表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

184/296

名前を言えない謎のリゾート「マン◯ラ:愛の波しぶき」・2

で。


一応は私の上司となるらしい人物、羽根を完全に消した姿で暖を取っておられます。


ご自身がお持ちの、剣で。


この爆炎剣なる代物、痴女皇国からしても異世界のリュネ王国においては、かつて剣豪四天王とか言われる方々に対して下賜されるような武器だったそうです。


で、名前の通りにとんでもない勢いと量と速さの火球を撃ち出せます。


しかし、今はほんのりと刀身に炎をまとわりつかせて、暖房に使っておられる模様。


「元来はこの炎加減が難しい代物なのですけど…」


「そのお姿では説得力、ありませんよ…それにそんな使い方をしていてはせっかくの名剣も泣いております…」


「ううううう」


で、プールに頭から落っこちたびしょ濡れの女性ですが。


斜めに尖った耳…リュネ族と呼ばれる方特有の耳が短髪気味の金髪から覗いております。


すなわち、淫化では太陽神の化身とされて太陽乙女を指導する立場であるはずが、助平なために淫化神官の助平教育を背負っているらしいリュネ剣聖のイリヤ様と同じ種族なのは、見た目からして明らか。


(レオノールさんの紹介に辛辣なものを感じます!それに私よりもメマーラやエマネの方がもっともっと好色一代女とやらであるのは私生活からも明らかです!)


「叔母上。しかしながらこの私エマネ、正直申し上げますがイリヤ叔母上ほど、()()()()()()()ではありません…」


ただ、見た目は助平そうですけど。


いえ、実際に助平です。


リュネ剣聖で淫化太陽神の代役たる生き神様扱いのイリヤ様も、今や大概な好色ぶりが知れ渡っておられますがね。


そのイリヤ様の姪に当たるエマネ様はもっとアレです、あれ。


「レオノール様。お言葉ですがそれはリュネの民全員に当てはまる話なのです…更には一部の淫化人にも…今までの長きに渡り魔族とのいくさに全てを費やしてきた反動、この淫化の地で得た平和で弾けたのですよ…」


と、口を尖らせて抗議されるその女性。


肉体年齢的にはまだ、少女の範疇に辛うじて入る程度の成長度合いですか。


しかし、痴女種状態で復帰してからは貪欲に周囲の人々の記憶や知識を吸収しておられたのと、何よりリュネ王国当時の地位が王女だった事もあり、もはや大人…それもかなり有能な部類の大人と言ってよいお方です。


Emanne Runr Inty エマネ・インティ Thousand Suction (Limited million) 千人卒(限定百万)Slut and elof Visual,angel wing Equipment. 好色妖精外観(天使翼装備・痴女種互換)Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 Peru branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国米大陸統括本部・南米行政支局 qurimanta caballerokuna 黄金騎士団 rune knight, Swordswomen level 9.リュネ剣豪認定者 Rune body fluid kingdom state person association chair-women. リュネ体液国民会長


この方の聖環の帯、金色と赤色。


正確に申し上げますと、外帯と本体が淫化…南米行政支局所属を示す金色で、内帯が赤色なのです。


これがマルハレータ殿下の聖環となりますと、帯が橙色と黒になるのです…。


この色遣い、現在の淫化帝国…痴女皇国南米行政支局の所属者の立ち位置が影響しております。


元来、痴女皇国の母体となった聖娼神殿たる聖院では、金色は最上位たる金衣女聖の着用装身具の色でした。


しかし、マリアリーゼ陛下の金衣就任後の痴女皇国への転換…建国宣言の後で金色は奴隷を示す色とされてしまいます。


ですが、誘拐拉致や破壊工作、そして強姦凌辱を専門とする黒蛇騎士団を頂点とする恐怖政治。


こんな物騒な騎士たちを頂点とする武力統治に物言いがついた結果、黒蛇騎士団は黒薔薇騎士団とされてしまいました。


(黒薔薇騎士団員または黒薔薇資格者に許された権限、物騒なものが多いのはこれが理由なのですよ…黒薔薇騎士がエリート扱いされているのもこうした経緯からなのです…)


