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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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王の帰還 -Reditus Regis-・10.7

(要はあれよ、アトハ王とリミニ王妃の仲が進展すればルーン大陸の統治に支障が発生しにくくなるって、雅美母様がね…)


(ええけどバレんようにね…)


(エロスがそういう事する時の姿は人には見えぬのよ…ふぉほほほほほっ)


(あのーイリヤですが、エロス局長がそういう隠し芸を得意となさるのはお聞きしたことがございます。で、アフロ女官長、エロスさんがそういうことをアトハかリミニに仕掛けたらどないなるんでしょうか)


と、興味津々で聞いてみるわたくしイリヤ・ヤスニ。


なんせねぇ。


リュネ王国の兵子学校に入る前からわしを付け狙い助平な目で見ておったアトハですよ。


それに、言っちゃなんですが、アトハはその地位だけで他の男よりも女選びには有利なのですよ。


(タークマ王子ほど暗君奸物でなかったら、まぁリュネ王の妃とか寵妃にはそもそも立候補する部類ですからねぇ…イリヤ様が例外みたいなもんで)


(そーなのよねー、わしとしては断るに断れずみてーな感じでねー)


と、メリエンには答えておきます。


なんせ当時のリュネと言えば日夜魔族が襲来しておった状況。


子供といえど木剣を素振りさせられ模擬戦に明け暮れ、ちょっと大きくなったら炎剣を模した模擬剣や本物の炎剣で訓練を受けるのです。


そして実際に飛来する魔族の姿を見ることも、決して珍しくはなかったのです。


で、皆様へ。


リュネの戦士は女に適性が出ることが多いってわしが申し上げた件、覚えておいででしょうか。


そして戦士はある程度炎剣で炎をぼんぼん放ったり、あるいは高速で飛んで襲来の現場へ急行すると、魔毒が体に溜まります。


その魔毒抜き、従者だけでなく男の戦士にも協力してもらう場合があるのです。


ですから、女の側でも男を「戦友」として認識しないと、魔毒抜きを躊躇していたらその後、魔族に焼かれるか連れ去られるのです。


まず、股間が使い物になる男というだけで価値があるのですっ。


そしてアトハの実際は、まぁ、まともな見た目ですよ。


というのもリュネ王家の血筋なんで、見た目がいいのが集められます。


これは王の後継を作らせるには仕方ないと思うのです。


で、皆様からはエロフとして認識されておるであろう我がリュネ族。


男前かべっぴんが基本だす。


ええ、痴女皇国世界や連邦世界を拝見して理解しましたよ。


なぜ、このイリヤやエマネ、そしてジャムジュナ妃は言うに及ばずメリエンやリザンでも充分に選ばれると思います。


そして、秘書娘でも、だーくえろふと言われるのはまず、間違いないでしょう…って秘書娘、実のところは列車内に息子と置き去り状態です。


(ジーナ様、これ、あの子も呼んでおいた方が良かったですか…)


(えーとマリアだけど。イリヤさん、秘書娘さん忘れてた、ごめん。そっち行かせるわ)


え。


と、いきなりわしの横に現れる秘書娘とその、息子。


「えええええ、ここはどこですか…」


まぁ落ち着いてくれ、と辺りを見回してキョロキョロしながらうろたえておる秘書娘ですがね。


「ここは痴女皇国の総本拠地となっておる痴女島や。リミニとアトハは痴女皇国女官と、その侍従という名目で本宮で研修を受けさせることになったんやけどな、あんたたちに教える内容とはまた異なることを詰め込まれる予定でな…」


で、秘書娘には、これから淋の森という特殊な公園を見に行くが、何を見ようとも決して騒いだり叫んだりするのは控えるように申し伝えます。


そして、秘書娘の魔尼尼僧服の股間の赤いどすけべおぱんつを見るなり、わしは強制的に完全な女の身体にしてしまうのですっ。


ええ。今から行く場所は危険が危ないのです。


(い、一体何があるというのでしょうか…)


(ふふふふふ、イリヤさんもエマネさんもロッテさんも、()()()服に着替えてくらはい…うちだけでは全員を隠し切れなくもありまへんがな…)


で、ダリア統括騎士団長は「この方がしっくりくるわ」とばかりに黒薔薇騎士団の戦闘服にさっさと瞬間着替えを果たしておしまいになるのです。


そして、指名を受けたわしらもそれに倣って、聖環を操作して黒薔薇姿になります。


ただ、わしやエマネやロッテは、背中のところが開いた特別仕様…むろん、翼を出す際に支障がないようにするためです。


それと、聖剣や爆炎剣を装備できるよう装具が追加されてますよ。


で、わしらの異様な姿に驚く秘書娘と息子ですが。


「これはイリヤたちに与えられた特殊な服で、忍者みたいなことができるんだよ」とフユキが教えております。


でも、ニンジャとかいう概念、秘書娘に伝わるもんやろか。


あと、アルトさん…そのド派手な将軍衣装で大丈夫なんでしょうか…。


(ふほほほほほっ、この白金衣はくろばら服の上位ごかんというものらしいので、ふつうに人からみえなくなることもできますよ…)


(それはええねんけど、うちまでこれかいっ)


ええと、ジーナ様も、紫薔薇騎士団の潜入活動用とかいう姿に変わってますね。


つまり今、アルトさんとメリエンと秘書娘と息子以外は、頭にかぶりもの、してます。


(とにかく、わしらのこの服に備わっとる光学迷彩とかいうものを使って姿を隠しておかんとあかんと思うてくれ。んで、あんたらの姿も他のもんからは見えなくするからな…)


つまり、このイリヤも黒薔薇騎士団の制服を着て活動したことがあるのです…。


あ、アフロ女官長はどうされるのでしょう、と思ったら黒薔薇服をお持ちなのですね…。


(ペルセポネと同格というのは実のところ気に入らないのですが、とにかく私もこの服を与えられてますし、一応は試練と試験には受かってますから…)


そう、黒薔薇騎士としては員数外ながら、いざという時は()()()服で活動もできるんだそうです。


で、午後の淋の森へと足を踏み入れるわたくしども。


あ。


おるわ。


やっとるわ。


ええ、何をやっとるかは言わずと知れた話なのです。


そして、覗きをやっとる者もおりますね。


しかし、その覗きに近づくのは、非番らしい女官…あ、騎士服に変わった。


(もし、そこの覗き…この公園で一人でじかはつでん(おっとなにしてるの)行為は禁止…本当なら牢屋送りですよ)


で、騎士に早変わりした女官、覗き男をドレインして黙らせるとそんなことを囁くのです。


しかし、そんな厳しい口調とは裏腹に、男のまたぐらに手を伸ばすと、更に何かを囁いております。


で、男がうなずくと、男の聖環に自分の聖環を重ねるようにかざして、再び男が立ち上がれるようにしてやったばかりか、なんと。


…ええ、その女官は罪を取り締まる警務騎士の資格で覗き男を捕えるどころかですね、未成年の方には絶対にお教えできない行為を始めるのですよ、この場で!


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ふゆき「ぼく、最初にこれ見た時はあぜんとしました…婦警さん、つまり女のおまわりさんのはずなんですけど」


むすこ「ふゆきさま、いいんですかこれ」


むすめ「息子や…どうもここではそれが許されるようです…」


あふろ「もちろん、許される条件はありますよ」


だりあ「うちらの一連のお話やとこの光景、実はガイシュツとかキシュツとかゆうものなんですわ」


あると「つまりですねぇ」


じーな「この、淋の森に現れた痴漢や変態に対する扱いの解説は次に続くそうや…」

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