春の逝麺争奪戦・珍珍清姫ものがたり・1
みなさまこんにちわ、見た目は着せ替え人形な高校生にかなり近い年格好のジーナおばちゃんです。
さて今回は、うちの旦那のクリス・ワーズワースが日本の大学で共同研究をしていた時代の学友の女の子たちのその後の話から始まります。
…うん、R18の方では少し出ていた「あの子」たちの話なんですよ…。
「だから諸方面に物議を醸しそうな表題はあっ」
「しかし早苗ちゃん、大阪本社勤務の内示出たんはええとして、ジーナさんの話どないすん…」
「あたしかて別口の話来てて頭痛いねんけど、あたしはともかくとして、さなえはこの話受けた方がええんちゃうん」
で、ここは痴女宮離宮のうちの部屋です。
関西弁で話す売れ残り系と中古女子、合計3名。
そして見た目は白人以外の何者でもないおばはん一人、つまりはうちです。
いや、見た目はこの子らの中で痴女種化施工を済ませて若返ってる早苗ちゃんと同じくらいの外観年齢のはずなんですよ…身長はうちの方が遥かに高いですけど…。
しかし年齢的にはこの子達から「最低でも」10歳は上です。
で、最近では痴女種化するわマテリアルボディとかいう、生体機動兵器と同系統の擬似生物身体を与えられるわでことさらお酒をガバガバ飲むこともなく、付き合い酒がもっぱらのあたしですけどね。
とりあえずあんたら、うちの部屋のストックの酒を飲み尽くす勢いなん、ちょっと待たんかいと。
ええ、この子ら、日本のキャリア系OLだの、あるいは女子飲み会系の猛者めいた暴飲派なんですよ、全員…。
(マジにジュネスで出す分の安酒も置いといて良かった昨今。あー、マルセリータちゃん、ちょっと悪いけど女官寮1階の売店から離宮に配達、頼んでくれへん? 離宮女官待機室経由の話やったら通るから)
ええ。うちの部屋の中の応接室、居酒屋代わりに使われてます。泣きたいです。
犯すぞ、あんたら。
とりあえず売店で売ってる罪人工場加工食品部謹製の柿ピー追加購入を依頼します。
ちなみにビールは全て飲み尽くされました。
仕方がないのでエマ子が自室に在庫してるレモン味の人間やめるお酒原液パック、本人許可の上でロンギヌスちゃんに2本ばかり都合してもらい、酎ハイサワーとか偽って振る舞ってます。
ええ、これ以上の被害が出ないうちに早めに酔い潰す方向です。
とりあえずうちらの部屋付当番女官の他に応援も派遣してもらい、お酒にカラオケに…あのなぁ、うちの部屋を和歌山のクラブとかラウンジのようにせんといてくれるか、さなえー。
「十三とか門真の居酒屋と同じに思てますよ、この子ら…」
あんたらはおっさんかっ。
全く、核攻撃であかんようになってへんかったら、大阪駅前ビルの地下ですとか阪急梅田駅下界隈の飲み屋でクダ巻かせてるところです。
間違っても阪急梅田でも北西側や観覧車のあるビルの近辺に多数存在したという、お洒落な洋風酒場でやって良いであろう飲み方じゃありません。
更に言うと百歩譲ってもお初天神近辺の阪急東通か、いっそ釜ヶ崎の立ち飲みでもええんちゃうかと思うレベルな模様@天の声だそうです。
これを関東の方向けに翻訳するとアメ横の朝からやっている飲み屋とか新橋にいるレベル、名古屋なら名駅市場だったり博多なら夜の中洲川端や雑餉隈だそうです。
そして、ジュネス淋の森店2階に部屋を押さえず、あえてこの部屋で飲ませたのは真剣に正解でした。何度か話が出ていますが、あそこは外交接待施設でもあり、高価なお酒ばかり置いてますから…。
更には逝麺よこせとか婚期逃したとかな。
うちは行き遅れ相談所かぁああああ。
いや、軍人の紹介ならしますよ。
何でしたら自衛軍にも話をさせていただきます。
とりあえず、おのれら、早よ潰れてくれ。
(かーさま。これでストロング汁作ってください)
見れば、こっそりとエマ子から、レモン果汁液の瓶に加えてポーランド産の「ほぼ純粋エタノール」な緑ラベルのあれの瓶が送られて来ました。
なるほど。これで作成すれば元来のストロング汁…アルコール度数5%程度より遥かに濃厚なものが出来ますね。
で、キンキンに冷やした強力な炭酸水と、件の原液…アルコール度数24度に加えて、そのウォッカとレモン果汁液を混ぜて…。
はい。
流石に全員、撃沈してくれました。
ほほほほほ。
ただでもこっちゃ人事異動とか何とか色々あって忙しいねんぞ。
まぁ、寝ゲロされてもあれなのでピクニック用防水シートを用意してもらって、その上に転がしておきます。
ああもう、困った子らやなっ。
でまぁ、何故にこんな惨状を痴女宮離宮で繰り広げる羽目になったのか。
