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Darker Holic  作者: 和砂
side3
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side3 ちびっこと魔女。1



 入室した瞬間、真面目な後輩の、咎めるような視線を受ける。


 結論から言うと彼はきちんと会議に参加し、以前より多少座り心地の良くなった6階の事務椅子に座っていた。


 別に微笑んでいるつもりはないが、目を細めると笑って見えるため、何かと便利な表情で話を聞き流しているだけで良い。

 やれ戦隊がどうの、運営措置がどうのと、上層部は騒がしい様子だが、彼にしてみれば後回しにして押し入れに溜めこんでいたものが、今になって扉を叩き折って雪崩れてきたにすぎない。


 ちらりと横を見ると、真面目な後輩は辛うじて唇を笑みの形にしているものの、理性の封印から滲みだした怒気が魔力構成体となって周囲に漏れ出していた。

 魔力感知が出来ない人間にも、多少威圧感を感じていることだろう。


 早く終わるのを期待して眺めるばかりだ。

 そう彼が目を閉じると、耳が何かの音を聞き取った。




 ―――ん?




 なまじ《勇者》なんてやっていると、能力スペックが都合の良い際だけ、如何なく発揮されるものである。

 この音は、彼が今居る現実からなのか、はたまた魔法の関係なのか、大変希薄な印象を受けた。


 『これも仕事かな?』と小さく呪文をつぶやくと、続く会議のざわめきを子守唄に、彼は欠伸を噛殺して………がくりと首の力を抜いた。











 響く、ツカツカと硬質な音は、女性が高いヒールで床を蹴る音に近い。

 それが四方から、いや、上下も含めて空間の様々な場所から響いてくる。


 他者の位置を知ることにかけては自信を持っていたが、反響しているかのような音に、位置の特定は戸惑った。



 次に彼の意識が在ったのは、どことも知らない空間で、彼が立っている場所も真っ暗、一寸先も見通せない状況である。

 一方で、この真っ暗な闇しかない空間には、彼を害する者は侵入できない。

 そういう空間なのである。




 ――――カツッ。




 足音が止まる。



 そこに目を向け、ぼんやりと輪郭が見えたと感じたら、ぼぅっとランプの明かりの様なモノが灯った。

 誰かの動きに合わせてゆらゆら揺れる明りは、ゆっくりと上に持ち上げられる。




 薄い明りの中に浮かぶのは、臙脂色の大きな布。

 その布から顔の一部が覗けるが、唯一見える艶やかな唇が小さな笑みの形を取った。


 波打つ赤味を帯びた茶髪、一般的には赤毛と呼ばれるだろう特徴的な色の、柔らかそうな長い髪。

 白い肌と細い首、綺麗な鎖骨を見せる襟ぐりの開いたドレスに、より首をほっそり見せる細かな金の鎖、そしてメリハリのある身体。



 娼婦。


 そんな言葉を連想させる、匂い立つ美女である。


 布の端には金色の連環の装飾があり、彼女が一歩前に出ると布の擦れる音と一緒に、シャラシャラ鳴った。

 ランプの反対側には、鈍い光を反射する錫杖。




『《スカーレット魔女ウィザード》』




 彼女を眺めて、即座に頭に浮かんだ単語を口から吐き出す。

 まさしく、緋色の魔女である。



 《魔女》なんて老婆だけかと思っていたが、彼女は彼の想像よりまだ若い。

 とはいえ、自分と同じか少し上といった所で、成熟した妖艶な成人女性だ。




「デートのお誘い…じゃあ、ないようだね。残念」




 こんな状況でなければと、半分本気で軽口を開くが、彼女は無言。

 リアクションするかのように、気持ち程度、軽く首を傾げた。

 そして、彼の立つ位置から少しずれた、後方の場所を指す。


 不思議に思って横目で確認すると、磁場が悪くて歪むホログラム映像のような、ドアがある。

