表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

需供曲線

需給曲線。

経済の基本と言われつつ、あまり知られていない。

たしか、高校くらいには習うはずなんだけど・・・

どうにも、政治家・経済専門家も知らないようで・・・

経済の基本中の基本、需給曲線。


需要量が上がれば価格が上がり、価格が上がれば需要量が下がり、需要量が下がれば価格が下がる、価格が下がれば需要量が上がり、需要量が上がれば・・・


 需要増加→価格上昇→需要減少→価格下降→需要増加


このサイクルを回る。


供給量が上がれば価格が下がり、価格が下がれば供給量が下がり、供給量が下がれば価格が上がり、価格が上がれば供給量が上がり、供給量が上がれば・・・


 供給増加→価格下降→供給減少→価格上昇→供給増加


このサイクルを回る。


これを数量を横軸にし価格を縦軸にして、右肩下がりの線を需要曲線、右肩上がりの線を供給曲線という。

この二つの線の交差点が市場の販売数量にして販売価格となる。


需要曲線のモデル図は往々にして直線で書かれるため、どこが曲線?と問われることもある。

また、横軸が価格で縦軸が数量じゃね?とも疑問視されることもある。


直線曲線の方はともかく、軸の方は意味がある。


需要量が増加すると、線ごと右に移動する。

右シフトと言われるもの。

そうすると、二つの線の交差点は右上に移動する。

販売数量×販売価格 、すなわち売上高は上昇する。


この売上高が、GDPと呼ばれるものであり、これの前年比が経済成長率になる。


数量の変化ともに、線ごと動かすというダイナミックな考え方は、これぐらいだろうか。


ちなみに、供給を増やした場合、二つの線の交差点は右下に移動する。

この場合の 販売数量×販売価格 が上昇するかどうかは、数量増加が価格下落を上回れるかどうかによる。


例えば、2倍の数量が売れたとしても、価格が1/3になってしまえば、売上高は下がる。

実際にどうなるかは色々な条件が絡む。


供給不足の状態であるならばありえるが、供給過多の状況で半額にしても2倍以上売れることはない。


・・・この供給曲線の右移動、交差点が右下に移動するのが、現在の日本の状態である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