がんばれペアーズ・おねショタ布教軍創設ものがたり・12
皆様。
痴女皇国南米行政支局・リマ支部長たる役職を与えられましたエマネ・インティと申します。
血縁的にはリュネ王妃メマーラの娘であり、ヤスニ氏族の剣聖イリヤは私の叔母に当たります。
Emanne Runr Inty エマネ・インティ Thousand Suction (Limited million) 千人卒(限定百万)Slut and elof Visual,angel wing Equipment. 好色妖精外観(天使翼装備・痴女種互換)Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 Peru branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国米大陸統括本部・南米行政支局 qurimanta caballerokuna 黄金騎士団 rune knight, Swordswomen level 9.リュネ剣豪認定者 Rune body fluid kingdom state person association chair-women. リュネ体液国民会長
で。
私が密かな頑張りを見せたこと、お分かりでしょうか。
ええ…三射里長から九射里長への昇格…かつてのリュネ剣豪四天王と言われた方々の一翼に加わったのです。
(パイローテを除名しましたからね…空位ではありましたし…)
(これで母には文句言わせませんわ。聖剣握っても炎を吐いてくれましたしぃっ)
(ふふふふふ、それでこそヤスニの一門一族の出。エマネ、ようやりました…)
ええ、鼻も高々。
(剣聖は複数を任じられず、もさりながら…元来は剣聖と女王の役位は両立しないのがリュネの掟です。しかし、掟とは必要があれば改廃を検討すべきもの)
(まぁまぁ、叔母上もそうまでして無理からに剣聖の位を降りられずとも…)
(エマネ…私自身、リュネ王族不在を受けて暫定的に女王を名乗っておりましたが、そもそも聖剣は一振りしか存在しません。これ以上は私の剣聖退位を待って貰うしかありませんしね…)
いやいやいや。
あ、少しだけリュネ王国当時の掟についてお話ししておきましょうか。
リュネでは、剣聖は聖剣に認められた戦士が就く慣わしでした。
そして、国民皆兵士戦士のリュネではありましたが、聖剣が自らを握るに値した者として選択された剣聖、王はそれを追認する立場だったのです。
つまり、リュネ王位と剣聖は元来、同じ者が名乗ることは出来なかったのですよ。
(それとエマネ、リュネ王国再建の野望ありとして痴女皇国側から注意を受けておるでしょう、あなた…)
ええそうです。
はっきり申し上げて可能ならリュネ王朝復興をやりたい部類の性格なのです、私。
それが何ですかこの、リュネ体液県人会会長とかいう役位。
すね毛が生えた気色悪い汚っさんになってしまいそうで、心底嫌なのですが。
(リュネ民族維持のために体液を献上する会、すなわち淫化に移住したリュネ国民の同窓会だそうです。文句はこれを決めた姉…マリアリーゼにぃっ)
お言葉ですがベラ子陛下。
例えばスペインとか球根詐欺国だと王や女王の位、維持されてるそうではないですか。
なんで我がリュネだけがぁっ。
(淫化帝国の存在ですっ。リュネの人は淫化にとって太陽神インティ、魔族の方も同様に月神ママキーヤの生まれ変わりに思ってもらってるのですからそれで我慢して欲しいのです…でないとチャスカさんが太陽神の子孫として羽根を生やして二代目淫化皇帝に就任した箔付けの図式の根底が崩れますから…)
うう、イリヤ叔母上もなんか言ってくださいよ。確かに私も毎日毎日、淫化の関係者としてリマで太陽処女の処女膜ぶち破って精毒ぶちまけてる立場ですけどねぇっ。
(現在の淫化…南米行政支局は元魔族と我ら元リュネの民が主力を占めております。そこでリュネ民だけが優遇されるような政体を再興してもよろしくはないでしょう…確かに私とロッテは毎日の如く言い争っておりますが、各々の種族全体のいくさにはならぬように注意は図っていますよ…)
ああ、魔族の方がいらっしゃいますね…。
(ですから、リュネ人の外観えろふであろうと、魔族の外観さきゅばすであろうと、私たちの姿を見ただけでありがたがって貰える淫化帝国を守護するように努めるのですよ…我々はあくまで淫化皇帝の統治を助ける立場であって、淫化そのものを支配することはやってはならないのです…)
