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【プロットタイプ】別の性別に生まれていたら

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

不満とか無くはないけどさ、別に性転換したい程、自分に違和感がある訳でもなく。

ただ少し息苦しさを感じるだけ。

私の母は思った事を率直に言う人だった。ある意味でノンデリにも捉えられる言葉であるが、其れは私が気にしなければ良い事なので、ぶり返したり、気に病んだりしなければ、目を閉ざす。

そんな母は時折私を見るなりこう言った。

――アンタって何で女に生まれたのかしらね〜。余計な事言わないし、出された物に文句言わないし、ガサツだし。男に生まれたら、良い旦那になれたかも知れないのに。

――最後の一言は余計だよ。

その話をしていた時、私の苦手な夏野菜カレーを食べていた。


『男と一緒に居る方が気が楽なんだ』とは欠片も思わない。気が楽だと思える人間関係に性別は関係ない。瑠衣と諭羅と一緒に居る時も、同性の友達と遊んでいる時も、皆、私に変なおべっかを使わず、気を使わないから、等身大で居られるというだけ。

けれども男性に生まれていたのだろうな。と思う事はままぁある。男性特有の闘争心や、無骨な人間関係を同性に求める時点で私がおかしい。

ふと目を開けると、瑠衣が昨日持ち寄ったマネキン、幸江一号を静かに眺めていた。構造を確かめる為か、不備を確認する為か、指で触れ、観察している。

その触れ方、人形の扱い方から何処か女性らしさを感じた。

「ねー、るいたぁん。あんさぁ、自分が女性に生まれてなかもって思った事な〜い?」

私の締りのない声に反応する気はないと感じたのだろう。未だ幸江一号と戯れている。

「結構真剣に、聞いてるんだけど」

目付きを釣り上げて、声を低く。なるべく遠くまで響き渡る様に話す。

「ならば最初から寝惚けた声で聞くんじゃねぇ。質問の答えだが、思う事はままぁある。人形好きな男性なんて、あまり多いとは思えないからな。女性の方が多いだろ。

なんだ、思う事があったのか」

「まぁ思うよね。綺麗なねーちゃん大好きだし、自称性欲強い方だし、あー……私の中では男性の方が性欲強いってイメージだから、別に貶してないよ。不快に思ったらごめんね。……女子同士の水面下の暗黙の了解とか、分かりはするけど苦手だし」

産まれてくる性別間違えたんじゃない? なんて私が一番思ってる。それでも生まれて来たしまった以上、其れを受け入れるしかないのである。

「仕方ないだろ。それでもこのウン十年、それで生きて来たんだ。不満はゼロではないが、それでもまぁ何とかなってる。

お前、今日は完全オフで、疲れてんだろ。寝てろ」

そう言うと、幸江一号を小脇に抱えて此方に近寄る。床に散らばった髪をわさわさと掻き乱す。どうやら眠るまで寄り添ってくれるつもりらしい。

寝惚けてる上に、偏見が多いので、なんでも許せる方向け。


完全オフ、と決めていたので、必要な事以外しない。

それ以外全部眠い。半寝中。


最近ね、SNSで綺麗なお姉さんのヘアスタイルとか、ネイルとか、わさーって出てくるんです。

ヲタクの方々も皆、お洒落で素敵なので。


男の人が抱えるものって、あると思うんです。

面子とか矜恃とか守るべきものとか。

※見解が浅いのは許して下さい。寝惚けてても薄いって分かってます。


女の人が抱えるものって、自分の外見とか、気遣い上手とか、異性に対してもそうなんですけど、同性に対する印象も入ってるんです。

見栄とかマウントとか、そういうの。

上辺だけでは通じない、水面下の話。


それがたまに息苦しく感じるという話。

性別逆だったら、困難も勿論多いけれど、今のとことで悩むことも少なくなるのかなって。

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