そしてこの子たちは何者なのか。
R18の闇堕ちマリアの方で話が出ておりました、かつてクリスが日本で大学の聴講生兼研修生名目で微生物制御研究に協力していた時期に、その大学のゼミに籍を置いていた学生さんたちです。
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/106/
で、榎本薫さんと喜多川泉さんが売れ残りの子。
そして、ついこの間まで鴨志田早苗さんだった飯島早苗さん。
正直、この子たちの伝手を頼って、諸々あって痴女皇国で広報担当をやってもらっている山内博子さんと、日本の罪務省から出向している名目で、もはや痴女宮の財務と福祉の顔と言える田野瀬麻里子さんのお婿さんの口はないかを尋ねようとしていたわけです。
ところがですねぇ。
3人のうち2人は行き遅れ、残る1人の早苗ちゃんも結婚はしたものの諸々あって別れて毒女に逆戻りとあっては、逆にこちらに泣きつかれる始末。
いやね、痴女皇国世界の地球ってね、中世時代な訳ですよ。
確かに男、地球全体を見渡したら何億人もおるよ。
ただ…この時代で結婚したら、この時代の価値観や水準で生活してもらうことになるわけです。
普通は断ります。
しかぁし。
この3人、結構いい会社に就職しとります。
そしてその企業のお仕事って…今後の痴女皇国世界では重用される類の製品の開発製造に関わってるんですよ…。
具体的には喜多川泉さんと榎本薫さんが医薬品メーカー、飯島早苗さんが化学工業系のメーカー勤務です。
そしてNBに本社がある生物化学系工業企業のファインテックと、相互の保有する技術を切望し合う関係です。
更には痴女皇国で今後、必要となる石油化学製品ですとか、火薬爆薬雷管の部類の製造技術。そして発酵や触媒作用に還元作用はもちろん、痴女種の能力に全面的に頼らない傷病治療に必要な薬品開発。
これを頂戴するためにも巧言令色の限りを尽くしてこの3名を取り込んで欲しい。
娘のマリアからも、そしてエマ子やクリスからも切望されました。
あのな、お前ら。
うちは確かに中学高校時代、百合の対象にされてえらい目にあった事が一度や二度じゃなかった人です。
靴箱ラブレターの世代じゃありませんでしたが、いきなり告白系とかメッセージ投げ込まれて真剣に悩んだ事あまたの部類です。
そして連邦宙兵学校航空科嘉手納校舎入学後も、色々とえらい目に遭いました。
なぜあたしをビアン、それもタチ役として認識するのか。
正直、ママの店で得た知識と伝手とコネでアダルトグッズの販売代理店資格を取得したのも、ペニスバンドという未成年はあまり知らなくても良い器具ですとか、はたまた電動でうぃんうぃん動くような何かを必要とする事例が発生した程度で構いません、そういう事があったと思っといて欲しいのです。
うん、詳細は聞かんでええからな。
天の声がネタに困ったら話にするかもわからんけど、それまでうちは口をつぐみます。
で、男役扱いすんなという話です。
いや真剣に、痴女種になってからどころか、聖院時代に遡って延々とあたしが女官相手のちんぽ役をしていた件、このお話の最初の方をお読みになっている方なら既にお分かりでしょう。
しかし、だからと言って積極的にやりたい訳ではないのです。
そういうのはベラ子の役目にしたい。
あいつは男役を務めるのがあたしより得意な子です。
だから理恵ちゃん、あんたもたまに戻って来た時は、なるべくベラ子の方に行って欲しいねん。
うちと精気授受、あんまり積極的にやって欲しないねん。
それからジョスリン、あんたもや。
あと黄さんと雅美さん、あんたらもやで。
ええ、ベラ子がラスプーチンちんをあまり使うなとマリアから厳命されているのでしょう。
代わりに、同じもん装備してるあたしのところに泣きつきに来るのです。
しばくぞお前ら。
わかっとんのか。
ラスプーチンちんは誰が装備しようが基本的に凶器なんじゃいっ。
それと、ベラ子の相手を勤めるには万卒、できれば十万卒以上のステータス昇格者とでないと危険だという話がありましたよね。
これねぇ、うちも基本的に同じなんですよ。
ただ、ラスプーチンちんでなくてぴーたーのーすを使うのと、能力制限をちゃんとかけるならばという前提付きですけど、ベラ子に課せられたステータスランク制限より、もう少しだけ下の位階の範囲の女官や一般女性とアレをする事ができます。
