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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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女子プロの星☆アステ皇帝(かいざあ)・番外編…メヒコの仮面女たち

で。


前回の説明や、大人向けのお話では意図的かどうか知りませんが、語られていない重要な件がありましたことを思い出す私、フランシスカです。

https://novel18.syosetu.com/n5728gy/269


ラテンの気風とかメヒコ(めきしこ)的大らかさか、あるいは私の身体に流れるバスク族の血なのかはともかく、うっかりしておりました件、お詫び申し上げます。


では、何をうっかりと忘れておりましたのか。


それは、正式名称・神聖女裂振珍(めきしこしこ)帝国と、その傘下にある二大国家たる魔屋(まや)王国と明日輝(あすてか)()()の階級制度…そして、それにともなう制服や装備の変化について。


まず、魔屋も明日輝も神話を統一し、淫化帝国の神の助けで魔屋と明日輝の神の一部の神託を受けた神の使いが皇帝となって両国を統治するとされました。


その初代皇帝が、私ことフランシスカとされたのです。


この指名、痴女皇国の初代様と、ハポン…八百比丘尼国を統治する生き神様であるオカミサマのカミワザで、メソ・アメリカ全域に対して行われました。


更には、淫化の太陽神の使いとされているイリヤ様やエマネ様が、その剣の技で指名が正当であることを喧伝頂きまして…。


つまり、私のメキシコ帝国皇帝就任に文句がある奴は淫化(いんか)帝国…更には痴女皇国からしても異世界たるリュネ王国の二大剣士が相手になるぞという恫喝をやって頂いた訳です。


その上で、魔屋の都市王国の首長たちを傘下に従えた私とオノリナ、我々に呼応し従属することを誓った戦士たちを率いて明日輝へ進軍、ティノチティトランの無血制圧と占領を成し遂げることに成功したのです。


で、神聖女裂振珍帝国の首都は明日輝の都であるティノチティトランではなく、そこからテスココ湖なる大きな湖を隔てて北東方向に所在するかつての明日輝の古都、ティオティワカンに置かれることになったのは前回まででお話しした通りです。

挿絵(By みてみん)


この、巨大なテスココ湖の周りを巡って、陸路でティノチティトランからティオティワカンを目指すだけでも、単純に言って100キロ以上の距離を大回りしなくてはなりません。


それではあまりに不便ということで、テスココ湖の汽水域…北部のスンパンゴ湖やサルトカン湖だけでなく、テスココ湖の大半が塩水なのです…を、なるべく縮小すると共に、北部で湖が一番狭くなるチコナウトラの付近に断水堰(ていぼう)を移設する工事が現在、進行中です。

https://x.com/725578cc/status/1777017267873796200


この断水堰、元々は古代明日輝の時代からティノチティトラン島の付近に作られており、島から南部にかけての淡水域を塩水から守るために設けられておりました。


で、現在はティノチティトランとティオティワカンを結ぶ巡礼交通船はもとより、明日輝王の御座船として貸与された高級クルセーロ(クルーザー)…連邦世界の三河監獄社が自社の高級車ブランドで製造した豪華なヨットも、この断水堰に設けられた船舶用アセンソール(エレベーター)を使って、汽水域と淡水域を移動しておる有様なのです…。


この断水堰移設工事、単に堤防を新設したり取り壊すだけではなく、北部の二大湖沼の水質改善についても長期スパンで徐々に行っていくそうです。


(いきなり淡水化するとね、生態系に影響出ちゃうからね…そりゃ、テスココ湖北部の湖岸の平地を耕作地として開拓したいって要望があるのはわかるんだけどね…)


と申しますのも、この汽水域の名産として…そして明日輝の新しい名産として売り出したいとかマリアリーゼ陛下が強硬に推しておられるものがあるのです…。


(せっかく汽水域向けに生態調整したのに…)


