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あーる君

作者: 袖ヶ浦 淳之介

書きました!宜しく御読みになって上げて下さいませ。

 あーる君は、十八番目だ。生まれ出た我が子にに名前をつけようと思って考えていたのだ。せっかくだから、明るくたのしく、目立って、つ個性的な命名をしようと頭を必死ひっしひねっていたのである。   えー君。びー君。しー君。でぃー君。いー君。えふ君。じー君。エッチ君。あい君。じぇい君。けー君。える君。えむ君。えぬ君。おー君。ぴー君。きゅー君。あーる君・・・。トここまで十八番目のあーる君に決定しようと思うのだが。それが良き名前だという根拠こんきょも何もない。 ただ、なんとなく、十八番目の十八番が「おはこ」とも読めるし語呂もいいし、であるというので決めてみるつもりなのである。 なかなか、多様性がなんだとかさかんにうたわれる時勢ではあるけれど、一見して個性的であるとも思えるこのアルファベット命名法であっても、刑務所の囚人にでも名前代わりの番号をふるみたいで、かえって個性が消されているのではないなと思うのである。こうなれば、わい君やぜっと君でさえきらきらネームとしてはいささか弱いのではないかと思えてならないのである。       そこで、考えに考えた末、決まった我が子の名前。

あるふぁべったるすつーるまんどまん君。それでどうだろう?なかなかのきらきらネームでしょ?

お忙しいところ、御読み頂きまして、誠に有難う御座いました。

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