ちびじゃないくろベルマンものがたり…花の都のボーイ事情
さて、ここでお話はフランス王国に飛びます。
私たちのような痴女皇国の幹部が公務で支部を訪れる場合は、まずその支部の賓客または上級幹部向けの宿舎が用意されています。
鯖挟国であれば、コンスタンチノープルにいくつか所在する皇帝用宮殿のうち、迎賓用とされているものを案内頂けるといった塩梅。
で、フランスの場合はマリニー宮…オテル・ド・マリニーが通常ならば外国人国賓向けの宮殿として指定されています。
しかし、実際に私がフランスに行くと、まぁ大体はベルサイユの王妃の間とか国王の間の空いた部屋に押し込まれることが多いのですが、これは私がフランスに行ったが最後、テレーズ殿下やフラメンシア殿下、そして関係する事業に関わる閣僚との面談がほぼ絶対に発生するためでもあります。
そして支部の方にしてみれば痴女皇国本国の皇族かつ国土開発支援担当部門の幹部である私を下手な部屋に泊めるわけにもいかない、となってしまうのです。
(聖母教会関連だとノートルダム大聖堂に付随する宿舎の教皇や枢機卿級のための貴賓室にご案内できるのですが…)
ええ、自身もベルサイユ宮殿の王妃様用の隠し部屋とでもいうべき、見ただけならば豪華そうなお部屋に無理やり押し込まれた過去を持つフラメンシア殿下が嘆いておられましたが、ベルサイユに宿泊すると、他のフランスの宮殿よりもはるかに目に入り耳に入る物事が多いのです。
(よりによって2階に鏡の間がある場所でっせ、あそこ…夜会なんぞやられたら上の階の音がうるさいのなんのって…)
で、この騒音。
鏡の間という長い宴会場を有するベルサイユ宮殿ばかりか、およそ痴女皇国の各拠点となっている王宮だの宮殿だのが軒並み抱えている助平事情に由来するものですが、痴女皇国世界ではこれをうるさい黙れ静かにしろとか言えない事情があるのです…何せ、国家を挙げて人々を助平行為に邁進させている国是の国ですからね…。
では、鉄道開通やパリの街区再整備事業に加えて旧・貴族階級向けの実業斡旋の一環として開業したという、パリの名門ホテルに宿泊するのはどうなのか。
ダメです。
これまた特殊な騒音や振動に悩まされますので、それを回避するためには自分も同じことをする方が良い、となってしまうのですっ。
なぜなのか。
もちろん、ホテルの中で売春または姦淫しまくりアレさせまくりという実態が存在するからです。
で、鉄道娼婦の映画や、原作の鉄道淫売にも話が出て来ますが、ホテルのドアボーイやベルマンといったお客様の案内係については、フランスの場合は黒人や中東系の男女を積極的に雇用しているそうです。
(イスパニアも実はそうなのですけどな…んふふ…てれこや、実態をマダム室見に教えて差し上げるのや…)
(なんでわしやねん…まぁともかく室見様、我がフランスでは謎掛獅子国や諸子宦官国のみならず、近年ではイスパニア…スペイン支部と合同で暗黒大陸地区本部に対する先進技術や文化支援を推し進めております。で、この一環として、現地の少年少女に欧州の考えを啓蒙導入して文化文明程度を上げるか、少なくともわたくしたちの暮らしの根拠となっている物事だけでも一応は理解して欲しいということで教育についても当方並びに罰姦聖母教会と連携して進めておる次第でございますが…)
で、そこから先が頭痛なんですよ、と言いたそうなテレーズ殿下。
無論、頭痛の種ははっきりしております。
例えば、ケニアに該当する魔羅祭支部。
この地に痴女皇国暗黒大陸地区本部の支部を置くまでの経緯、本当に苦難の道のりだったのです。
https://x.com/725578cc/status/1880392137679991032
なにせ、この地に住む戦闘牧畜民族とでもいうべきマサイ族ならぬ魔羅祭族はケニアの国土を転々と移住しながら焼畑農業めいた放火によって牧草地を広げて牛や羊を飼っているという、定住型農耕民族とは真っ向対立しそうな暮らしを尊んでいたのです。
その文化伝統や風習は、ほぼマサイ族と同じ。