(で、その解説を頂いたマリアヴェッラ陛下が痴女皇国二代目皇帝に就任されてから、金色は復権を見たと)


(その代わりに黄色が豚…痴女皇国における奴隷地位を示す色とされてしまいましたが…)


ベラ子陛下がお生まれになり、痴女皇国の皇帝位を引き継いだのも一種の「調停」の結果であると聞かされております。


そのベラ子陛下ですが、お母様たるルクレツィア・ボルジア様と聖母ジーナ様双方の身体特徴を受けついでおられます。


即ち、瞳の色は青で髪の毛は癖毛で長髪かつ、金髪。


そしてジーナ様譲りとされる大柄なお身体。


そう…金衣の装いが映える方なのです。


しかし、ここで問題が。


(淫化に関しては黄金を太陽神の象徴としていた理由が明らかになっていますし、今やリュネ世界から持ち込まざるを得なかった魔毒問題のために一種の鎖国を行なっています。ですから、淫化においては金は太陽神殿の装飾などにおいて使用を認めていますよ)


そう、痴女皇国で最高位たるベラ子陛下の常用されるものには黄金製が多いのです。


そして、淫化帝国でも皇帝や太陽神に由来する何かしらを金で装飾する文化が存在します。


(確かに今や淫化帝国は痴女皇国の支援を受け、リュネ世界の翼人を太陽神並びに月神の生まれ変わりとして奉る立場…金の多用はいささかに気まずいところはありますね…)


と、淫化支部長並びに淫化帝国二代目皇帝のチャスカ様はおっしゃられます。


(しかし、淫化の地では黄金を神の象徴としていたのも事実。そこで姉が一計を案じたのですが、聖母教会や慈母寺に置かれている聖母像ならびに慈母観音像。あれと同じ精気授受装置の役目、淫化神殿には必ず存在することとなった黄金の間に持たせようとしたのです)


(白銀の間も月神殿または一部の神殿には置かれておりますが、あれも…)


(ええ、精気授受装置としての機能が存在しますよ。そして、リュネの方々を難民として受け入れるのと、少年少女のいけにえ風習を撤廃する代償に、淫化での太陽神信仰と金銀の使用を継続する許可を出させて頂いたのです…)


即ち、金や銀については淫化独自の風習に基づいた使用を継続してよし、の措置が取られたのです。


で、私の聖環ですが、帯の色…金と青なのです。


これは、離魔支部が南米行政支局、即ち一種の鎖国状態下にある淫化帝国の管轄であることから金色が地色となっているそうです。


Leonor (Amália Rebordão) レオノール Hundred Thousand Suction (Limited million) 十万卒(限定百万卒) Slut Visual 痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Non lesgeven, Bisschop van Inca, Continentale tak van Zuid-Amerika, Imperial of Temptress.淫化地域担当教育大司教・南米行政支局


で、私の現在のアイエフエフ・ステータスとやら。


青薔薇騎士団所属となっておりますが、これは私が厚労局の所轄となる文官系女官であることを示しているそうです。


(で、痴女皇国本来の騎士団の分類なんですけど、現在はこうなっています)


桃薔薇騎士団:団長アルトまたはベラ子

→研修中・一般女官(文教局他文官部局含む)


青薔薇騎士団:団長ベルナルディーゼ

→女官管理室・厚労局所轄女官


白薔薇騎士団:団長ゼアラニーネ

→痴女島防衛担当者騎士(茸島含む)

※聖隷騎士団は白薔薇所属扱い


紺碧騎士団:団長瀬戸(せと)(りん)

→海中水中・水上戦闘特化騎士団

※顧問は九鬼(あるとの)静香(じつのいもうと)・国土局海事部長


赤薔薇騎士団:団長ダリア(統括騎士団長兼務)

→対外公式戦闘担当騎士


紫薔薇騎士団:団長田中雅美

→対外諜報・情報収集担当騎士


黒薔薇騎士団:団長ペルセポネーゼ・分団長ジョスリーヌ

→対外破壊・撹乱工作担当騎士


(ではベラ子陛下、例えば淫化の黄金騎士団はどういう扱いに)