その制限の理由なんですが、現在は痴女種の性行為の際、着用制服の半生体素材から分泌される効果淫や疲労淫と言ったアルカロイド代替性欲向上物質の作用に加えて、脳内に巣食う駄洒落菌変種の働きで精気授受放出効率が最高に上がるように人工的に処理されているそうです。
即ち、快感三千倍…とまではいきませんけど、通常の人の性行為はもちろん、怪しい脳内麻薬類似の人工物質を服用した状態すら上回る気持ち良い状態になります。特に女性状態の場合。
で、制限というのは、上級痴女種の能力で百人卒未満や一般女性・男性との行為の際に痴女皇国で開発したこうした催淫化学物質の分泌を抑えたり、体力の制限をかけることで相手が壊れないようにパワーセーブを行うと思ってください。
これをしておかないと真剣に壊れますから、相手。
更には自身も壊れかねません。
そんな訳で、このお子達は正直、連邦世界に返したいんですよ。
ところがマリ公が回してきた要請内容、何がなんでも痴女皇国に引きずり込めとなっています。
(マリ公。念のために聞くが、若様はどない言うとんねん。それでうちの対処は変わるからな)
(黙認。それと多分、この子らクラスの技術持ちであれば、他の社員で何とか代替が効くと思う)
(では籠絡の手段を選ばぬぞ。ええな)
(って誰に何をさせる気だよ…)
(とりあえず雅美さんに預けるねんがな。自然分娩やなかったらダリアに頼むねんけどな)
でまぁ、同じ離宮の雅美さんに相談。
(ジョスリンは今ストラスブールとバーデンに行きずっぱやしなぁ)
(パリの娯楽館に送って黄さんに処理してもらう?)
(それは流石に後々色々まずいがな)
(美男公は今度、コンスタンチノープルに毛皮を売りに来るらしいけど…あの人はほもだしねぇ)
(痴女皇国絡みの美形はことごとく訳ありか癖ありやからなぁ。いっそ聖院学院寮の美少年畑言うのんどないやの。雅美さん以外にもショタ派が丹精込めて育ててる云うアレ。アレ)
(アレ言うなー。でもさー、あの子達は精神年齢が真剣に見た目まんまよ? 痴女皇国世界の同世代基準と比べる限りじゃ成熟した思考の子ばっかりだとは思うけどねぇ)
あ、そうそう。
雅美さん他のショタ愛好家がショタ趣味を許されている件ですが、実は福祉女官の方々からも切望されていたりするのです、意外にも。
というのも痴女皇国の少年愛好家、こぞって幹部です。
そして他の女官への影響力を持っています。
ついでにたのきちやジョスリン経由大統領夫人のコネで、日本やフランスの福祉関係者の資料やレポートを取り寄せて読んだりしており、それなりに児童教育に一家言めいた見識を持つに至っています。
つまり、福祉女官の上位互換にして、ハリティリーネ福祉部長を支える立場だったりするんです。
エロ行為こそしていますけど、実際には孤児たちの文字通りのお姉さん役としても実績を残しており、ショタちんちんが欲しいだけで聖院学院寮に出入りしているわけではないのですよ。
…言い換えると、あそこに出入りする口実を作るためにも児童教育を真面目にやっているとも取れるんですけどね…。
(ただねぇ、あそこの男子の大半が15歳から18歳で罪人工場に行くか帰国を志願しちゃうのが悩みだって、たのきちが言うのよねぇ…教育部課程に進むのが全体の1割いればいい方よ、現状)
あー、たのきちも報告上げてたな…。大卒すら義務めいている連邦世界の日本とは真逆だと…。
(読者の方で聡い人ならわかるかも知れませんね。中世では欧州でも日本でも、まだまだ子供の教育に熱心でない親の方が多かったのよ。学問なんてのは偉い人がすることであって、そんなことにかまけてる暇があったら働かせろって認識が上流階級以外は大多数だったのね)
そうなんですよ。加えて、教育費用を無償にするとか学校教育を義務化するのはまだまだ先の話とも言えるご時世だったのです。
もっとも、いわゆる日本史とは少し違う比丘尼国ですが、武士階級が一定層を占めているのはともかく、朝廷が行政権力を維持しているせいで結果的に各国の統治力格差が少なくて安定経営に至っています。
更には商人や職人はもとより農民であっても読み書き算術が出来た方が結果的に統治が楽になるという考え、武士階級を含めた比丘尼国全体の趨勢を占めています。
一揆とまではいかなくても、労働階級ですとか生産階級が変な団結…社会主義的な結束を持つことを恐れてわざと教育を普及させなかった事情のある連邦世界の文明開化以前とは、ちょっとばかり事情が違うらしいんですよ。
以前、おかみ様との話でもチラッと出てましたけど、国民全体に教育を施す方が後々の国家経営が楽になる。比丘尼国はこの考えが支配的です。
