淋の森うらばなし…理恵ちゃんは見た!・1
みなさまこんにちわ、室見理恵でございます。
悪食の魚類だホトトギスだのと、相も変わらず散々な言われようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はR18版のアルトさんや闇堕ちマリアの枠で出ていた偽女種のお話です。
この偽女種というもの、伊藤瞳さんの実のお父さんで、その世界では結構名が売れたフリーの映像カメラマンたる伊藤誠さんがブラジルやコロンビアなどの中南米でのお仕事で見聞した現地の事情が痴女皇国に伝わった結果、誕生した第三性別とでもいうべき存在なのです。
この第三性別の創設理由たるや、痴女皇国世界での貴重なエネルギー資源である不可視の生体エネルギーたる通称・精気を更に大量かつ高純度で収集するためだったのですが、それはともかく。
で、タイやベトナムに中国にモロッコ、あるいは昨今ではアメリカやパリにもそういう部類の「女装男子、しかも売春夫」が現れておるそうですけどね。
このシーメールとかトラニーという区分の方々、実は変態かつ売春で生計を立てていない素人かつカタギの範疇に入る方々にも少なからず存在したそうです。
で、この女装趣味者の中には露出狂かつ変態の生態に邁進する存在、少なからず含まれているそうです…。
いえ、日本初のアニメ・漫画文化…いわゆるヲタクカルチャーの国際的普及に伴い、未成年だと読んだり見てはならないはずの物件にそうした存在が取り上げられたことによって、結果的にそういうトラニー発祥の地に逆輸入されてしまったかのごとき現象も起きている。
わたくし室見の不倶戴天の仇敵であり、生涯を賭けてでも一度はひぎぃとかほげぇとか言わせるべき相手たる、痴女皇国内務局長かつ高校の先輩でもある田中雅美さんは、そう力説なさいます。
(理恵ちゃんと勝負するのはともかく、女装男子の実態については世間にも認知されてはいるわね…その変態性も含めて…)
しかし、この室見、はっきり申し上げて元々からその方面の分野の知識を見聞する機会に恵まれなかった女なのです。
…つまり、普通のアニメや漫画の代わりに鉄道書籍や動画を与えられたり、果ては自宅にその手のものしか転がっていなかった環境で育ったのです。
で、地味子であったわたくし、これではあかんと一念発起して、密かにギャルデビューを試みたりしとったのですがね。
もうギャルもええやろと、その手の衣装を断捨離するというか、茸島のファインテック・アパレル工場に持って行って服装データを採集する材料として提供したのです。
これが、淫化帝国の離魔編で、エマネちゃんが私のお古の服を着てたとか語っていた件の実態なのです。
で、この分野の服に明るい人間、今ではわたくし室見だけではなく、痴女皇国に最低でも1名は在籍しておるのです。
誰かというと、今、アルトさんの方でやっているお話の重要登場人物でもあり、元々はアメリカ本社の世界的ホテルチェーン創業者一家の令嬢たる湯田屋系アメリカ人のジェニファーちゃんです。
Jennifer Goldluck. ジェニファー・ゴールドラック Thousand Suction(Limited hundred thousand Suction). 千人卒(限定万卒) Slut Visual. 痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 Information department, Ministry of Interior, Imperial of Temptress 痴女皇国内務局情報部付 Ian Lancaster Fleming anniversary Information Research Center. Foreign Affairs Division 2nd. イアン・フレミング記念情報研究センター外事第二室 Show Club "Juness" Gonorrhea-forest sub manager. クラブジュネス淋の森店副店長
このジェニファーちゃんの出身国のアメリカ、そういう「頭の悪い衣装」を考えただけでなく、実際に市場へ流通させているアパレルメーカーの有名どころが幾つも存在する国です。