しかも、アフリカ同様暗黒大陸にも多数が居住する大型野生動物の扱いにも慣れていて、見かけによらぬ凶暴な生態で知られるカバやサイやキリンなどの草食性野生動物すらけしかけて農村を襲わせ、穀物や家畜を略奪したり土地を奪うような戦闘民族っぷりで他部族から恐れられていたのです。
魔羅祭族は確かに、数で言えば少数派ですが、男子皆兵とでもいうべき戦闘民族な生育制度によって強健強力で勇敢な戦士が揃っている上に、魔羅祭族同士で家畜を奪い合い盗み合うほどに、夜間のゲリラ戦めいた活動にも慣れていたとあっては、その攻略や調伏にも一苦労するありさま。
何せ、牛語や獅子語とでもいうべき野獣の声真似をして操る技能すら獲得していたというのですから驚きです。
で、カバやアフリカ象の縄張りに敵兵を誘い込んで襲わせたりなど、まさに自然を味方につけたというべき戦法で他の部族を散々な目に遭わせておりまして「魔羅祭族だけには関わるな」とまで言わせるほどに恐怖の象徴になっていたのです…。
しかし、魔羅祭族の風習である「女の性欲が過剰になると人口が増えて困る」という点で実施される割礼や、あるいは力ある戦士ほど美人を娶ることができる一夫多妻制度や戦士たちの妻の共有制度、痴女皇国の統治方針とはぶつかる内容なものも決して少なくはありませんでした。
更には戦士への登用儀式となっている、ライオンやゾウとの戦いですとか、あるいは彼らにとっては最高のご馳走である牛の解体宴会など、聖院規範の代表例である不殺の掟とは真っ向から対立するものです。
とどめに、魔羅祭族はマサイ族同様に独自の信仰風習を持っていたのですが、その教えの中に「地面は神のものであり迂闊に掘り返してはならない。特に、穴を掘るのはもってのほか」という件が存在したのです。
つまり、畑を耕すのはもちろん、井戸を掘ることすら、魔羅祭族から見れば神を冒涜する行為に映ってしまうのです。
そして、彼らが忌み嫌う上記の土いじり行為を平然と行う農耕民族は魔羅祭の信仰を冒涜している存在とみなしておりまして、彼らの家畜や蓄えや女を奪い汚しても無問題、天誅を代行しているという考えすら存在しているようなのです。
ええ、暗黒大陸平定についても尽力されたアレーゼ本部長からも、当時を振り返った記憶によって発生した頭痛の波動が伝わって来たほどに、魔羅祭族の諸々は私たちを悩ませたのです。
そして頭痛を起こさせた理由。
魔羅祭族は彼らなりに自然との融和や融合を目指した暮らしを尊んでおりまして、その行動を完全に悪としてやめさせるのもよろしくないという判断、アレーゼ本部長やマイレーネ本部長ですら下さざるを得なかったのです…。
(ただ、料理洗濯をするだけじゃなくて狩りや牧畜以外の全般…家を建てることまで女子供にやらせる習慣があるのだよな…むろん、教育に至っては何をかいわんやだ…)
ちなみに魔羅祭族の家、淫化帝国や中東での日干しレンガの製法に似た製法で泥と牛糞を混ぜてこねた土壁で築いていきます。
(この方法だと混ぜ込んだ糞や藁を発酵させて土中の塩分を除去したり、耐水性や耐久性を上げる作用があるから製法としては間違っていないんだけど、かなりの重労働を女性にやらせていることになるわね…淫化でもヌエボ・チンボテ近郊で懲罰を兼ねて製造させてたでしょ…う◯こ入りの日干しレンガ…)
(雅美さんも魔羅祭族がマサイ族の類似品だってことで頭、抱えてましたよね…)
そう、雅美さんの指摘通りで、中東でラクダや羊の糞を乾燥させて燃料にしていたのと類似の行為です。
ですが…衛生的にはものすっごく問題があると思うのは、やはりわたくし室見理恵が連邦世界の日本出身者…世界有数の衛生的環境で生まれ育った身の上であるからだとも考えてしまいます。
(まぁ、日本でも一世紀かそこら前までは肥溜めが現役だったわけですし…)
(その代わりに寄生虫のすくつよ…確かに発酵熱であらかた寄生虫は死ぬんだけど、それでも完全な根絶が難しかったのは蟯虫検査を学校で実施していた歴史でもわかるからね…)
そう、おっさんホイホイとか昭和ホイホイと言われるであろうこの風習。
マサイ族や魔羅祭族のみならず、暗黒大陸においては…いえ、痴女皇国世界の地球全般でやっておくべき件にも思うのです…。
(女官化されたら寄生虫問題は解消できる〜〜〜るるる〜〜〜♪)