で、計算が必須技能な上に帳簿に記帳する必要があるから文字を覚えることが付いて回る商人は当然ですけど、職人であっても計算や、はたまた後継者育成のための作業手順書を残す事が推奨されていたり、挙げ句の果てには三河監獄国のように職人断絶防止のため、後継者のいない職人の元には強制的に国営寺子屋から弟子を回されたり、最悪の場合は技術学校で後継者育成教室を持たされるといった強硬手段を取るような国すらあります。
(こちらの江戸時代の大名制度と違って、中洲泡風呂国や三河監獄国だの黒火山芋侍国の首長は国主と呼ばれているから注意が必要ね。あと、例えば浪速三三四国とか河内汚口親父国のような「国」がみなさんの側の江戸時代の日本で言う「藩」に該当する意味で使われています。東方八百比丘尼国はその小国の連合体…言ってみればイギリス連邦各国とかアメリカ合衆国に近い政治制度を取っていますよ)
(ルクレツィアです。雅美さんが解説された比丘尼国の教育制度、特に職人教育についてデステ義姉様がものすごく興味を持たれましてね…同じく諸侯の領地の集合体の我がイタリアでも義務教育やら職能免許制を導入すると、兄と二人で悪だく…いえ、議会に諮る資料を作ってましたわよ)
ああ、一時期、ものすごく熱心に修学宮の資料漁りを無職のおじさんとやってたり、マリアンヌやスザンヌの教科書やら時間割はもちろん、保護者向けのプリントだの入学案内のパンフレットだのまで見に来てたんですよ、イタリアの方。
でまぁ、イタリアが教育熱心な理由なんですが、かかって修学宮時代に連邦世界の中世イタリアがルネサンスに果たした役割ですとか、あの国が生んだ職人や芸術家の成果を見た毒盛りの兄貴だの無職のおじさんだの、そしてルネサンス文化に貢献しているはずの当人の頭がハゲたおじさんが「こりゃいかん、文化や芸術科学の教育を進めないと本来のイタリアの歴史ではなくなってしまう」と危機感を抱いたからなんですよね。
そしてこの「文化的文明的に中世時代をリードする立場でもある」イタリアになろうという統一運動があまり反対もなく行えた理由の一つがこの、痴女皇国世界のイタリア版文化革命の動きでもあったりするわけなんです。
フィレンツェでもトリノでもイタリアとして外から評価されるなら、その尻馬に乗っかって世界の文明文化の最先端国家になっておく方が色々有利だし、進んでいる国や民族として認識される方がメリットが大きい。こんなノリで団結してると思ってください、こっちのヘタリア。
そしてデステのおばちゃんの方針で、領地拡大をするよりは金融や商業、そして先進的な美術工芸品だの工業製品の加工輸出で立国して存在感を高めるという国家経営戦略が打ち出されています。
農業についてもレモンやオレンジ、更にはブドウに豚といった特産品あるいはそれらの加工品の輸出に力を入れているのは、国土面積もさりながら可耕地面積をあまり大きく取れない上に、南北で気候区分が大きく変わり統一した農業政策を採用するのが難しいわ食料自給率100%達成が困難な、あの半島の地理条件を逆手に取って「他所から麦を買うためのおゼゼになるような高級食品を生産して購入費用を稼ぐ」方針をおばちゃんや毒盛りがしきりに唱えているからなんですよ。
(ただこれ、イタリアに限った話じゃないんだけどさ、水や地質の問題もあるし、何より麦って米よりも遥かに連作障害が起きやすいから施肥が必須だと思うのよねぇ。更には連邦世界でもそうなんだけど、トウモロコシとかジャガイモみたいな米大陸由来作物。これも窒素固定とか色々な事する必要があるから、化学肥料の専門家ってうちの国には将来は絶対いると思うわよ)
と、深刻そうに言う雅美さんですが。
(ジーナちゃん…現状では痴女宮と監獄国と京都と江戸、それからローマとミラノとマドリードとバルセロナで稼働させている下水処理システムあるでしょ。汚物や裁断ゴミから燐化システムで燐を生成するやつ)
うん、知ってます。
あれを稼働させる事で肥料や火薬に必要な燐を生成する奴やろ。
ナウルや大東島に該当する島で採掘かける計画もあるけど、なるべく資源保護したいから合成の方向で話を進めてるあれ。あれ。
(ただ、燐化システムで出てくる分だけじゃ近い将来の穀物大量生産に必要な窒素肥料や燐分の調達は到底無理って話もあるのよ…だから、マリアちゃんが例の三人組をなんとしても痴女皇国に迎えて欲しい話はあたしも大賛成よ。うまくすれば理恵ちゃんやたのきちと同じように、必要不可欠な幹部に育ってくれる可能性もあるからね?)
