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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど
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ライン沿岸冬景色・若くない堕天使の悩み・2

皆様。

復讐はあまり良くないとは思います。


ですが、このジョスリーヌ・メルラン。


たまにはイスラム法に身を委ねたくもあります。


どうして目には目をと思い至ったか。



…全て、あの露出狂の派手な大柄おんな…いえ、皇帝陛下が悪いのです。


どう悪いかは本文をご一読頂ければ。

さて、ライン川。


目の前を行くのは、とてもそうは見えませんが、木造の貨物船だそうです。


間隔こそ空けていますが、同じ型の船が何隻も連なっています。


(な? 銀貨はこの船の運賃でそれなりに回収できるし、連中も早期にバーデン入り出来るって寸法よ)


なんと、上皇陛下…ロレーヌ公国とバーデン=バーデン大公国船籍の貨物船で敵の軍勢を運ぶという、とんでもない方法を実現しておしまいになりました。


(なーに簡単な話よ。荷主はプファルツ選帝侯。そして引き受け人はロレーヌ船運組合ってギルドだ。そして両者の裏書きでバーデン船主連に船の応援を引き受けさせたって筋書きよ。だからバーデン側は運ぶのが兵士だって知りませんでした、運んでるのはロレーヌへの出稼ぎ労働者ですって態度を貫かせてんだよ)


そして動員した貨物船の数、双方の船主組合の持ち船を合わせ何と二十隻。詰め込みとはいえ一隻に500人ばかり載せてしまいさえすれば、ものの一日でハノーファーからハイデルベルクを経由してバーデン=バーデンまで運んでしまえると。


(実は比丘尼国の沿岸貨物船用として量産化の端緒につかせた船があってね…原型船をリバティシップにするかこれにするかで悩んだんだけど、例の木板樹脂強化パネルあるじゃん、船舶鋼材と同じ強度と靭性(じんせい)に変える奴。あれと鋼製竜骨を使った半鋼製船殻と水流ジェットを組み合わせてさ…)


ええ、目の前を行く船、何をどう見ても中世欧州のライン川に存在して良い外観ではありません。


(りええに話をしたら、船に詳しい連中から昔、伊豆諸島で使っていたけど他地域の離島航路定期船がドック入りした際に助っ人に行く常連みたいな貨客船があるのを教えてもらえたらしいんだよ。地元の青ヶ島航路はもちろん、北海道の奥尻島や小笠原、果ては九州のトカラ列島まで遠征した実績があるから、喫水さえクリアできるなら、内航から外洋近海まで使える優れもんの船だったみたいなんだわ)


で、原型になったユリマルとかいうマル・シップの姿を見せて頂きます。


挿絵(By みてみん)


なるほど、汎用貨客船というわけですか…後部のオープンデッキはもとより船倉まで動員して運べば二十隻あれば一万人は何とかなりますね。航海中は必要に応じて昏倒させておけば手間要らずですし。


(コンテナ荷役が主用途だけど、クレーンもきっちり装備してるしな。あと、うちの船の例によってヘリカル水流ジェットエンジンが動力だから、僅かだけど喫水も稼げる上に原型船の倍の速度が出せるぜ、海洋航行時なら30ノット近くまで余裕よゆー)


はぁ…なるほど。こんな船ならば、最高速度はともかく、連邦世界のラインやドナウ水運で普通に航行しておりますね…。


(フランスでも航行船舶の大きさはともかく、セーヌ川やロワール川なんかで船走らせてたからな。ローヌ川は鉄道開通まではワインの積出航路だったろ?)


う…本国の義務教育過程を経ていない私には辛い話題です…。


ともかく、船を使った輸送ですが、よく兵団長も納得したと思うのですけど…。


(ああ、それもマリア様の根回しでしてよ。例の痴女皇国が救助した百卒長が船の徴用を企画しまして、兵団長に提案。あらかじめ船運費用を含めた金額の軍費を徴税してあり、ライン川が領内を流れる選帝侯には徴税の際に船運に協力してもらうと根回しをしておいた筋書きですわ)


マリー先生から説明が参りましたが。


(更には、かの百卒長は徴税を成功させ部隊を無事合流させたのみならず、円滑な軍兵の輸送に貢献したとして兵団長に功績を認められて千卒長に昇格の上、本陣参謀に抜擢されましたの。ふふふ)


あー…なるほど。


堕天使の皆様方が関係者にある事ない事を錯覚させたのですね。そして選帝侯や軍団の幹部を籠絡して「怠惰な道のり」を選ばせたと。


(鋭いお察し、感服つかまつります。左様、正に我ら堕天使の力を以ってすれば容易い話。軍に属さぬとは言え、敵側の船を奪うならまだしも報酬を支払って川を遡る手段とするなど、普通は考えに及ばぬでしょうけど)ふふふと笑うサタン様ですけど。