(各支部において独自の軍事組織を保有することが良しと認められた場合の独自騎士団です。マルハちゃんやオリューレさんちの橙騎士団や、イザベルさんちの婦人騎士団と同じ扱いですよ)


要は、各支部で勝手に組織した私兵…でもないのですね。


(痴女皇国本国の指揮下に置かれた場合の命令系統は、本国の女官登録が優先されます。その際にはエマネさんは赤薔薇、イリヤさんは黒薔薇騎士として扱われますから、エマネさんはダリアさん、イリヤさんはペルセちゃんまたはカエル女…ジョスリンの指揮下に入ることになるのです)


つまり、私であれば本国が絡む有事の際には現在の青薔薇騎士団長である厚労局長…元・聖院二代目金衣であるベルナルディーゼ様の指揮下に入ることになります。


(正直、桃薔薇と青薔薇扱いというのは、騎士任務職を優先しない方がいい女官の識別枠でもあるのですよ…)


ええ、これ知った時は愕然としましたよ。


その時に、私ははっきり言って文官扱いで、業務報償金の査定も騎士職務での能力検査結果を反映されているのだと教えられましたから…。


そして痴女皇国の女官である限り、絶対に何らかの騎士業務研修、受けるべきものであるのです…。


そして私も一応は聖母教会の司教や慈母寺の住職同権職務をやっていましたから、管区の警備騎士としての業務を覚えさせられております。


(それ以前に本宮の初期研修を受けた場合、罪人寮の管理とか工場や門前町の警備実習がありますよ…スイス採用でもモントルーかバーゼルで似たことやらされるじゃないですかっ)


そ、そうですね…。


で。


リュネの王族であり、痴女皇国では淫化帝国との関係があるので正式に承認できないのですが、リュネ女王位を継承しているエマネ様。


その新型制服とやらを試しに来られたそうですが。


なんですかその制服。


赤薔薇騎士団の色違い、としか申し上げようがありません。


この赤薔薇騎士団の制服、いくつかの種類(バリアシオン)が存在するとは存じておりますが、鮮やかな艶ありの赤地のワンピース型はいれぐTばっくれおたーどが基本。


そして、赤薔薇騎士の赤薔薇騎士たるやの特徴が、股間や胸元に凝縮されています。


他の騎士服であれば隠されている…いえ、およそ服を名乗るものであれば隠すべき場所が透明か、もしくは赤い網素材で出来ているのです。


そして、この部分、他の痴女皇国の制服同様に上位職者の聖環操作や本人の発情を感知して穴が開く部分でもあるのです…。


(未成年バベーネ(おっけー)の内容しか知らない読者様で、昔のこのお話をまだお読みでない方に注意申し上げておきますと、痴女皇国の制服は基本「アレする時も脱がなくて良い」ように半生体素材が必要な場所に穴を開けるのです…そればかりか、強制的に淫蟲下着という文字の字面で全てを悟って欲しい動きすらするのです…)


(これさぁ、フランスかどこかの娼婦の基本の「売春婦は下着を脱がないか服を全脱ぎしない」を基本にしたんだよね…聖院時代も基本はこれ…つまり全裸にならないんだよ、女官…)


と、ベラ子陛下とマリアリーゼ陛下の姉妹のお話でお分かりの通り、私たちの制服は基本的にはいれぐTばっくという分類になるそうです。


即ち、着ていたところでお尻剥き出し。


で、リュネの方はそれに抵抗を示しておられるのかと申しますと。


「用途は違いますが戦士服は基本、男女を問わずにそちらで言うふんどしとか()()()()()()()などと申す部類。魔族の火炎攻撃にあっては衣類など逆に己の身を燃やしてくれと乞い願うようなもの。我らが炎剣を使うためにも燃えたり熱さを伝えるようななまじの鎧、かえって戦士の動きを邪魔するようなものだったのです」


これも、以前から語られておりますように、戦士の動きを阻害しないためには魔法で防御を行いながら遠距離攻撃を仕掛けるリュネ特有の戦い方に特化した装いだったようですね…最初に拝見した時は、聖院時代の上級騎士服もかくやというお姿に驚いたものでしたけど。