(それはそうなんだけどさぁ…まりり、魔羅祭族に対して取った調伏手段、あれ今でも侃侃諤諤の紛糾ものだと思うんだけど…)
(仕方ねぇだろ…蟹光線をよよぎモードで発射することも真っ剣に考えたんだぞ、あたしですら…)
ええ、まりりはまたしても、テンプレスからドラメという大陸間弾道ミサイルを撃ち込んだのです、暗黒大陸の中部地域に。
ただし、このドラメが元来積んでいるような核弾頭によってアフリカ中部を焼き払うためではありません…いえ、私からすると、そっちの方がいっそ人道的じゃないかと思うアレを、またしても使用しよったのです。
ええそうです、例の女体化の雨を降らせるあれです。
しかも、前回の海綿菓子国で使用した際に「関係ない人まで女体化して大騒ぎになった」一件の反省を踏まえて今度は魔羅祭族の遺伝子を持つ人だけにしか効かないように駄洒落菌弾頭をセットして撃ったそうなんですけどね。
しかし、この女体化雨弾頭、その効果は本当にてきめんなのです。
特に、男性が指導的な存在で外敵から部族を守る立場だった魔羅祭族のような風習を持った民族には、その大黒柱を消し飛ばすかのような影響効果をもたらしてしまうのですから…。
なにせ、まりりに頭を下げて彼女の話を聞く気になることを伝えない限りは…つまり、まりり…そして痴女皇国に実質的な降伏宣言を入れるに等しいことをしないと、魔羅祭族なら魔羅祭族の純血の男児はこの世にいなくなってしまうのです。
もしくは、他の部族から男子を略奪することも部族によっては考えるかも知れませんが、ここで効いてくるのが女体化されているということなのです。
つまり、戦士としての経験はともかく、男としての筋力や体力を喪失した状態になってしまうわけです。
魔羅祭族ならばその驚異的な跳躍力や、槍を投げる筋力、そして野山を駆け巡る脚力をなかば失うことになってしまいます。
これでは、彼らの得意とするゲリラ戦術に頼っても、他部族の略奪が成功するかは疑問となるでしょう。
しかも、失敗すれば魔羅祭族の戦士といえど若い女になってしまっていますから、今度はくだんの戦士たちが他部族から略奪暴行されてしまう対象にされかねません。
この女体化雨攻撃を受けた対象の人種や民族はおおむね、早急にまりりに詫びを入れるか泣きつかないと、真剣に根絶やしの危機に晒されてしまうのです…。
で、魔羅祭族の場合も同様に、村の村長たちが泣きを入れてきたそうです。
いえ、最初は文句を言おうとしたのですが、その後ろに数百頭の象やキリンやカバやサイ、そしてライオンや豹までもを従えて黒い巨体の愛馬サ◯ノマツカゼに跨ったアレーゼ局長を目の前にしては、文句を言おうにも言えぬ有様だったそうです…。
そして、牛どころかライオンやアフリカ象までもが局長に従い仕える動作を見せては、局長を神の使いとして信じるしかなかった状況に追い込まれてしまったのです。
もっとも、アレーゼ局長は別に争うために来たわけではない、私がその気ならばとマイレーネパンチの威力制限版を振るうところを見せた上で、我が痴女皇国上皇マリアリーゼが提案する新たな掟を守って旧来の魔羅祭族の風習にとらわれずに新たな自然と共存する暮らしを模索してくれれば、希望する者を男に戻すし、ひいては魔羅祭族をケニア支部や聖母教会の庇護下において保護させようとまで言われたのです。
そして実際に、ライオンや象、カバなどの大型で戦闘力がある野獣によって魔羅祭族の貴重な資産である牛や羊を守らせても良いとまで言われて、野獣たちを操ってみせたわけですよ…。
で、まりりが魔羅祭族に突きつけた方針とは。
・男性はともかく女性の割礼廃止
・女性の東方または罰姦聖母教会尼僧転身の容認と一夫多妻制の廃止
・井戸掘削や耕地開墾など地面を掘り返す作業の容認
・成人認定儀式をライオンとの戦いからキリマンジャロ登山に変更
など、聖院規範の基本となる不殺の遵守に基づくもろもろや、男尊女卑の風習の改善を求めたのです。
特に、魔羅祭族は牛や羊の牧畜のための牧草地を入手するに当たって、野焼きをする習慣がありました。
野焼きの後で生えてくる野草を家畜の餌にするために、あちこちの野山に放火する習慣があったのです。