確かに、私の昔の仕事に近いものがあります。


こうした敵勢の切り崩しや籠絡、更には本来なら突き進んではならない選択への誘導は対人情報戦(ヒューミント)の範囲ですから。


まぁ、今の職場…黒薔薇の場合、潜入に気付かれるのは相手に負けを悟らせた時だけだそうです。黒と紫の最大の違いは、我々が動いた時点で実力行使を伴う潜入か否かだとも。


(当時は黒蛇に入り込まれた時点で負けを悟らせたからなぁ、欧州各国。少なくとも今は聖母教会と痴女皇国に表立って弓を引くアホはいねぇよ。むしろうちが肩入れしてる国に対してやらかされないか、そっちに情報収集の対象をシフトしてるじゃん)


(ですね。特にイタリアとスペインは相応にフランス王国に恨まれておりますし、Poisson sandwichに至ってはもっと恨まれておりますかと)


(ま、国際社会ってのは古今東西を問わず、絶対悪や絶対善者ってのはそうそう存在しねぇもんだ。特に侵略なら侵略で、大義名分やら口実を考えるようになってからはな。堕天使の皆さんだってそうだろ?仮に今、地球を侵略出来る口実があるなら悪魔を繁殖させようと思わねぇか?)


ああ、マリアリーゼ陛下の悪い癖が出ました。謀反や反乱を煽る()()です。


しかし、この露骨な釣り餌に堕天使の皆様はどうご反応を。


(失礼。小生、ルシフェル様の側近の一人、バエルと申します。我々は無闇に争い人の世を支配するが本望に非ずでございます。マリアリーゼ陛下なら小生が本音を申しておるとお察し頂けますかと)


(そりゃ、あんたは元々は直系堕天使だからまだ神様に近い考えだろ? 問題はあんたらの下よ下、配下)


(それを言われると身も蓋もございません。ですが、考えの浅い者であろうといずれは“聖院女官と同じく、人そのものに取って代わるか、さもなくば人を生かすか”の二つに一つである事を悟ろうかと)


(サタン、上位職の前であんたが言うのも何だろうけど、その辺どうよ)


(いやいやいや、私はルシフェル様から激情と憤怒を分離して生まれたようなものですから…ルシフェル様、ちょっと代わりに答えて差し上げてくださいまし…)


(マリアリーゼ陛下。貴殿の危惧や懸念は分かるが、我々は元々天使であり、神同様に畏敬や崇拝をその資源としていたのだ。従って悪魔として捉えられる事があっても…我々を恐れ敬うのであれば無闇に人を滅ぼせぬ。いや、貴女方同様に人は決して滅ぼす訳には行かぬのだ。仮に絶滅戦争を始めたとすれば、それを止めねばならん。これは堕天使全ての総意として受け取って頂いてよい)


(マリアリーゼ陛下。仮に我らの忠誠を試されるのであれば提案がございます。ただその、その前にお願いがございまして…)


(なんだいバエルさん、あたしにも出来ないことが…ってあれかよ…うんわかった。ちょいとジョスリン、あんたさ、悪魔って言われてどんな姿を想像する?)


何故に私を指名と思いましたが、とりあえず私は聖環をメディアウォッチモードに切り替えて「デビノレマソレディー」と打ち込んだ結果をルシフェル様に見せます。


「おや…これはかなり美化された部類ではないか? どうだバエル」


ふむふむと肯くルシフェル様。


(は…これならばまだ容認出来ますが…ジョスリーヌ殿。バエル 悪魔で同じ事をお願い致します)


出てきたものを見た瞬間、私は悟りました。


…そりゃ、こんな風に描かれたら文句の一つや二つ、普通は言うだろうと!

挿絵(By みてみん)


(とりあえず、あたしの部下で絵心があるのがいるし、衣装も考えるとしよう。そりゃ元の世界みたいに地獄の番人だ何だをやるならいざ知らず、こっちでの就職問題もあるだろ? その際にこんな姿で現れてりゃ、そりゃあ偏見の目で見られるよなぁ)


(た、助かります…)


(しかし陛下、失礼。堕天使の皆様全て復活となりますと、精気資源枯渇の危機も予想されるのでは)と、一応は進言をば。


(だから悪魔崇拝ってほどじゃないにしても、聖母系譜に対する存在として研究させんのさ。ほら、もともと()()()()は比丘尼国のもののけ族や八百萬神種族に近い存在なんだよ。実体化しなきゃ精気は食わねぇんだ)


なるほど。それでしたら…。


「あとは我々の存在について。悪魔とはすなわち地獄の番人だという話だが、これについても私、ルシフェルから提案がある」


(ふむふむ)