んで、ジェニファーちゃんはそういう服を着て世界のリゾートをプライベートジェットで遊び回れる大富豪の娘さんなのですが、悪癖がありました。
彼女、いわゆるアメリカーンなマッチョが苦手で、ショタ趣味者なのです。
で、遊び回れる大金持ちの娘さんだというのをいいことに、少年を買えるような場所に出かけたり、あるいは少年を探索して美味しく頂いていたのです。
しかし、派手にやりすぎたせいで少年買春趣味者であったことがバレかけ、あわや一大スキャンダルとなった際に痴女皇国に拉致された経緯があります。
名目は、ほとぼり覚ましのようなものですが。
で、連邦政府の情報機関であるアレン・ダレス研究所の職員扱いとして採用した上で、NBのスパイ組織であるフレミング機関の外事第二室…痴女皇国や聖院を担当する部署だそうです…に出向した扱いとして本体を痴女皇国に赴任させる運びとなりました。
そして、アメリカのマンハッタンやラスベガスにその手の店がいくらでもあるというセクシーショークラブの系統の店であるクラブジュネス淋の森店の副店長として働いておりましたが、この度の痴女皇国北米大陸開発本格化を鑑みて、アメリカ合州国に行くか、はたまたフランシスカ中米行政局長の下で修行を積むかの人事検討段階にある存在です。
それはともかく、このジェニファーちゃん。
パパラッチの標的にされた画像がいまだに、相当な数が出回っています。
ええ、そういうド派手な露出狂にもほどがある格好…英国を中心とした蔑称俗語ではチャヴ(Chav)というそうですけど、とにかく下着のラインが浮き出るわ透けるわ肌色面積最大級だわという外観以外の画像を探すのが大変な方で、日常的な服装が売春婦か向こうのポルノAV女優まがいのお下品キャラとして有名だったそうです。
その派手さ、わたくし室見がギャルやってた過去どころか、ジェニファーちゃんの類似品である痴女皇国二代目皇帝のマリアヴェッラ陛下ことベラちゃんも真っ青。
いえ、ベラちゃんもイタリアやスペインにいるような路上売春婦まがいの格好、連邦世界のイタリアやアメリカなら躊躇なく着ているような…昨今では東京でもそういう狂った服装になっていることも珍しくない変態露出狂まがいの部類。
しかし、ベラちゃんは諸事情で実母のジーナさんの体格をコピーした身体にされた立場。
つまり、身長が180cmあるデカ女です。
これほどの長身…それも、カンヌ映画祭の赤いカーペットの上を歩いていても違和感がないであろう美女の外観であれば、ド派手な蛍光色や原色の知能指数や羞恥心を太平洋や大西洋や地中海に投棄してリゾート地を闊歩するような狂った服装でも、よほど着こなしが下手でなければまず、似合ってしまうのです。
ぐぬぬぬぬぬぬ。
で、ジェニファーちゃんも身長170cm以上余裕。
仮面アメリカとかいう漫画の主要登場人物くらいの背丈と見た目だそうです。
「デスケドネー、アメリカのトラニーはミーよりモーっとタッパがあるのデースよ?」
ああ、それはわかります。
欧米系の男性の体格で女装したら、そりゃ必然的にそうなるだろうな、と。
そして、豊胸やお尻へのシリコン注入はもちろん、肋骨を抜いたり骨格矯正する手術を受けて女性らしい体格にした方も少なからず。
更には、その体格に着用しているのは、そういったチャブと呼ばれる方々が好まれるようなどすけべ衣装…下着や、更にはTバック水着など、はっきり言ってなまじの女性よりも遥かに露出度が高いか、変態的に猥褻な外観のものであることが多い。
言うなれば、海外だと売春婦かリゾート地の富豪以外は絶対に避けるであろう助平服を好むようなのです。
これは、シーメール動画を何本も見せられたことで理解しました…したくありませんでしたが。
更には、目下のところは天然物だと中米行政局に所属する黒人少年かつ指導偽女種の枠のビエルネ君と、フランシスカさんのお孫さんとなるドミンゴ君のみに持たされていた通称「乱棒」というものがあります。
現在はこの2人に加えて、わたくし室見が黒化白金衣を着用した時か、犬飼葉子さんという方が指導偽女種モードの身体になった際にこの乱棒を使えますので、装備者は現段階では合計、4名となります。
で、この乱棒、文字通りに乱暴な棒であり、その最大全長は16インチ…40cm以上というしろものです。