それとですね、リュネの方々。


一定階級以上の戦士の場合、見た目が年老いる事が遅くなったそうです。


(ただし、戦士の寿命は短めなのです…そちらの単位で言えばせいぜい30年から40年を生きれば良い方。例外は剣聖や剣豪で、若さを維持したまま常人や一般戦士の倍は生きるのが通常だったのです)


エマネ様の説明によれば、剣聖や剣豪は魔毒浄化のための精毒注入相手…即ち少年を優先的にあてがわれる立場であり、他の戦士たちよりも若返りや若さを維持する恩恵に与れるのだとか。


で、その若さゆえにお尻を晒すどころか全裸に近い姿でも奇異の目で見られるばかりか、優秀な戦士の証とされていたそうです、リュネの方々の間では…。


お分かりでしょうか。リュネの方々、露出慣れしているのです。


そしてこれは、元々の通称リュネ世界が…マリアリーゼ陛下曰くの「宇宙人工島」であり、気温や日照に大きな季節の変化がなかったことも影響しているのではと見られております。


(あと、我々の中でも翼の生えた戦士、飛びますでしょ。あの時にこちらの世界の身分の高い者の装束のような着込んだ状態では諸々の害がありますから、裸に近い状態で防護魔術を使う方が都合が良いのです。それに、飛ぶ理由は大体、魔族とのいくさのためでしたから…)


でまぁ、そんなリュネの事情に合わせて、痴女皇国の変態的な騎士服を基準にして開発されたとかいう新型神官服を拝見します。


この新型神官服、神官階級によって露出度が変わるそうですけど、まずは翼持ちとなる千卒神官用が基本とされているそうですね。


-------------------------------------------

淫化神殿神官階級・聖母教会階級対比


聖母教会  淫化神殿


(聖母)  太陽神(代理)淫化では聖イリヤ

(聖女)  月神(代理) 淫化では聖ロッテ

(教皇)  淫化皇帝   太陽神血統世襲

枢機卿   百万神官   百万卒以上

大司教   十万神官   十万卒以上

司教    万卒神官   一万卒以上

司祭    千卒神官   千人卒以上 ↑翼あり

-------------------------------------------------------

助祭    百卒神官   百人卒以上 ↓翼なし

修道司祭  ※      十人卒以上    

修道助祭  ※      一人卒以上

-------------------------------------------------------

                   ↓学生身分

修練士  太陽処女・侍従候補(男子・偽女種含む)

助修士  太陽処女・侍従候補(男子・偽女種含む)


※太陽乙女・月乙女・偽女種侍従

-------------------------------------------------------


で、翼の有無で背中部分の構造が大きく変わるのが特徴のようですね。


(それと、今回の制服は私どもリュネの剣聖や剣豪、そしてロッテ様のような方はまた別のもの…従来のびきにあーまーに近いものを別途支給頂くことになるそうです。言うなれば私の今の服、皆に渡した場合に着心地や飛行の支障を調べるための試作品とやらであるとか)


なるほど。


では、エマネ様も剣豪の段位を授かっておられるのですから、いずれは専用の服を頂けるのですね。


(はい、そしてクシーは男性または偽女種形態ですのでそれ用の服を渡されると伺っております)


ではここで、神官制服の外観を改めて観察してみましょう。


(この制服は百卒神官未満の着用にも実は対応しております。そして、百卒未満ですと股間や胸の網または透けた部分が不透明になるそうです)


で。


月乙女…即ち、魔族の姿かつワジャマルカ神殿長のマラン様。


リュネ族の方と違って魔族の人々はほぼ常時、翼を出しっぱなしにしておられるという生態の違いがあるせいか、背中の部分に布がなくとも大丈夫な「おふしょるだーはいねっくわんぴーすまたはびきにあーまー」が標準のようです。


で、服の色はお二方とも白が基調でして、リュネ出身で太陽神殿の要職者であるエマネ様が金色の縁取りや装飾を要所に入れられております。


(ベラ子陛下の白金衣や、アルト閣下の穴開き()()()()()衣装白金衣と同じような白と金の使い具合にも見えますね…)


