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日銀に供給減少への対応能力はない

あるわけないでしょ。

金融緊縮したって、供給は増えない。

2022年秋。

ロシアのウクライナ侵攻に伴う、原油・小麦(穀物)価格の上昇に対して、日銀に批判が入っている。


何故?


日銀が出来ることは金融政策や通貨政策であり、それは需要の増減には影響するが・・・供給の増減には影響しない。

今回の物価高騰に対して、日銀は無力である。何もできない。


価格とは、需要と供給で決まるのが原則だ。例外はあるにしても。


そりゃー・・・日銀が金融緊縮すれば、原油が沸いたり、小麦が豊作になったり・・・プーチン政権が倒れるとかの謎現象が確定で起きるというならば別だけど、どんな異次元思考か。


日銀が金融緊縮、また通貨高政策を採れば、名目上は価格が下がる。

だが、実質は下がらない。

原油1バレルの価値は原油1バレルであり、それを手に入れるには、同等の価値を提示する必要がある。

仮に、原油1バレル100US$のとき、150円/US$から100円/US$に代わっても、1US$を稼ぐ苦労は変わらない。原油1バレル分を購入するための対価は何も変わらない。


原油を購入する時と、それの代価を売る時のタイムラグが発生するために、短期的には効果がある。

だが、長期的には全く意味がない。


日銀にあるのは、需要の増減を調整する機能だけだ。供給の増減には影響しない。

にも、関わらず、日銀は非難される。そして、日銀も供給減に対する無力も説明しない。

国内需要を減少させたいのかな。


むしろ、金融緩和して、エネルギーや食物関連に投資した方が、長期的には物価が下がる。

かなり先になるので、今現在は意味がないけど。


それとも、短期的な名目上の変化に固執しているのか。

実質は変わらないのに?長期的には変わらないのに?

理解してない?日銀までも?そんな馬鹿な。


通貨高政策すれば、なんか知らんが、原油価格が下がる。

そんな見識なんだろうか。


なんか・・・異次元思考していそうにも思える。


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