(陛下。コルビクラ(しじみ)はまだわかるのです。ミソシルに入れるだけでなく、パエリアなどにも使えますし…しかしですね、あのハラマス…ポーリャ・(ちんちん・)トゥルチャ(ます)だけはなにとぞご勘弁を…)

https://x.com/725578cc/status/1777667933205876807


ええ、海水ほど濃厚ではない塩分濃度の湖水で繁殖するハポンの名物の小さな二枚貝はまだしも、ポーリャ(ちんちん)そのものといった態の頭部の淡水魚たるハラマスなる新種の魚。


これを、テスココ名物にしたいとの仰せなのです…。


ですが、あんなものをテスココ名物にされましても、その。


しかし、マリアリーゼ陛下はこうも申されます。


(というのもティノチティトランをさ、いわばアマレスの聖地にして、女子プロレスラーの位置付けたる乙女闘士団の正規闘士を目指させるってのがフランシスカさんの構想でしょ?だったらさ、乙女闘士を独自騎士団として承認するかわりに精気授受の役目も持ってもらいたいわけよ…で、野郎どもにさ、女を孕ませる気分にさせる名物としてハラマスの塩焼きとかマス寿司とか売り出したいわけよ…となると売春担当もさ、置くべきでしょ…)


しかしその、料理にしてもハポンの調理法ではないですか。


いくら標高2,000メートルを超える高地に所在するテスココ湖とその沿岸といっても、もうちょっとメヒコっぽい調理法の料理にすべきかという気もしますが、それ以前に売春担当です。


私の構想では、売春は神官に行わせ、戦士たちは偽女種や男の少年の慰労をさせようと考えておったのですが…で、そのことを陛下に申し出ますと。


(それは明日輝なら明日輝、魔屋なら魔屋の神官で行わせるべきではないでしょうか…)


(まぁ、他の地域のように女官=騎士ってわけでもない状態にしたいのもわかるんだけどさ…)


つまり、痴女皇国の他の統治地域のように、尼僧や神官が警察官や保安官の部類を兼ねる統治ではなく、ルチャドーラ(おんなとうし)が武力行使を行い、神官は文官とする魔屋方式または明日輝方式での政治形態にしたかったのですよ。


まぁ、まだこうして民主的と言うか、企業における上司と部下めいた意見のやり取りで済んでいるだけマシかも知れません。


なにせ元来の痴女皇国、皇帝なら皇帝が絶対権力者であり、皇帝が「やれ」と言ったら最後「はい()」以外の返答が許されない専制君主国家であるのは聞かされております。


しかし、実際には口応えしたり反論も許されてはおる模様。


(そりゃ、いくらなんでも意見は意見としてさ、聞く耳は持ったげるよ…戦士と神官の専業化にしても、元々の魔屋や明日輝の神官や戦士たちの採用や雇用形態をなるべく踏襲して余計な教育負担を増やしたくないってのはさ、あたしにだって理解できる話なんだし…)


では、なんとかあの、ハラマスの件だけでもと思いましたが、まぁ…ハラマスの件もさりながら、乙女闘士の区分をどうにかしておかないと、股間の膨らみだけでは正規の闘士団、いわば騎士の立場と騎士見習いが識別困難になるのではという意見も出ておりました。


(じゃあさ、乙女闘士をいわば民衆向けの興行レスラー…ルチャドーラの扱いにするってのはどうかな。で、ルチャ・フロレンシア…花闘士になった者を他国の独自騎士団の扱いにするんだ。つまり、乙女闘士が嘱託員や有期間社員とかアルバイトの立場で、花闘士が正社員って扱いだよ。これで試しに闘士や神殿神官の位階設定を決めてみてくれないかな)


ふむふむ。


とにかく、この辺りの階級整備も急務。


そして原案はこうなりました。


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中米行政局神殿神官階級一覧&

女裂振珍(めきしこ)神殿神官階級・聖母教会階級対比


聖母教会  明日輝・魔屋神殿


(聖母)  太陽神(代理)淫化では聖イリヤ

(聖女)  月神(代理) 淫化では聖ロッテ

(教皇)  女裂振珍皇帝   太陽神血統世襲

枢機卿   百万神官   百万卒以上(明日輝王・魔屋王)