しかし、これでは予想外の山火事を招く危険があるのはもちろん、森林火災によって生活の場を無闇に失う野生動物が多数発生してしまいます。
そこで、連邦世界のケニア政府も対応に苦慮しているというマサイ族いえもとい魔羅祭族の定住を促すためにも、まりりは女体化作戦を決行したのです。
(あたしの言うことを聞いて聖母教会の指導に従って、定められた牧場地域で牛や羊を飼ってくれるならあんたらの生活に細かく口は出さない。ただし、単なる迷信じゃなくて科学によってものごとを決めるという考えに改まってもらわないと、あたしらは人を女に変える以上の…本物の神様の力も使えるからね…)
ええ、連邦世界の東アフリカを襲った脅威の天然災害である東アフリカ大旱魃、あのようなことが人工的に起こせるしケニアを砂漠に変えてしまうのも、緑豊かな大地に変えるのも思いのままだと言わんばかりに、サハラ砂漠緑化事業の現場に村の族長や元・戦士たちを転送してその力を見せつけたのです。
そして、鉄扇公女能力で実際に雨を降らせただけでなく、男性化聖水を元・戦士の体にかけて男に戻せることを実証してのけたまりり。
その、まりりの力を信じた…いえ、信じなくては本当に魔羅祭族を地球の上から完全に絶滅させてしまうこともできる能力に恐怖した魔羅祭族の方々は、男性と女性でその受け止め方は違えど、まりりの提案を基にした新たな生活習慣を受け入れることに合意したのです。
で、その中の一つに、魔羅祭族の少年が成人として認められるためには、槍と盾だけでライオンと戦って勝利し、成人の証の角笛や自分の所有物にそのライオンの毛皮を加える儀式もありました。
この儀式、申し上げるまでもなく聖院規範の不殺の事項に全力で抵触します。
そこで、ライオンを魔羅祭族の牧場の番人に任じて聖列する代わりに、成人認定を求める少年には別の課題をクリアさせることをまりりは提案しました。
それは、痴女皇国世界のケニア支部にも存在する名峰キリマンジャロ山の登頂に成功すれば大人として認めるのはどうか、という提案でした。
ただ、キリマンジャロ山は痴女皇国世界の暗黒大陸でも最高峰を誇る、標高6,000メートル近い高山です。
その高さは、かつての淫化帝国で少年少女をいけにえにしていたカパコチャの儀式に多用された暗死の高山と同じか、それ以上。
つまり、従来のマサイ族ならぬ魔羅祭族の戦士の服装だけでは、凍死する危険があったのです。
で、聖母教会が介入して、成人の儀式への参加を求める少年についてはキリマンジャロへの登山装備を与えるが、そのための費用、ある程度は本人も負担して欲しいとやったのです。
むろん、女体化…というより女官化尼僧化すれば、お尻むき出しの痴女皇国制服のままでもキリマンジャロどころか、エベレストや真冬のK2北壁ですら、ろくな登山道具を持たずに身一つで頂上を極めることが可能なのが痴女種女官というものですが、男性のままでは防寒装備に身を包み足も登山靴で固めないとほぼ、不可能に近いでしょう。
よしんば登頂に成功しても、凍傷に陥り四肢を失う危険すら考えられます。
そこで、成人の儀式は毎月一回として、ガイド役の聖母教会尼僧たち…もちろん暗黒大陸地区本部の火龍騎士団または水龍騎士団所属者でもありますが…の案内と随伴のもとで登頂を目指し、証拠として麓の魔羅祭の村を山頂の神殿に備えつけた大鏡…反射鏡で照らすこと、そして記念撮影を尼僧の聖環で行うことが定められました。
ただ…このための装備を買い求めるには、魔羅祭族になかった新しい生活観念…すなわち貨幣経済への順応が求められたのです。
つまり、キリマンジャロに登るための登山服や道具のレンタル代金をどこかで稼いでこなくてはなりません。
そこで、斡旋されたのが英国で少年侍従や水夫、人夫としての働き場所でしたが、ここで黒人差別や魔羅祭族の風習に対しての反発や忌避感による軋轢の発生があったのです。
では、ということで手を挙げたのがフランス支部。
魔羅祭族は男であれば幼児の時に割礼を受ける風習の継続を許されたこともあって、もともと股間のあれはご立派に育ちやすかったのでした。
そして、男に戻してもらえた少年たちは、言うなれば男性固定の奉仕偽女種になったも同然。
