何人いるの⁉︎
さて、明日はみさきんちにお邪魔するから今日は、もう寝よう…かと思ったけどさ、オレってみさきんちどこだか聞いてなくね⁉︎
だいたいの場所は、わかるけどざっくりしか知らないんだよなー。
…無駄な一輪車話しけっこうしたけど大事な話をしていなかった。
なので早速みさきにご連絡をと。
「みさきー、オレみさきんちしらねーんだった」
既読の早いみさきは、
「あー、ならあの信号のとこで待ち合わせする?それとも電柱のとこ?」
なんて返事がきたんだけどさ…
信号って結構あっちこっちにあるよね?なんなら電柱もそこら辺にあっちこっちさ…なんなら電柱ならうちの前にも…
「どこのだかわからないってばさ…」
と入れると
「あー、たしかに!じゃ母校で待ち合わせしよう」
ときたので、そうすることにした。
オレたち、中学から一緒だもんな。
中学か。
懐かしいな。
中学の頃は、部活に勉強で忙しいなか、みさきとよく一緒にバカやったっけ。
オレはみさきに出会ってかわった気がするな。
…夏実ちゃんもみさきと出会って大きな変化を遂げようとしている気がする…
夏実ちゃん…これからどうするつもりなんだろう。
明日それとなくみさきに聞いてみようかな…
次の日待ち合わせ場所に向かってたんだけど、なんか早く着きすぎちゃうかなーと思いゆっくり自転車を漕いでいたんだけど…
⁉︎
みさき⁉︎
もう待ち合わせ場所に来てる⁉︎
あれ?まだ待ち合わせ時間十分以上前だよね⁇
「おーい、みさきー」
オレが少し遠くから手を振るとみさきもオレに気づいてゆっくりこっちに向かってきてくれた。
「おう!」
「おー、ってかみさき早くね?」
「あー、だって来る途中におばあさんに道とか尋ねられたら案内してるうちに時間過ぎるかも知れないって思ったら早めの方がいいじゃん?」
と。
…
「あー、で…おばあさんの道案内したの?」
「ううん。迷ってるおばあさんいなかったから早く着いたんだよ。」
「なるほど。で、どれくらい待ったの?」
「あー、十時間くらい?」
「は?んなわけねーだろ…」
「まぁ、もっといえば約二百時間くらいなかぁ」
「…なに?」
「約束したときから心待ちにしてたってことだよ」
「おもー…」
「「あはは」」
そんなこんなでみさき宅へ到着。
みさきの部屋は、スッキリしていてシンプルだ。
…柚乃さんの写真とかも飾ってないのか。
‼︎
あれ?
なんでみさきの部屋にピンクのくしがあるんだ⁉︎
「みさき…このくしって?」
「あー、はなちゃんたちのだー」
⁉︎
はなちゃん…⁉︎たちっ⁇
え…
みさきって…もしかして優しそうなフリしてなんまたもしている感じ⁉︎
いや、優しいから女の人が寄ってきちゃうの?
で、優しいから断れなくてみんなを受け入れてる的な⁉︎
みさき…
それは、優しさといえるのか?
どうなんだ⁉︎
…
だから…いろんな女性を相手しているから既読早いのか⁉︎
いろんな女性とひたすら連絡取りまくってるから、いつも携帯で連絡してるからすぐに気づいて返事が早いのか⁇
そういうことだったのー⁉︎
…
じゃあ、夏実ちゃんもそのひとり⁉︎
続く。