(エマネ、それに仮に魔族なりリュネ族なりに支配された淫化では、それぞれの種族ではない淫化人は単に我々の栄養兼魔毒抜き用の奴隷でしかないだろう…淫化人に知性ある暮らしをさせないと、私たちも精気の質や魔毒の除去程度に影響が出るように計らわれているのもさりながら、ここまで苦労して山の中で生きて来た淫化人に、人の幸せや楽しみを与えることで、私たちもそのお相伴に預かってお楽しみざんまいの毎日を送れるんだから…)
(ロッテの言う通りですよ、私たちが淫化人と姦淫しているのは何も魔毒抜きや肉欲だけでなく、互いに幸福を与えるためでもあるんですから…)
それに、そもそもリュネ族や魔族ならば何も王や魔王を名乗らずとも、実質的にこうして淫化を支配しているも同然な状態なのですから、ここで王を名乗っても統治責任を取れるのかというと、痴女皇国の支援抜きには厳しいものがありますしねぇ。
それと、月乙女神殿。
試行錯誤はありましたが、現在では月乙女神殿勤務神官、老いる代わりに魔族の特徴に変わるのが基本です。
それが嫌なら頑張ってお勤めの成績を収めなさいという話になるのですよ…。
そして、私の所轄する離魔。
パチャカマック・プクヤーナ・ワジャマルカと都合3つの神殿が存在します。
で、太陽神殿扱いであるプクヤーナはまだしも行政神殿扱いのパチャカマック神殿と、そして月乙女神殿であるワジャマルカには月乙女の神官長または神殿長を配する必要がありました。
で。
ロッテさんに人選を依頼したところですねぇっ。
「いや…幹部の場合、単純に苗床から産み出せばいい話でもなくなってな…それに、みだりに強い魔族を何体も大量に産み出すのは君達にしてもよろしくないだろ?」と、一種の兵力制限を申し渡されている現状を聞かされたのです。
「とは言え重要支部たる離魔の神殿の長が必要なのは理解している。産み出してくるからちょっと時間をくれ」などと申された結果ですね…私と王配王のクシー、魔族大陸に連れて行かれましてね。
(という訳で魔王様にも協力を頂きます)
(わいなぴちゅでできんのか、これくらい…)
(魔王様の遺伝子も貰っておきたいからですっ)
(アスタロッテ…お前、その割に腰が派手に動いておるではないか…お返しに余もお前の尻を壊すぞっ)
(ああっご無体なっ)
何やってんですか、魔族の方々…。
(あ、エマネとクシー、すまんが君たちにも協力を依頼したい。我々の姦淫を見せているのもそのためだ…悪く思わないでくれ…)
(おまえらをちちおやとかははおやのように慕う子にしたいからな。そのほうがええやろ?)
で、ロッテさんと魔王が互いを犯し合うのを眺めながら、私とクシーの精毒を苗床のおなほ触手に絞られました結果。
「マリアヴェッラ陛下のご命名だ。なんでも生国の伝説でよろしくない悪役魔族めいた存在がいるらしくてな…女性型がマラン、偽女種型がダンテだ」
(ベナンダンティ…善き道を歩む人々というのがフリウーリという地方の伝説に残っているのです。で、このベナンダンティが茴香の束を振るって追い払う対象が、道を踏み外したベナンダンティ…マランダンティと言われる存在なのですよ)
と、苗床から上がって来たお二人を紹介されます。
(幹部魔族自体はあまり多量の量産は効かないが、二人くらいならこうしてすぐ出せるのが逆にまずいんだ…君たちの遺伝子とやらを一部使ったのも、好戦的でない温和な統治者の要素が欲しかったからでな…)
Malan Mama-Kilya マラン Thousand Suction (Limited Hundred thousand) 千人卒(限定十万))Slut and Succubus Visual, deamon wing Equipment. 淫魔外観(悪魔翼装備・痴女種互換)Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 Peru branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国米大陸統括本部 qullqimanta caballerokuna 白銀騎士
Danti Mama-Kilya ダンテ Thousand Suction (Limited ten thousand) 千人卒(限定万卒))Femboy and Succubus Visual, deamon wing Equipment. 淫魔外観(悪魔翼装備・偽女種互換)Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 Peru branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国米大陸統括本部 qullqimanta caballerokuna 白銀騎士
で、ダンテさんは初の偽女種型魔族らしいのですが。