つまり、元来は禁欲的な風習を守ることも多かった暗黒大陸の諸部族の中では、例外的に助平大好きな民族になってしまったのです…。
ですが、もともと暗黒大陸地区本部との交流が密接だったスペイン出身のフラメンシア殿下が統治陣営の中核を占めている今のフランス支部です。
股間が元気なら元気で大いに歓迎するとばかりに、魔羅祭俗のみならず、暗黒大陸出身の少年たちを雇用する場を周到に準備してしまったんですよ…。
その一つが、ホテルのボーイ職です。
白を基調にした制服を着こなして接客を行えるように厳しく教育された黒人少年ボーイさんたちは、今やパリのホテルやレストラン、そして王立鉄道の食堂車や駅の食堂でもよく見る風物詩となったのです。
いえ、それだけではありません。
パリを訪れた外国の貴婦人や、自国の貴婦人がホテルに泊まると、客室までページボーイが荷物を運んでくれます。
その際に、ページボーイと組になっているのが白人または黒人ではない若い女性または少女のコンシェルジュ。
つまり、貴婦人単独ではなく、その旦那様やお子様が同伴していた場合には人数分のホテル側の要員が客室にお客様一行を案内するのです…。
で、ここでとんでもないことが起きます。
今やパリにおける買い物やサービスの利用はあらかた聖環決済ですから、お客は大抵、聖母教会で支給されるか貸与された聖環を装着しています。
その、聖環が…白いスラックスを履いた黒人少年やミニスカの白人女性コンシェルジュを見たお客が興奮したという助平反応を拾った場合に、あることが起きるのです。
私やまりりの友人で、今や痴女皇国財務局副局長の地位にある田野瀬麻里子…たのがかつて、財務局の制服でごねた結果、アオザイが財務局の制服に採用されたのを覚えておいででしょうか。
あれ、ベラちゃんの皇帝権限でとんでもない嫌がらせ機能がついたのです。
それは、制服の下の下着がマリアンローズブランドのTバックでないと透ける度合いが強くなるという、強制透明化機能です。
Tバック着用を嫌がった、たのへの懲罰として実装されたこの迷惑機能ですが、これと同じ透明化がホテルや鉄道ボーイとなった黒人少年の着用制服にも起きるのです…。
ええ、このパリッとした制服を着た黒人少年に劣情を催したり興味を持つと、なんとスラックスが透けてしまうのです。
それも、ズボンの下に履いているパンツ…助平褌も連動して透けるという、嫌な機能が。
で、強い興味を抱いたご婦人が、聖環を使ってコンシェルジュやボーイにチップをその場でおひねり送金しますとね、もじもじしている少年の手を無理にどけてくれるんです。
もちろん、股間のアレのサイズはもとより、透けている上にコンシェルジュ役の上司の聖環操作で強制的にボッキー体制となったアレまでもがはっきりわかるのです。
ええ、そのあとは何が起きるかは推して知るべし。
そして、なぜに黒人少年ボーイの上司として女性が同行しているのか。
(もちろんサン・ドニの偽女種演芸場とか見たい場合は案内役に化けまっせ…要はパリへの売春客、男だけとちゃいますねや…女の買春客への対策もばっちりっちゅうやつですがな…)
ええ、お分かりでしょう。
フランスでは、こうして出稼ぎ黒人少年を使って外貨を稼ぐだけではなく、その黒人が故郷に帰っても助平褌が手放せなくなるように仕向けたり、更には地域によっては自国で生産したお洒落服を売りつける悪どい商売をやっているのです!
------------------------------------------------
ふらこ「いくらマダム室見でも…うううううう」
りええ「事実を書いたまでです。でもフラメンシアちゃん、黒人の少年たちは元来、部族の掟に縛られていて股間がフリーダムではないと聞きます。その辺はどうなのでしょうか」
ふらこ「そこで女体化作戦の雨のあとで男に戻してるいうのが効くわけですわ…男性外観固定の奉仕偽女種になっとったら、その辺は自分のヘソから下の欲望に忠実に生きると思いまっせ」
りええ「お分かりでしょうか…今やパリの名門ホテルに泊まったら泊まったで、両隣の客室はまず大抵、うるさいのです…色々と!(泣)」