大司教   十万神官   十万卒以上

司教    万卒神官   一万卒以上

司祭    千卒神官   千人卒以上 ↑ 逸物(ポーリャ)あり

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助祭    百卒神官   百人卒以上 ↓ 逸物(ポーリャ)なし

修道司祭  ※      十人卒以上    

修道助祭  ※      一人卒以上

-------------------------------------------------------

                   ↓学生身分

修練士  太陽処女・侍従候補(男子・偽女種含む)

助修士  太陽処女・侍従候補(男子・偽女種含む)


※太陽乙女・月乙女・偽女種侍従

-------------------------------------------------------


といっても、淫化の神官制度に準拠しておる上に、当面は太陽神と月神の代理を淫化のお二方に代行頂く形となりました。


(ただ、明日輝も魔屋も神殿の実権はメキシコ帝国皇帝が握る形態にさせてもらうからさ…)


で、肝心の闘士ですが…。


           ↑花闘士覆面着用

花闘士  千人卒以上 ↑逸物(ポーリャ)あり

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乙女闘士 百人卒未満 ↓逸物(ポーリャ)なし

           ↓乙女覆面着用

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闘士見習 一人卒   ↓逸物(ポーリャ)なし

           ↓素顔で活動


とまぁ、このように定義されたのです。


そして、花闘士と乙女闘士の服装は大きく違います。


闘士団長・副団長→紐水着同然

万卒花闘士→淫化黄金騎士団員準拠びきにあーまー

千卒花闘士→紺碧騎士団制服陸上版(セパレートTバック)

乙女闘士→ハイレグ〜Tバック競泳水着風味

闘士見習→練習用ハイレグ競泳水着風味


これは、普段の活動時です。


しかし、リングでの対戦時…特にティオティワカンやティノチティトランでの公式闘技の際には、専用の本番闘技服を着用することになります…。


この場合の闘技服も基本は普段の制服と類似なのですが…いえ、大きく違うところがあります。


この本番闘技服、赤薔薇騎士団の制服を基本にしており、肝心かなめな部分が「透けている」のです。


さすがに常時穴開きはまずいという判断となったのでしょう。


あと、覆面。


正規のメキシコ帝国での武官待遇者…すなわち、闘士は覆面を着用することが求められました。


(軍隊で言えば士官待遇を示すことになりますね…民間だと正規採用の社員というところですか)


このオノリナの心話で、待遇差がお分かり頂ければと。


そして、百人卒未満の…いわば嘱託員たる乙女闘士は目の部分だけを覆う、いわばパピヨンマスクのようなものを装着します。


これ、明日輝王国所属の神官と魔屋王国の闘士では色やディセーノ(デザイン)がまた異なりますからね。


更に、千人卒以上はティオティワカンのケツァルコアトル神殿…すなわち、メキシコ帝国の直轄武官となって花闘士の扱いとなりますので、鼻の上までを隠すハーフマスク…メヒコのルチャドールやルチャドーラにも口元の露出が多い選手がおりますが、あれのようなものを装着するとお考えください。


更に、魔屋(まや)明日輝(あすてか)女裂振珍(めきしこ)では地色が異なりますが、神官も神事には闘士の卒級位階に準拠したマスクを装着します。


では、私…女裂振珍(めきしこ)皇帝と魔屋(まや)王、そして明日輝(あすてか)王はどうなるのか。


答えは…人前では皇帝や王の冠に該当する王または帝用の専用仮面を装着すること。


そして側近や近習の者以外には極力、完全な素顔を晒さないことや、私室以外ではなるべく脱がない事が求められております。


と言っても、基本はハーフ(メディア・)マスク(マスカーラ)


ただ…ですねぇ…私・オノリナ・ショコヨツィンの三人の仮面ですがね。


公式の際にはこのハーフマスクの後部に装着する帯があるのです。


そしてその帯にはケツァールの羽根を模した飾り羽、何本も取り付けられておりましてですね。


さながら、パーヴォレアル(くじゃく)の如き…ええ、メヒコでもブラジルほど露出過多ではありませんが、カーニバルを各地で行いますし、私も参加したことがありますよ。


しかし、あの頭の後ろにど派手な飾りをつけて日頃から執務しろとか言われますと頭を抱えてしまいます。


(だから外せるようにしたのですよ…それに、皇帝や王の仮面は用途に応じて選択できるはずですよ…)