さなえ「あたしの何があかんかったんやぁっ」
かおる「あたしの何が売れんかったんやぁっ」
いずみ「あんたら、そもそも商談機会すらなかったあたしに対する嫌味かあっ」
さなえ「泉ちゃん。結婚2年目にして早々に浮気とか舐めた真似されたあたし何なん」
かおる「早苗。あたしなんか二股やで二股。しばいたろか思うで」
いずみ「結婚相談所に払た金返してくれぇええ」
ジーナ「あんたらな、気持ちはわかるけどな、もう少し客観的にやな」
さなえ「そんなん言わはりますけどジーナさん、あたしかて浮気相手隠されたまま結婚とか何ですのん思いますよ。しかも相手は上司の嫁って不倫事案炸裂ですやん。相手が相手だけに総務が入って示談で済ましましたけど、ほんま全然スカッとするどころか遺恨禍根残しまくりでっせ…」
かおる「せやから言うて早苗に同情するかと言うと微妙。実はあたしも隠されていた。そして共働きを期待されたが専業希望したら実はと切り出されてねぇ」
いずみ「薫がNTR事案になった理由。専業やったら見た目ええのん選ばれたんですよ…」
かおる「せやで。行きつけのアパレルの子かなんか知らんけど、そいつとの話を進められたんよ…肉体関係がなかったのはせめてもの救いというべきか…」
いずみ「という訳であたしら3人、それなりに相手が相手があっと…」
ジーナ「西山ゼミの男の子にツバつけとかんかったんかいな…」
かおる「当時のあたしらにその発想はなかった」
いずみ「更に、正直あたしらの学部全体、それなりに勉強できる子でないと入れませんでしたし…」
さなえ「学究の徒という印象の男子多数」
かおる「せめてあの頃に色々手を打つべきであった」
たのの「悔やんでも遅い例ですね」
りええ「みなさん、言っておきますが痴女皇国ではあなたがたのような愚痴はつつけば割とあちこちに転がっていますからね」
たのの「連邦とNB出身者あるあるだから、その程度の不幸は不幸の内に入るか疑問よっ」
さなえ「何ですかこの偉そうな人たちはっ」
ジーナ「いや実際偉いんや…たのちゃんは日本で言う文部省の頂点で以前は財務省の部局長クラス、理恵ちゃんは理恵ちゃんで国交大臣、しかも人事院経験者やねん…」
りええ「つまりみなさんの昇給昇格に関わる立場でもあるのですっ」
たのの「りええは今でも女官の人事、何かあるとオリューレさんに聞かれてるんですよ…」
りええ「たのもこないだ、クレーゼさんに呼ばれて一緒に昇給査定してたわよね…」
ジーナ「そうゆう訳やからこの二人には逆らわん方がええぞ。あたしの業務報償金のインセンティブ査定にも噛んでるんや、この子らは…」
他三人「ひいいいい」
りええ「まぁ、ジーナさんとベラちゃんは慰労支出が多いから増やせって話になるんですよねぇ」
たのの「ベラちゃんにはなるべく経費でやれって言ってるんだけど、あの子の立場で支出が増えすぎても困るんですよ」
ジーナ「ああ、例えば女官の誕生日お祝い企画やな」
たのの「その辺の支出については本編で話が出るそうです」
他三人「あたしたちの婚活企画と予算も!」