「この世界の人間の死生観。これはギリシャ神話由来の運命選定神種によって管理されており、いわゆる天国や地獄の概念は普及していない。で、そこをうまくすれば、地獄をいちいち作らずとも現世だけで人類の行状を制御できるのではないだろうか」


(そちらに厄介になっておられる悟りを開かれた王子殿。あの方由来の輪廻転生という考えですな。例えば…お、その前に船団の最後尾の船が参りました様子。あれに便乗ではございませぬか)


で、バエル様の促しもあり、操船担当の海事部所属女官に心話で断りを入れてから、我々は最後尾の船の舳先に飛び移ります。


(ジョスリン、認識擬装は入れてくれてるよな。でないとルシフェル先生は神々しいから正体を怪しまれるぜ)


bien reçu.(了解)


(ま、今まさに東側から着々とバーデンに攻め寄せようとしておる軍勢の首魁(しゅかい)など良い例でしょう。およそ善人とは程遠い…うん、師匠ともども、当然の如く地獄送りになった世界もございますな、かのヴァレンシュタインとやら)


(すなわち、バエル様の言われる案、今世の悪行は今世のうちに払拭せよ。叶わぬ場合、来世に業は持ち越され…終には悪業に身を焼かれて消え失せるなど如何かという提案でございますね)


(さよう。サタンが申します通りでして…まずは現生を生きる努力を。死んで清算なぞ横着許すまじという趣向にございます)


あ、そうそう、堕天使の方々の性別を示す諸々ですがね。


どうやら、いわゆる悪魔について連邦世界で書かれた書物やら文献やらに記された話と、実際にここにいる堕天使の方々とは全く異なるようなのですよ。


「具体的には解放された当時の私の姿だな。そちらで言う千人卒以上の痴女種に、翼を一対。これが基本的な天使族の種族的特徴だ」


だそうです。ですので音声や身体的特徴は私達と同じく、女性が基本であるとの説明も頂きます。


…ええ、そりゃ、おどろおどろしい姿で描かれたら文句も出ますよ、ねぇ…。


(我等の嘆きをご理解頂けたようで何よりでございます。そしてこれが忠誠の証の一つともなりまして。何故ならばこの世界のこの時代の人間に我等の存在を伝えたが最後、絶対に絶対に絶対に、先ほどの悪魔女ですらないあの意味不明な怪物のように禍々しく思われるのは間違いございません…ええ。我等が現界に現れる際の姿なのですが、信奉者の意向に影響されるのですよ!)


ああ、悲痛な言葉。


何と悲しい理由なのでしょう。


女性ベースの思考を持つ我々としても同情したくなる話です。


「私とて実は、ローレライの伝説があったからこそ人間女性に近い姿を保っておられたのでな…あまり悪魔として悪し様(あしざま)に見られ言われたくない理由、かかってこれなのだよ…」


(ルシフェル…ある程度は仕方ありませんわよ? わたくしもかつての姿、意外にも人の意識の影響を受けておりましたからね…)


「ナンム殿ですらそうなのか…なら我々は尚更、人の意識に左右されよう。ジョスリーヌ殿、我々は確かに人の欲や本能に干渉するが、それは同時によろしくない思考を受け取り影響されるという事でもあるのだ。我々堕天使にも、実際の行為行動はともかく、美意識というものがな…あるにはあるのだよ…」


ああ、ありましたね。


宣教師フロイスらしき悪役が蝿の化物に変身して「見るがいい、儂のこの美しき姿を」とか狂った科白を言うシーンが存在するゲームが。


あんなの見せたら絶対、怒るのでしょうね。


(ベルゼブブと申します…あと、私を魔界の王子や貴公子として描くのはまだしも、蝿の王にされたりですね、しまいにはあたかも○○愛好家の如く描いた戯画。あれも少しばかり、作家に訂正をさせたいのですがっ!)


えーと、ちょっと収集がつきません。


堕天使の皆様、貴女方の存在のために必要なのはまず畏怖や崇敬といった、認識されているという意識を向けてもらう事なのですよね。


(それで合っておりますよ、ジョスリン。ですが、堕天使というのは元来、神の臣下としてせっとめにゅーであったのです。ところが大地に堕とされ人間の堕落した感情や欲望を受けておしまいになり、言うなれば人の印象によって汚れた姿に見られかねなかったのです。更には自分たちだけで人に意識される術を考案せねばならなくなったのですよ)


(ただ、あまりにもひどい姿にされると、ルシフェル様がお悩みのようにですね…醜い姿で固定されてしまう危険すらあるのです…)


つまり、なんですか。


あまりに悪魔悪魔しすぎた姿になるのも嫌だと。


…わがままですっ。


私なぞ逆に童顔傾向で恐れられてくれないから、何とかして恐れられるように努力して来たってのに!