(闘士用の仮面とかもありましたね…見た目は執務用仮面とあまり変わりない気もしますが…)


(材質が違うそうです…)


で、具体的には、皇帝用とされる私の仮面は白地です。


そして、オノリナは緑深い魔屋の所属闘士たちと同じ地色である緑色基調の仮面をつけております。


で、明日輝王のショコヨツィンは赤色基調。


いずれも縁や目の周りは金糸で飾られ、更には随所にメヒコ産出といわれる宝石類が飾られておる代物。


まぁ、相応に皇帝や王の権威を無言のうちに周囲に示す代物でしょう。


そしてですね、皇帝なら皇帝の通常執務服とか典礼衣装とかと連動して、この仮面も切り替わるそうなのです。


ですが、私は重ねて申したいのです。


これ、もはやうち(メヒコ)の様式じゃなくて、尻出国のサンバカーニバルか、ベネツィアのそれではないのかと。


例えばオノリナの場合ですとね、典礼用の仮面になると、単純なケツァールの緑の羽根が頭の後ろに生えてるわけじゃないのですよ。


金色とか銀色の羽根と一緒に、緑色の羽根がですね。


そしてショコヨツィンも同じく、赤基調の羽根が後頭部に生える状態となるのです。


で、私、フランシスカの場合。


金銀白の羽根を広げた七面鳥か、はたまた孔雀かといった具合。


更には、マントまでもが付属するのです、公式典礼時。


ああ、こんなど派手な姿の上に、肝心の服。


紐水着…スリングショットとやら、なのです。


しかも公式典礼用は、股間に回る三角形の後方の紐に、釣り針状の金具が装着されたもの。


マントを羽織っていない状態では「はいてない」ように見えるとんでもない代物なのです。


ええ、我々3名は、試着の際に強制更衣されたそれを鏡で見て、更に股間の違和感に対して「どうなってるのか」構造を確認した後で、揃って頭を抱えました。


そしてとりあえず、被服のデザインについての苦情や変更、通常の女官なら厚労局、騎士服については警務局に申し出るそうなのですが、我々は行政支局や支部長といった、本宮幹部に準じた立場。


どこが我々の苦情を受け付けるのかと申しますと、内務局になるそうです。


で、皇帝室秘書課長のイトウ様に心話を繋いで請願に及びましたところ。


(なるほど…確かに、文句を言いたくなるお気持ちはわかりますよ、フランシスカさん。しかし、あの皇帝陛下はもちろん、その制服をデザインしたはずの内務局長がはいそうですかと変更に応じるかは疑問です。二代目様、ちょっと)


と、本来はイトウ課長の権限では処理し切れない話になるようなのですけど、そこはそれで厚労局長の二代目様に話を通してもらいましたところ。


(なるほど…緊急時には闘士として戦う可能性もあるから、脱げてしまう危険のある服は避けたいと…承知しました。マリアリーゼ…これ、いかがなさいます? あなたにも助平な格好を臣下に強いる傾向があるのは承知しておりますが、フランシスカ他の言い分ももっともな話。何よりせっかく、女のぷろれすらーとかいう格闘士が支配する国にしようと言うのに、痴女皇国の一般的な好色衣装の感覚を押し付けてもよろしくはないと私にも思えましてよ)


(はいはい…ええと、これ、雅美さんが尻出国支部の支部長他向けのサンバ衣装のバリエーションで作ってますね…)


やっぱりかい。


ディセーニョ(でざいん)の出どころには妙に納得してしまいますが、確かにブラジルの女性向けサンバ衣装、宝石を股間に貼り付けただけのように見える代物とか、過激にも程がある外観なのを私も知ってはおりますよ。


