと危険手当と労災が出て、最低限の生命保障がある事よね!」


08.普段の生活で、職業病ではないかと思う瞬間はありますか。

 また、それはどんなときですか。

「しょうがないでしょ。女なら、一度はアウトローに惹かれるわよ。

 それが美形なら、なおさら文句はないんだけどねぇ…(苦笑)」


09.職業:悪役をやってて良かったと思うのはどんなときですか。

「ムカツク正義の味方が、間抜け面晒してる時。

 もちろん、好きなヒーローも居るわよ?」


10.では逆に、なんでこんな仕事してんだろって思うのはどんなときですか。

「……露出狂の衣装渡された時と、蘇芳様の子守させられてる時」


11.ところで今更ですが、あなたはどんな悪役をしていますか?

「普段は、悪役サイドの下っ端幹部って所かしら。動きやすくて良いわよ~。

 時々無茶振りするお客(上位幹部)も居るから、契約の確認や口が回るのも大事だけど」


12.悪役として、何か特殊能力とか持ってますか?

「DH社“幹部”なら、ある程度特殊能力持ちよ。私は………まぁ、気が付いたらあったっていうか、実はよく覚えてないのよね。

 あ、避ける練習ならやったわよ。職人に筋が良いって褒められたのは、ちょっと得意かなっ」


13.実は、必殺技とか持ってたりします?

「ないないないない。

 機体に搭乗している時のだって、結局は武器の性能よ、武器の」


14.ちなみに、あなたが戦っているヒーローとか正義の味方とかはどんな相手ですか?

「えー? ブリキに乗って得意気な熱血ウゼェとか、影のある主人公ぶってる厨二拗らせた痛いヤツとか、石頭ってぐらいの生真面目性格の朴念仁とか、戦闘機乗りに女性が少ないからって盛り過ぎな同性とかぁ?」(←色々思い出して、苛々している)


15.彼らをどう思っていますか?

「アレだけは、なりたくないわぁ…(しみじみ)」


16.敵役としてでなければ、仲良くなれるかもしれないと思いますか?

「あんまり深い関係になった事がないわね。特にSFなんか機体に乗っているし」


17.青春漫画なんかでよくある、戦いの果てに宿敵ライバルのち親友とか、ぶっちゃけあると思いますか?

「やめてよ。蘇芳様じゃあるまいし」


18.今後も職業:悪役を続けていきたいですか?

「………………実家から、色々とせっつかれてるのよねぇ。

 これでも長女だし(溜息)」


19.あなたが目指すのは、どんな悪役ですか。

「シューちゃん!」


20.最後に、悪役としてかっこよく決めてください。

「うふ。…暇つぶし程度には、なったかしら?」(艶やかポージング)


ありがとうございました。

今後も、悪役としてかっこよくやられてきてください。


なお、このデータは、SRECに送信しておきます。

「は? え…ちょ、ちょっとおぉぉぉぉぉっ!?」


(作者と著作権所持者:何故かDHうちの悪役大好きな、我が親友殿)


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