 いや、映っているのか。さっきまではなかった。




「あれ、何か知っているんだ?」




 彼自身、アレが何かは良くわかっていない。


 彼の信奉する神から神託が下り、それが見えたとしても、極力気にしないようにしていただけだ。


 実はほんの少しばかり興味があるが、見て感じる通り、あまり良い物とも思えなかった。

 近づこうとすると首筋が痛い程にゾクゾクするのだ。


 危険信号だった。




「《異界の産物》。神に返還を」




 声まで色っぽい。

 睦言を囁くようなそれにぞくりとするが、それはどうしてだか、戦場で死を予感した時の感覚に似ていた。




「しばらく預かれと言われたようなんだが……しかし、どうやって?」




 別の意味でドキドキしながら、彼は軽く肩を竦める。

 こういう厄介なモノを預かる、マゾっ気は彼にはない。

 神託さえ下らなければ、魔女の言うとおりにして良いと思っていた。



 しかし、次の瞬間、びくりと体が痙攣する。

 がたがたと脱力していく様に感じるのは、彼の神が神託を下しているからだ。


 美人な魔女も、何かを感じたのか静かに手を降ろした。


 口の中が緊張で乾き、吐きそうと呟く彼だが、実際の言葉は違った。




『《審判者》が、この場に来たのは無謀であろう。

 汝の《神》と違い、《亜》は汝を滅すことが可能である』



 彼が口を開くと、いつもの神託でなく、別の言葉が吐きだされる。

 魔女は静かに立つだけで、特に何をするわけでもない。




『《波》を招く者よ。人の体に宿りし、《神を喰らうモノ》よ。

 八つ裂きにされたくなくば、今すぐ立ち去るがよい』


「―――…《波》は、《覇王》が退けた。私は、《境界の魔女》」


『しかし、滅びてはおらん』




 静かに告げる魔女とは対照的に、彼の低い声での会話は過敏でヒステリックだ。


 知らない単語が紡がれる度、押し込まれた意識としての彼は悲鳴を上げた。


―――審判者=波を招き世界を滅ぼし世界に生かされしモノ。

 波=神を喰らうモノ。

 覇王=異界の神、波を防ぐ強き、狂えしもの。

 境界の魔女=あらゆる現象を司るもの、観測者にして審判者。―――


 彼にとってはどうでも良い話であるのに、彼を通してしか発されない情報のため、余計な、それこそ神が持つ知識としての情報の波が頭を殴る。




「異界の《神》。アレは、別世界のモノ」


『しかし、滅びた』




 諌めるように告げられた言葉を無情に切り捨てると、魔女は沈黙する。

 が、諦めたわけではないようで、その場から動く気配はない。


 と、次の瞬間。




 ――――――チャチャチャッ、ッ、チャッチャラッチャ、チャラチャチャーン♪




『………』


「………」




 軽快な電子音の着メロ。


 言っておくが、彼ではない。

 神が持つはずはないので、たぶん、魔女が持っているのだろう。


 思わず神も意識がそれた様で、彼は無意味な知識の本流から一時解放された。


 神託は何度か経験しているのだが、頭が痛い。

 今回は特別に負荷のかかる仕様だった。


 ほっと一息つけた余裕か、“魔女というモノはもっとファンタジーだと思っていたが、案外現実的だった”とそんなことも考える。



 魔女は動揺もなく、無言で突っ立ったままである。

 今までも無表情、ノーリアクションだったが、この状況では逆に不気味だ。


 そんなこちらを構わず、着メロは数回リフレインし、留守電に切り替わる。




 ―――はぁい、ダーリン。私、今、ちょっと電話に出られないの…




 間違いなく、目の前の魔女の声だ。

 普段はこんなに甘く、媚びるように話しているのかと驚いた。すると。




 ―――ママ!ママ! 僕も僕も! …ピーってなったら、めっせーじをどぉぞ!