(で、応急処置として、一旦はその格好になってもらって、戦闘時は通常の淫化仕様の紐水着騎士服に切り替わる自動モードを付けておくからさ、それでしのいでよ…あと、今すぐっていう場合は聖環の更衣画面を出して、水着だけ紐水着騎士服用に切り替えられる権限設定、3人の聖環に送ったから…)


まぁ要するに、手動で着替えさせてはくれるようです。


ただ、それにしても紐ですよ紐。


それに仮面をつけていても、しょせんハーフマスクとやら。


いわば、私が皇帝フランシスカであるのはバレバレの話なのです。


(フランシスカ…そのメキシコシコとやら、明日輝帝国や魔屋王国の時から、権力を持つものは派手に着飾る傾向があったとは存じております…それに、あなたと二人の王は、肉体のみで戦う格闘の戦士の頂点。裸を恥ずかしがるのも当地の下々にはよろしくないかと思えます。今回のマリアリーゼの処置に反対する者がおりましたとしても、この私が妥協を促しておきますから、今回はあなた方もそれで我慢して下さいませ…)


ええ、言い方は柔らかいですが、要は「この回避策で納得しろ。あとお前たちは元々派手な国から来たわけだし、服装が派手な国を統治するのだから派手と露出の頂点にふさわしい格好をしなさい」と強制されたようなもの。


(特にフランシスカ…あなたの天気よほうとやらですとか、あと、あめりかの殿方むけの姿も拝見しましたけど、あなたが露出を嫌がると言うのは故国にバレた際、今までのあなたよりも過激な姿であるのを指摘されるのが嫌だからでしょう。だったらあなたの野心である、連邦世界のメキシコ合衆国の政変占領を早期に成し遂げて、変態行為をしておっても文句を言わせなければよいのです。違いますか)


うええええええ…まぁ確かに、私の構想にはありますよ。


ええ、メキシコ帝国で痴女皇国騎士としての能力を持ったルチャドーラを育てて軍団を組織すれば、メヒコ軍や警察であろうと麻薬カルテルであろうと敵ではないでしょう。


でもそのあのその、オノリナや6919号、そして時々はショコヨツィンをちくちくといじったり、あるいは乙女闘士を志す巡礼の少女ですとか出世の糸口を探す少年たちをあれこれするのは出来れば、秘密にしておきたいのです。


ええそうですよ、ちょっとくらいの秘密のお楽しみ、内緒で楽しむくらいはやらせて頂きたいのです。


決して決して決して、フランシスカ局長は中米行政局長の権限をもって好き勝手やってるとか、南洋行政局の局長様が被ってるような風評被害を受けたくないのですよ!


---------------------------------------------------------


べらこ「既に半分以上バレてる気もしますよ」


しすか「せめて知らぬ顔で」


りな「まぁ、機会があれば闇堕ちマリア枠とやらで、フランシスカ様の痴態や変態行為が暴露されるかも知れません」


しょこ「出来れば余も男に戻して欲しいんだけど…」


りな「良いですか元・皇帝陛下で王陛下。今やあなたと同格の私ですからはっきり明言しますが、男に戻るには還俗が必要。そして明日輝王の地位からは降りてもらうことになりますよ…いいんですか…」


しすか「残念ながらオノリナの話はホンマなのです…」


しょこ「そんなぁああああああああああ」


りな「明日輝帝国の統治をしくじりかけるわ、いけにえの風習をやめんからこうなるのです…」


しすか「もっとも、皇帝の地位を捨ててこのフランシスカの愛妾となるなら、懲罰偽女種にしてあげますけど…」


しょこ「それも考えものである…」


しすか「考える時間は与えますけど、このまま世継ぎを産まないなら産まないで、私が次の明日輝王を手配しますよ…私にも子供を産む器官は備わってますからね(ニヤリ)」


しょこ「ひいいいいいいいいい」


べらこ「果たしてモクステマ陛下…ショコヨツィン1世は明日輝王を我慢して勤めるのか。それとも偽女種になっておねショタるのでしょうかぁっ」


しすか(大人向けのお話になりそうですけど…ぐふふふふふふ)

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