表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

173/296

がんばれペアーズ・おねショタ布教軍創設ものがたり・4

んで、淫化(いんか)名物にしたくはないのですが、後の痴女宮女官の皆様の間では、恐怖のクスコ名物血の池地獄と語り継がれる事になるらしい、苗床入浴体験の結果ですけどね。


ぎぇえとかあんぎゃーとかぴぎゃーすとか、はたまたンゴーッ‼️‼️とか、表記にし難い悲鳴に満ち満ちたマチュピチュの苗床と違い、さすがに2度目のワイナピチュでは皆様、慣れて頂けたようです。


ただ、声を上げないだけで、浸かる瞬間には死ぬほど嫌そうな顔をした方々ばかり。


まぁ、それはそうでしょう。


この私、イリヤ・インティとて決して喜んで入りたくなる代物ではありませんから。


件の苗床たるや、有り体に申し上げまして血の池そのもの。


ただ…ある程度の力のある者が入りますと、その液面は固まる傾向があります。


例えば、私やロッテが浸かろうとしますと、その付近だけがぷよぷよと柔らかく弾力を備えた状態に変化するのです。


つまり、血の池風呂ではなくなります。


それは困るんや、ある程度は私らを浸してくれと叱ってようやく液化するありさま。


で、皆が浸かる状況、ジーッと見ておりますと、液化を拒まれるのは私とロッテと…エイモン。


そして浸かった後で触手が「こいつ美味しくない」と言わんばかりに自ら引き出して岸辺に差し戻す素振りを見せられるのがチャスカと…タノキチ様とオリューレ様、それからヒルダさん。


どうやら黒薔薇認定された面子、あまり美味ではないようです。


(鬼細胞が美味しくないのでしょうか…)


(苗床と意思疎通が出来ればいいのですけどね…)


それはともかくとして、淫化対応身体となって再生された応援女官の方々、現時点で20名に及びます。


この方々はサクサイワマン神殿を中心とした財務組と、そして各地の主要神殿に送り込まれる一般神官教導者組に分けられ、それぞれがタノセ様とオリューレ様の実施する研修の後で実務に就くことになりました。


そして、今後も聖母教会から応援者を頂く場合に備えて、なるべく聖母教会に近い内容で神殿を経営する事が画策されたのです。


で、神官の階級も聖母教会の尼僧階級に準拠したものに変更されました。


特に問題がなければ、今後はこの階級表の通りになるそうですけど。


「なんか、すごいベタな名称…」


「いや、これくらいわかりやすくないと…」


-------------------------------------------

南米行政支局神殿神官階級一覧


聖母教会→ 淫化神殿(明日輝・魔屋も準拠)


聖母    太陽神(代理)

聖女    月神(代理)

教皇    淫化皇帝

枢機卿   百万神官

大司教   十万神官

司教    万卒神官

司祭    千卒神官

助祭    百卒神官

修道司祭  太陽乙女・月乙女・偽女種侍従

修道助祭  太陽乙女・月乙女・偽女種侍従

修練士   太陽処女・侍従候補

助修士   太陽処女・侍従候補

-------------------------------------------


それと、これだとベラ子陛下やマリア様と私たちが同列になるとお思いですよね。


で、それはちょっとまずいという事で、チャスカの皇帝就任に当たって、以下の内容で痴女皇国主催による、淫化帝国の神剣継承儀礼なる典礼式を行っております。


・私とロッテが聖剣と魔剣を一旦、ベラ子陛下とマリア様に返還

        ↓

・皇帝チャスカに対し「淫化支部自治の証」として即座に両方の剣を返却

        ↓

・淫化神話承認の証として魔剣を月剣、聖剣を太陽剣とも呼称するとマリア様

        ↓

・聖母教会も魔剣と聖剣を淫化神話由来の神の化身の証明とする旨ベラ子陛下宣言

        ↓

・初代聖母様と二代目聖母様がそれぞれ、ロッテと私へ魔剣と聖剣を再び手渡し。

        ↓

・チャスカ・私・ロッテで、痴女皇国淫化(南米)行政支局設立宣言書を読み上げ


と、このように私たちが淫化独自の神の使いであることを痴女皇国が承認しましたよ、その代わりに痴女皇国の傘下に入って協力関係を築きますよと喧伝したのです。


(その裏にはリュネと魔大陸への支援も含んでの承認なのです…実際にあたしたちは淫化帝国神話だけを認めてはおらんのです…ふっふっふっふっふっ)


(その代償に、苗床に代表される魔法技術や実験体など研究素材の提供が取引されました…リュネ側も魔族側も痴女皇国に助けてもらった代償を一応は支払っているのです…ふへへへへへ)


(中の図書室込みで復元されたリュネ王城はもちろん、魔王城の文献も痴女皇国関係者の閲覧や複製が許可されているのだ…ぐふふふふふ)


(それに、これはあのリュネ世界の人工宇宙島システムの維持も含んでるんだけど、例の一種の宇宙コロニーとでも言うべきアレの解析や技術転移もイリヤさんやロッテさんたちの支援条件に入ってんだよな。あれだけでも結構美味しいっちゃ美味しいんだよねぇ…ふふふふふ)