(ルシフェル様…ジョスリーヌ殿、堕天使として迎え入れても良いのではないでしょうか)


(それなりに悪事も働き、なお恥じず更に堂々と手を汚す気満々、適性は充分にございましてよ)


(そうそう、ちょっとこっちの世界、覗いてご覧になりません事?)


(痛いのは最初だけでしてよ?)


何か、ちょっと違う勧誘も混ざっておりますね。


しかしまぁ、悪魔の囁きとか誘惑というのはこういうものなのでしょうか。


もう少しその、R18枠にしたくなるような事をですね。


もっと申しますと、我々痴女皇国の皇帝陛下。


あれをですね、文字通り豚の地位に落とせるならば話に乗らせて頂きましても。


(これこれジョスリン。どさくさに紛れて何を交渉してるんですか貴女)


ああ、うるさいのに嗅ぎつけられましたね。


いえ皇帝陛下、バーデン近辺の港に着くまでの間、堕天使の皆様のお話をお伺いしていただけですよ。


決して契約を結んで陛下に豚服を着せてとか考えていた訳ではありません。


このジョスリーヌ、一応は痴女皇国に忠誠を誓っている身ではないですか。


(ではその忠誠がほんまもんか、少し試しますか。えーと、色欲を司ってる堕天使の方、ちょっとあたしに憑いて貰う訳に行きませんか)


言うなり、この寒いはずのライン川を渡る風が吹き付ける船首に現れた派手派手しい露出狂の紐水着姿。


「陛下。申し上げにくい話ですが、バーデン=バーデン東側の守りの必要、小官も聞かされております。それを放棄してここにお越しになったと見做される気が致しますが」


「アレーゼ叔母様と姉の許可は取りました。ジョスリンが堕天使を味方に付けて何か企んでいるようですから折檻してくると申しまして。ですから少しばかり、堕天使族の皆様にも私共痴女皇国でいらん事を考えたり、はたまた実行に移そうとする人間がどうなるかをご覧頂いてから、改めてそう言う勧誘に及ぶべきかを一考願いたいと思うのですよ」


異論あるかとばかりに私達3名をじろっ、と睨む雌豚、いえ皇帝陛下。


ところでお召し物が普通の紐服でない気がしますが。


「白金衣の持ち出し許可が出ました。制限時間20分。ジョスリンにはこれで充分でしょう」言うなりムチが私の身体を拘束します。


「船室は輸送される兵士で満員ですし、船長室や船員室を借りるに忍びません。ちょうどローレライの岩も近いし、一つ哀れな女の泣き声でも響かせておきましょうか」


あの、陛下。


R15枠ですよ。


「その描写そのものに至らねば無問題です。さ、ジョスリン、覚悟なさい。マリー先生もアンヌマリーも同意してますから」


(ジョスリーヌ母様が悪いですね、これ)


(まぁ、たまにはよろしいんじゃございませんか。黒グッズはお持ちじゃありませんから死にはしないでしょう)


鬼ですか。


で、私の黒薔薇服に開口部を準備する陛下が事に及ぶ前に、皆様に申し上げたい事があります。


生きてたら絶対、この件で報復します。


いつか、必ず。


日本のニンジャの方も申していましたし。シノビとは忍び難きを忍んで最後に目的を果たすものであり、執念深くなくては務まらないと。


ですので、一言だけ。


オボエトケヨ。


では、生きていればまた、お会いしましょう。



ベラ子「えーとですね。続き、アルトさんサイドでも話が進むそうです」

https://novel18.syosetu.com/n5728gy/106/


ジョスリン「とりあえず小官、生きているようです」

マリー「全く、困った方ですわねっ」

ベラ子「ちなみにマリー先生よりジョスリンの方が年うえもがもごご」

ジョスリン「陛下。対人地雷をお踏みになりたいのでしたらウクライナ送りにさせて頂きましょうか」

ベラ子「ジョスリンにこそ義勇兵志願書を書かせるべき。歴戦の勇士たる陸戦経験者を行かせましょう」

マリア「というか実はジョスリン一人行かせるだけで、とりあえず侵攻は止められるんだけどな」

ベラ子「痴女皇国世界や聖院世界で痴女種が介入した瞬間に大抵の戦争が終わる理由ですね」

マリア「だが今回のバーデン=バーデンは一瞬で終わらないのである」

ジョスリン「ヴァレンシュタインはえらい目に遭うそうです」

アルト「あたくしがえらいめにあっているのはむしですか!」

他全員「ちょっとくらい我慢しなさい!」

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