直径も最大で6cmはあるという、それまでの痴女皇国最強兵器だったラスプーチンちんという、ジーナさんとベラちゃんが装備していた物件を更に上回る狂気の凶器です。
ただ、この乱棒、実在していた米国人の男優であるディック・ランボーンという方の物件そのものらしいのです。
まぁ、世の中は広いから、天然でそんな巨大物件を生やしていた男性がおっても、決して不思議はないのでしょう。
ですが、アメリカのAV業界や美容整形業界、この乱棒に匹敵する物件、改造手術によって装備させるのが流行だそうなのです。
男性のみならず、その…トラニーとかシーメールと言われる人々にも…。
ええ、わたくし室見は頭を抱えました。
そもそも「心はオナゴ」と全身で主張したいからこそ、女装や整形手術に走るのでしょうがと。
なじぇ、男性の象徴である男性自身、それも異様に巨大な物件を残置しておくんやと。
しかし、これはジーナさんが理由を教えてくださいました…別にいいのですが。
(いや、これは理恵ちゃんも女官長資格者として偽女種の仕様を決めた幹部会議に出席していたやろ? 知りません関係ありませんでは通らん話やで…)
ううううう、そこを何とか知らない関わらない方向でぇっ。
(まぁええ。マリアいわく、痴女種の股間のあれ…ベラ子やうちの恥ずかしい聖母像が象徴してるし、理恵ちゃんにも装備されてるアレやねんけどな、その…袋に入った連装球形タンクとセットになってるやろ)
(ええ、金の玉とか黄金玉列島とかいうアレですね)
(あれは生物学的には男に欠かせぬものらしい。昔は宦官とかいう存在…連邦世界のモロッコはもちろん、モロッコに該当する諸子宦官国でもやってたチョンパする手術あるやん)
(ええ、中国でよくやってたそうですね…)
(あれをやってノーボール二等兵状態にすると、情緒不安定になったり、あげく短命となる現象が多発したらしいねん。つまりやな…)
で、ジーナさんが続けて申されるには、男性ホルモンの分泌やら何やらで、非常に重要な器官なのだそうです、あのツインボール…。
(なるほど、だから蹴られたら痛いし、わざと蹴りを入れる変態AVまでもが存在すると)
(理恵ちゃんの知識に偏りがあるのは理解したけどな、まぁそういう経緯があって、例え心はオナゴでも残しておくほうがええんちゃうかという判断が出ることも多いようやな)
ですが、それでは男性の男性たるや男性の象徴が残ってしまいますし、実際に心はオナゴな方が起こした女性相手の性犯罪というものが起きた事も少なからず、だそうです…。
(まぁともかくやな。うちが頼みたいのは偽女種の件や)
はぁ。
(東京支部長への就任に向けて教育中の犬飼葉子さん、おるやろ。実はやな…)
で、この名前が挙がった犬飼さん。
Inukai Youko 犬飼葉子 Hundred Suction.(Limited Thousand ) 百人卒(限定千人卒) Variable Shemale Visual. 可変型偽女種外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Traffic Management Department, Land Development Bureau, Imperial of Temptress. 国土局交通部
なんと、女性から痴女種女官、そして偽女種になった人なのです。
しかし、その偽女種の身体はちょっと特殊な設定でしてね。
現在は日本に該当する八百比丘尼国の大江山に出向しているアンドラーシュ・イシュトバーンという男性がおります。
この人物の実のお姉さんはアルテローゼ・イシュトバーン。
つまり、痴女皇国東欧行政局長の通称・乳上です。
で、アンドラーシュくんの名前は俗名で、ベルテファーネという出家名や、比丘尼国での釣鐘童子という二つ名もお持ちです。
更にはぁっ。
この通称ベルくん、なんと乳上と瓜二つの巨乳ばいんばいんの痴女種状態に変化可能な特殊身体持ちなのです。
これは、赴任先の大江山は元伊勢大神宮の職員である鬼さん達と仲良くするための装備であるのをわたくし室見も存じておりますが、要は男性だの女性だのふたなり女性だの、果ては偽女種の身体にと性別を切り替えられるのです。