(今、レオノールさんの視覚であたしも見てますけどね、イリヤさんやチャスカさんの分もデザインはともかく色と金細工の装飾は大体同じものになる予定です。あとは、神官階級によって金や銀を使用する量が変わるくらいですね。ロッテさんたち魔族組の服も今回は基本的に共通ですよ)


と、皇帝の執務環境に届けられた資料をご覧になっているらしいベラ子陛下から説明を頂きます。


それで、マラン様の服、エマネ様の色違いのような印象を受けるのですね。


「しかし、エマネ様…チンボテで魔毒抜きしたはずなのになぜ、燃料切れのように墜落したのやら…」


「簡単です。ばってりーの充電を忘れてたからですぅっ」


と、右太ももの部分に巻かれたベルトに装着された容器らしいものを指差しておられますが。


これ、リュネの方と魔族の方には渡されているものなのです。


そして魔毒苔の繁殖が勝手に抑えられる淫化の俗界…平地や低地で活動するためには必須装備とされています。


この容器からは小型のマスクらしきものを右手ひとつで顔に近づけられるようになっておりまして、管を通じて魔毒苔の胞子から出る魔毒を吸引するだけの単純な作りなの、私も使いませんが知ってはおります。


ですが、使用前には専用の魔毒ちゃーじゃーとかいう装置に容器を差し込んで、乾燥胞子と…そして微量の水を注入しておく必要があるのです。


これが、エマネ様の言う「充電」に該当する行為なのですよ…。


「聞けばばってりーの電気を吸う妖怪とやらがこちらにはおられるそうですが、魔毒苔を食べるような生き物もおるのでしょうかね…リュネ世界にはナ…あの名前を言えないぐねぐねぬるぬるした気色悪い生き物の類似品がおりまして、魔毒苔を食うのですけど」


(レオノール様…東方教会の方の聖母様…ジーナ様の前でその生き物の名前とか特徴を言わないでくださいね…あの方、そのナとつく何かを死ぬほど苦手にしておられますから)


それ、乾燥した場所が多い淫化の地ですら、全く皆無ではないのですよね…目撃実績。


ただその、名前を言ってはならないナのつく軟体動物ですが、見かける場所は気候や環境があまりにも違い、現時点では実質的に尻出国(ぶらじる)との共同統治となっている絶頂都市(いきとす)あたりの熱帯密林になります。


ですので、実害は希少ではないかと思うのです…。


まぁそれはともかく、エマネ様とマラン様。


このマンコラにお越しになったのは、私ども…マンコラ聖母教会へのお届け物があるとか。


「マンコラまでの聖母教会を視察する行程でもありますから、翌日はオルガノスを始めあちこちに寄りながら離魔に帰ることになりますが、とりあえず優先して作業させて頂くのはこのマンコラ聖母教会の地下室となります。苗床の培養基株と栄養剤は用意させて頂いておりますけど、そちらの準備の方は大丈夫でしょうか?」


----------------------------------------


えまね「どっひゃあ」


まらん「なんでエマネ様が驚くのかぁっ」


れおの「えーとですね、細かい理由や設置の時のあれこれは未成年版で喋るな話すな語るな、これが天の声の申し渡しですね」


まらん「作業の指揮監督役が私なんですけどね…これ、ご想像の通りに色々とまずいんですよ…大人でない方に、どうやって苗床を成長させて安定させるかをお話しするのって…」


えまね「まぁ大体ご想像の通りってやつになると思います」


れおの「という訳でこのシーンだけはアルトさんか闇堕ちマリア枠になるそうです、申し訳ありません…」


2023.12.7追記


えまね「この続きの前に、メマーラ母様が行かされている不倫垢(ふりあか)や、堀尻悪(ほりびあ)でのお話が入りました…」


べらこ「エマネちゃんは私の奴隷なのです、もはや」


えまね「母が淫化の少年に企んだような酷使虐待がないならば文句は言いません…」


べらこ「何があったのかはこちらを…」

https://novel18.syosetu.com/n5728gy/237/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