 魔女の…子供、だろうか。

 元気の良い男の子の声が続く。


 場違いだが、“良い年だし既婚者だよな”と、少々残念な思いが浮かぶ。




 ―――じゃ、せーの。……『『みゅーーーーーvv』』




 最後は別の子供と一緒に声が響いた。


 “子供二人か”とか“ピーじゃなくて、みゅーじゃないか”とぼんやり思った所で、電話の主の声がした。




 ―――レイナ? 今、どこだ。




 この流れからして、アレだ。旦那だろう。


 落ち着いた男性の声で、声だけなら中々のイケメン。

 こんな美人な嫁さん貰っているなら、それなりなんだろうとも思う。


 魔女の旦那ってどんな風なのか、ちょっと興味が湧いた。



 魔女はまったく動かず、人形にでもなったかのようだ。


 神もまた、動きがなかった。

 神託が下ったままなので、帰ったわけではなさそうだが。




 ―――魔女の仕事がある時は、先に言っておいてくれって、いつも言っているだろう。

 すぐ、行くからな。…頼む、“泡…




 伝言が切れるのかと思ったが、違う。

 この空間への干渉、魔法的要素の発生に気が付き、彼は身構えた。



 魔女の隣に現れたのは、扉。

 それががちゃっと開き、黒い霧を押し込めたような深淵から大柄な男性が出てきた。



 暑苦しくない、がっしりとした精悍な男性は、纏っている服も警察の制服に似たもので、腰にはなんと剣を差している。

 DHやSREC本社がある次元で言うところの、ファンタジーな世界なのか、彼の髪と瞳は原色の青。




「見つけた」




 ―――ぶつっ。




 言うなり、彼は耳元に当てていた携帯電話の電源を切る。

 魔女が静かに振り返った。





















 運転席はエリアスタッフであり、助手席には何故か蘇芳が腕組みしている。

 その後ろ、オープンスペースでは子供達と、彼らと戯れながら解説しているキョウカ、そして時々話を振られるアルルカンが居た。



 変種竜が暴れる巨大ゲージ前を通過し、宇宙怪獣が昼寝している横を、移動するカーゴから半分だけ顔を出して伺う四人組。


 キョウカは前座席に時折声をかけながら、チェックポイントを通過する度、本部の仲間と連絡を取っていた。

 胸ポケットから出したデバイスに、経過ポイントと客人の様子など、簡易なチェックデータを送り、レスポンスを確認しているようだ。


 オブジェにでもなったかのように不動なアルルカンだが、キリキリ歯車の音をさせて顔を前方へと向ける。



 ぷしゅぅっと蒸気で動くかのような音がし、ビル5,6階程度の高さのドアが開いた。




 そこをトコトコ、カーゴで潜り抜けると、向こう岸まで大凡1.5km、円形の水槽を断つ一本のハイウェイが見えた。

 直線のハイウェイの中間地点では、休憩所変わりか、円形の広場がある。

 部屋自体は円柱形で、天井は吹き抜けになっていた。

 随分高い。




「う? お水?」




 海のように波の音はないが、ぴちゃっと撥ねる音が聞こえている。


 不思議そうに周囲を見る子供達だが、アルルカンは既に水中に生き物の影をみつけていた。

 隣のキョウカも、少しだけ身を緊張させている。


 ぬぅっと、ある意味優美に泳ぐそれは、この巨大な水槽いっぱいの大きさを持っていた。


 竜など簡単に捕食できそうな巨体と尾鰭。

 黙示録にも載る有名な怪物の末裔である。




「のー? 何か喋ってるですの」


「歌ってるのよ。そうでしょう?」




 きゅいっと甲高く、またぶぼぉと重厚な低音を響かせるそれは、入室したこちらに気が付いている。

 現在カーゴで移動している部屋に一本だけ通ったこの通路以外は水であるから仕方のないことかもしれない。




「はいはい。ちびっこちゃん。注ぅ目ぉく!」




 人種ヒトシュである蘇芳やキョウカは本能的な緊張を感じているも、異星人であるスタッフは慣れた様子で車を止めた。




「この怪獣エリアで、トップ3ぃに入る、大きな子だ。名前は《レヴィアタン》…!!