(男性型にも女性型にも変われるようにとの依頼なんだよ…。というのも月乙女向けに魔族外観の侍従を用意できないかという突き上げもあってな…過去の猪豚族や小鬼族の一件があるから、いまさら男性魔族を生産するのはまずいという魔王や私の意向もあったんだが…)
ふむふむ。
でまぁ、その後はこのお二人、サクサイワマンの聖院学院分校とワイナピチュ神殿での月乙女研修を終えて、この離魔に赴任してきたのですが。
「マラン。そしてダンテ。あなたがたにお願いしておりました月神殿の新制服の着用あんけーととやら、提出がまだだと厚労局から直々に督促が来ています。はよ仕上げなさい…」
「えええええっ、私はダンテのを見て書こうと」
「だめだよマラン…これは男性用兼偽女種用と女性用、一応は分かれてるんだから…」
「これこれマラン、誰に似たのか知りませんが横着よくない、という話になりますよ…」
そうそう、この新制服。
太陽神殿の神官ばーじょんとやらも存在します。
で、何が変わったのか。
神官は淫化の支部独自騎士団である、黄金騎士団員を兼ねるようになったのです。
(聖母教会も淫化、そして南米行政支局の所轄管内の尼僧は同様に黄金騎士団所属となりました…)
これは、魔族は魔族で白銀騎士団作った方がええんではという意見、却下されたせいもあります。
というのも今の淫化の神官、純粋な淫化人の方々がどんどんと減っておるのです。
そして太陽神殿で一定期間を勤め上げると、一定役職以上の階位に上がっていない神官…太陽乙女は、月乙女となってしまうのです。
つまり、魔族の外観になってしまいます。
で、月乙女神殿の勤務になるのですが…。
(一国に二つの騎士団が存在するのは南欧支部…すなわちスペインですが、あそこは婦人騎士団が正規の軍事力で、闘牛騎士団はあくまで国事娯楽の姦淫闘牛を開催するための団体という位置付けなのです…)
(というのはベラ子の建前。実際には魔族は魔族で白銀騎士団を結成してもらってもいいんだけどさ、ロッテさんとイリヤさんの喧嘩が国内の騒乱に結びつかれても困るからな…)
(まぁ、私としては仮に白銀騎士団を組織するならばエイモンを団長に推すまでですし…)
(エイモンは相方と違って人格円満ですから、エイモンが団長をするなら私も認めたく)
(その言い方、私が人格破綻者に聞こえるじゃないか…イリヤ、お前のそういうところだぞ…)
(ロッテのいじわるぅううううう)
と、痴女皇国の上の人にも実質的に怒られた結果、白銀騎士団結成はもうちょっと待てとなったのです。
これね、叔母上が黄金騎士団長だからでもあるんですよ?
叔母上が何かにつけてロッテさんをいじろういじろうとするから、いざ白銀騎士団を結成した暁には黄金騎士団より統率の取れた集団になってしまうんじゃないかという懸念もあるんですからねっ。
(ううううう、エマネにまでっ)
(ですから南米行政支局の局長の椅子も未だに痴女皇国から人が来ているありさまなのです。マルハレータ殿下を局長代行任務から解放して差し上げるためにも、ここは叔母上が頑張って頂きませんと…)
お分かりでしょうか、今の淫化。
かつて南米行政支局を立ち上げるためにお越しになったオリューレ様が南洋に戻られた後は、本来ならばイリヤ叔母様が支部長をされるはずだったのですよっ。
ただ、事務能力やら何やらが問題視された結果、マルハレータ様がさまよって来られる羽目になったのです…。
(いや、ワイは球根詐欺人であって、さまよえるオランダ人ちゃうんやけど…)
(まぁまぁ、流刑地大陸も割と近いのですから)
で、マルハレータ様の監督下で、引き続きイリヤ叔母様とロッテさんは行政局のお仕事を覚えさせられている状態なのです…。
(エマネ陛下がクスコに戻ってくれたらワイは淫化を離れられるんやけど、離魔の実情を考えたらそうも言えんしなぁ…)
(叔母上にはマルハレータ様がなるべく権限委譲して口を出さないよう出さないよう勤めておられるだけでも恥。もっと努力すべきでしょう…)
まぁ、これは叔母上を責めすぎてもかわいそうな話ではあるのです。
なにせ私たちの元々の国、リュネ王国はかねてよりお話が出ております通り、魔族とのいくさに国政国体を全振りしておったのです。
平時の統治とか、そういう平和の成った世界に必要であるものごととは、およそ無縁だったのですから…。
(要は叔母上は軍人なのです。ですから、王や皇帝の所作を身につけ貴人のふるまいをするだけでも大変なのですよ…)
(気持ちはわかる、わかるんやけど…どうしても宮廷作法とかテーブルマナーとかだけやなしに根本的にちょっと色々とな…)
そんな訳で、離魔を任せるべき人材を作るべきかと悩む昨今。
(あ、そうそう。その…新型神官服ありますやろ。ちょっとそれのテストを兼ねてレオノールんとこに届け物して欲しいんですわ)