これは大江山の鬼族の最高峰となる方々…わけても、長年の聖院出向者であり超美形ニューハーフとしても知られたプラウファーネさんこと、茨木童子さんの身体のデータを元にして構成された痴女種身体だそうですけどね。
で、それと類似の可変性別痴女種身体、出力限定型とした上で犬飼さんにも渡されております。
こうなった理由は諸々あるのですが、とにかく、そうなっているとお考えください。
しかし、ジーナさんのお話ですけどね。
(んでなぁ…犬飼さん用の偽女種身体を調整するために、クリスが自分の身体というか義体を使って実験せざるを得なかったいうのん聞いてなぁ…理恵ちゃんも知ってるやろ、クリスを痴女種外観にしたり、女にするのは絶対に禁止事項でスクルドさんが激おこ状態になるん…)
(ええ、それやったが最後、あの運命のはさみでベラちゃんを丸坊主にするって断言しておられますよね)
(あの運命のハサミ、髪の毛の一本ですら迂闊に切ったら、切られた人間の運命を打ち止め終了してまうらしいからな…まぁ、あれがベラ子に効くかはともかく、この世の運命にも関わる一大事が起きるのは間違いないらしい)
そう、スクルドさんはギリシャ神話のアトロポスという運命の女神と同じ役割の存在なのだそうです。
その力は極めて強大で、担当区域の空間や惑星、次元の生物の寿命と生涯の出来事を出生の瞬間に決定することができるのだそうです。
そんな方ですから、その運命と寿命を決定するはさみを駆使されたひには、勝手に残り寿命を縮められるのは間違いないでしょう。
いわば、あのハサミ、名前を書かれた対象が死んでしまうノートのようなもの。
で、そんな危険物を扱っているスクルドさんが、なぜジーナさんのショタ旦那(外観)であるクリスさんの性別にこだわるのでしょうか。
(男の思考を失うような行為…そやな、タマタマを消失させてしまうようなことに該当するらしいからやと)
(まぁ、何となくは理解できますよ。クリスさんって見た目が小柄で某魔法使い映画とかに出てきそうなショタなだけで、中身は普通の男性ですもんね)
(ところが、その自主性の芽を摘み取ろうとしたあんぽんたんが2名おる、いや、いたというべきか…)
ええ、クリスさんの実のお母さんですね、不慮の自動車事故で死亡したという。
(せやねん…ワーズワース家の車庫あるやろ、あの自動車博物館まがい。あそこに並んでるレンジローバーのコレクションの中で、初代と三代目の間が空いてるのがまさにその、ローズマリーさんが狩猟に出かけた際に乗ってた二代目レンジが入ってた場所やねん…)
そう、この時代ではイギリス製のクラシックカーに近い扱いですが、豪華な高級四輪駆動車のはしりともいうべき自動車で、狩猟の手伝いと称してクリスさんを連れ出し、禁断の行為を強要しておられたそうなのです…お母様…。
(で、クリスにそういう鬼畜行為を強要するために、自分の下着を履かせたり盗ませる方向で変態の道に走るように画策しててな…アグネスさんも、クリスにそういう性癖を植え付けられてたのは知ってたんやけど、敢えて無理からに矯正せずに許容してたんや…)
それ、NBに行った際にアグネス・ワーズワース閣下…クリスさんの義母にあたる人で、死亡したローズマリー夫人に代わってワーズワース太公の後妻となられた方からも、直接伺っています。
そればかりか、アグネスさんはアグネスさんで、自分の勝負下着をクリスさんに履かせて鑑賞してお楽し…いえいえ、変態性癖を無理に治すよりは、ご自身が性欲の捌け口となることでクリスさんを庇っておられたそうなのです。
ですので、ベラちゃんとクリスさんの関係だけでなく、アグネスさんとクリスさんの間にも、世間には大っぴらに公表できない、いけない関係が存在するのです。
そして、驚くべきはこの爛れた関係、クリスさんと正式に結婚式を挙げており、NBの住民登録管理システムではきっちりと正規の婚姻関係である正妻のジーナさんも状況を把握していて、公認なのです。
(そればかりか3P4ぴ…あががががが!ミス・スクルド…いえ、ミセス・ヨシムラ…何をするんですか…)
(いいことアグネス・ワーズワース…そしてジーナ・高木…あんたら、何がなんでもクリス・ワーズワースに変な性癖をこれ以上植え付けないようにね…だからマリアヴェッラの手綱もちゃんと引き締めて欲しいのよ?)