 まぁ、その末裔、って話だけどね」




 当然、宇宙にいた蘇芳も知るはずはなく、時折映る魚影を目で追っている。


 あまり驚かれなかったためか、スタッフは不満そうだが、子供達は水槽の中の影に興味が移っていた。

 巨大な生き物の威圧感か、水の他に何もなく沈黙する部屋に慄いているのか、静かに振り返る双子。


 アルルカンは再び彼らの瞳が、青から赤味を帯びている事に気が付く。




「やっぱり。歌っているのよ、この子」


「何か変ですの。ぞわぞわするですの」




 先ほどの落ち着きのなさを返上し、無反応に近い状態になった双子と、水槽の中の魚影を交互に見ながらアルファが言う。

 それに姫は所在無くもじもじしながら座りなおそうと、後部座席を移動した。




「お兄さん。僕、下りていい?」

「みゅ」


「え? …あぁ、良いよ。だけど、端に寄っちゃダメだよ、落ちるからね」




 柵がついているとはいえ、この一本通路から水場まで距離はなく、時々からかい交じりに、中の怪獣が波を起こしてスタッフを引き込もうとすることだってある。

 戦闘レベルの高いスタッフなので事なきを得ているが、怪獣自体に悪気はないので性質が悪い。



 緊急の際にすぐ発進できるよう、カーゴのエンジンは切らず、スタッフはドアを開けて降りた。

 同じように蘇芳も助手席を下りる。

 双子は車を下りようと彼らの手を借りた。




「赤魔神…どうしたの?」


「何がだ」




 蘇芳に両脇を抱えられて持ち上げられたレオンだったが、困ったように彼の顔を凝視する。




「だって、赤魔神、手がぶるぶるしてるよ……寒い?」




 言われて蘇芳は、レオンを床に下ろしながら自身の腕を見た。

 微かに、だが確かに震えているのを認めて眉を寄せる。


 彼にも戸惑う現象だったが理由も思い当たらず、『何もない』と告げようとレオンの目を見、さらに眉根を寄せて固まった。




「お前…目が…?」


「うぅん?」




 とろり、と、レオンの蒼い瞳の中の赤が揺れる。

 不可解な現象に言い知れぬ不安を感じて、蘇芳は無意識に彼から手を離した。


 見上げてきたレオンの目が、油を流すようにとろり、とろりと、揺れる。

 気味が悪いと身体が先に反応し、ぶるっと腕が震えた。




「みゅう」




 次いで片手を伸ばしてきたミューの声にはっとして彼女を見ると、こちらも瞳の中に赤い、鈍い光があった。


 今度こそ、びくっと肩が震えるのを理解したが、蘇芳は一歩下がりそうになるのをぐっとこらえる。

 この感じは、暗黒神である《No.1》と会った時と同じだと思い出したからだ。

 この双子がどういうものかはわからないが、異界の客人である以上、彼の知る範疇を超えるモノであろう。


 それが普通の会社であると、思い出したためだった。




「みゅう」




 いつものように構ってくれるかと思っていたらしいミューは、蘇芳の反応にふいっと興味を失ったらしく、一声ないて、柵の近くまで歩み寄った。

 無表情であるも、今まで猫のように纏わりついてきた彼女の変化に、流石に決まり悪い蘇芳は、『すまん』と呟いてレオンの頭を撫でる。




「うん?」




 きょとんとするレオンの目は、青。

 見間違いだとは思えないが、何かしら特性のある種族なのだろうと思い切る。

 動揺した分だけ、心を落ちつけようと周囲に耳を澄ませた彼だが、再び違和感を受けた。


 静かなのだ。




「今日は、えらく静かだねぇ」


「そう? こんなもんじゃない?」




 同じく気が付いたスタッフも、不思議そうに告げる。

 キョウカはBGMのように響く怪獣の歌声に、首を傾げた。


 ミューとレオンの中間に立っている蘇芳は、双子を交互に見、周囲、とりわけ下の怪獣を伺う。

 人の気配があるためか、ハイウェイの真下からあまり離れない。




「の~…むずむずするですの…」


「おトイレ?」


「違うですの。でも、むずむずですの…」




 姫とアルファが漫才をやっているのに、キョウカだけは微笑ましい様子であるが、周囲に漂う重い空気を感じたアルルカンもカーゴを下りた。

 とりあえず、一番水際に近いミューの傍に一歩踏み出す。




「みゅ」




 スタッフに言われた通り端ぎりぎりではなく、伏せるようにして距離を取るミュー。


 中の怪獣が泳ぎ、波立つ水面を彼女が伺う。

 ふるりと彼女の癖毛が揺れ、水面に影が映った。


 悪い予感がし、アルルカンがさっと手を伸ばす。




 ――――――!!




「みゃ!?」




 びしゃっと水が顔面にあたり、ミューは小さく悲鳴を上げた。


 その首根っこを上手く捕まえたアルルカンは、撥ねた水に足をとられて滑り、柵を蹴って水面落下を防ぐ。


 振動でカーゴから転げ落ちそうになったアルファを、悲鳴を上げながらも捕まえたキョウカ。

 蘇芳はレオンを抱え、ぐらついたカーゴも目にしていたか、逆の手で捉えた。

 同時に、本来の姿に戻ったスタッフも彼とは逆側を捉え、申し合わせて引っ張り、二人で支える。




 ――――――ごっ!!




 二度目の地震が襲う。


 カメレロン星人の強力な吸盤の手足を使い、蘇芳はEGエネ(彼らが言う闘気)を使って肉体強化してカーゴを支えた。



 片手で車の出っ張りを掴み、『ひぃっ』と悲鳴を上げるキョウカは、よく状況が呑み込めないものの、アルファをぎゅっと抱く。

 そして、腕が一本足りていない事に気が付いた。


 揺れる視界の中、彼女。




「ひ、姫ちゃん!?」




 キリっと歯車が鳴り、アルルカンは見る。

 再度バランスを崩す彼の足元に転がってくる小さな体。


 余裕がないアルルカンは、腕、足さえも伸ばせない。

 蘇芳はもっと遠い。

 我に返ったキョウカが感応力を使っても間に合わない。




「の…っ!?」




 水面に張られたハイウェイは元から柔軟なのだろうが、撓んで揺れ、傾いだ柵から放り出される姫。




 ――――――ざぷばっ…!!




 盛り上がる、丘のような水。

 丸まる水球を破り割り、轟音を上げてしぶきとなり、深い藍の巨体が現れた。


 シロナガスクジラをもっと大きくしたような、同じ流線型のフォルムに長い顎、玉石のような片側三つの真っ赤な目。

 一度だけ甲高い鳴き声を上げたかと思えば、豆粒みたいな姫にまっすぐ向かう。


 キョウカが悲鳴を上げる瞬前、呆けていた姫は、真っ赤な目にきっと怖い顔をした。



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