とまぁ、裏ではそれなりの取引が存在しています。


で、明日輝(あすてか)魔屋(まや)でもこれに(なら)って神官階級を定めるそうです。


(初代様にお願いして、魔屋や明日輝の人々には「我らの代理に淫化の神がそちらの面倒を見る事になった。ついては我らからもそちらの貢献を教えて良きに計らわれよと頼んでおる。あと、引き続き(にえ)は不要との事なので、必要最小限の殺生に留めて自然の恵みに感謝せよ…」というお告げをして頂きました。いけにえ風習を強要していたからこそ魔屋と明日輝に対して、マジェスティックキャンセラー…魔術や神話の存在根拠が存在しないように万物を書き換える兵器を使用せざるを得なかったのですし…)


(恐ろしいものをお持ちなのですな…)


(本当ならリュネ世界に対しても使用しようかと言う話もありました。しかし、そちら側の救援要請と実態調査で魔法技術を活用しながら痴女皇国の支援を行うことで姉が申しましたし…必ずしも何がなんでも魔法滅ぶべしが痴女皇国の国是ではありませんから、どうかご安心を…)


(それにロッテ、魔法技術に由来したものを痴女皇国に渡すことで新たな活用方法を模索して貰える訳ですし、魔法込みで淫化やリュネ世界の諸々が美味しいからこそ、ベラ子陛下もマリアリーゼ様も提携する気満々なのですよ…ふふふふふ)


(そうですよ、だからこそお互いに提携のうまみを引き出すためにも魔法技術の伝承は必要なのです…ぐふふふふふ)


(精気収入にも使える話と聞けば、マリアリーゼ様のみならずベラ子陛下とて悪党の顔に…おほほほほほほ)


で、我々の密かな悪党笑いはともかくとしてですね、今後は彼の地でも淫化に準じた魔毒管理と統治体制を広めて行く事になるそうです。


(どうも、リュネの魔力による石組技術が流出していたようだな…魔屋と明日輝…)


(恐らく、あちらには西方三国の石工の技が伝わったのでしょう。明らかにリュネが基本と思われる淫化と違って、魔族の城の体裁に近しいものを感じます…)


(西方三国は魔族の城の作りをまんま真似たようなものだったからな…リュネでは独自技術に昇華させていたようだが)


(しかし、淫化にしてもそうですけど、あれほどの建築を残せる者たちがなぜに文字の発明に及ばなかったのか。痴女皇国の方々もそれ、気にしておられましたね)


(これは私の仮説だが、もしかすると文字を必要としなかったのかも知れぬ。ほれ、心話を使えばある程度は正確に意志や意図が伝わるだろ?そして我らは文献を残したが、苗床の記憶精度が上がれば書物の代替となっていたかも分からんな)


どうも、ロッテは…古代淫化や魔屋・明日輝の人々は文字の代わりに記録や記憶を行う、何らかの技術や力を有していたかも知れないと思っておるようです。


(でなくば、私の中では浴衣(ゆかたん)半島というのか、あの地の密林の中にある三角の巨大な石の塔屋を正確に築ける技術の説明がつかないのだよな…私の生まれる遥か前の、古代に生きた魔族が手助けをした可能性もあると思ってはいるが…)


(明日輝の都もかなり高度な技術で築かれておる様子でしたね…)


連邦世界ではメキシコという国の首都ですが、痴女皇国世界では明日輝の首都テノチティトランのままなのです。


そして、巨大な湖の西側に浮かぶ島に築かれたその都、幾本もの橋や砂州で岸と繋がっております。


何せ、大きな湖の中の島ですから、ある意味で水には困らない場所ですしね…。


逆に、淫化からリュネ世界に持ち込まれていたのがはっきりしている代物が最低、3つあります。


1つは、樹木。


人族大陸の樹木、今となっては地球産のものが結構多いのです。


建材や燃料に使われていたのも明らかになっています。


そして2つめは、四つ足。


即ち、動物です。


肉や皮革を利用するために、生きたまま持ち込まれ繁殖させられていたものが発見されています。


最後は…鉄という、剣や刃物を作る際に使う石。


鉄を含んだ石や土を熱して溶け出した鉄を打ち固める技術はリュネ他に伝わっておりますが、肝心の鉄鉱石や砂鉄なる原料について、淫化側で探して頂いた石を入手していたようです。


まぁ、持ちつ持たれつといった感じだったようですね…人を差し出していた以外は。


そうそう、痴女皇国側の研究で明らかになっていましたが、魔屋や明日輝の風習とれんぽう世界とやらのマヤ王国やアステカ王国とでは、いけにえの捧げ方が大きく異なっておったようです。


これまた残忍残酷な話となりますので明言を避けますと、マヤやアステカではいけにえの血や心臓を神に捧げておりました。


つまり、いけにえは死にます。


しかし、痴女皇国世界での魔屋や明日輝では、恐らくは魔族や一部リュネ人族の要請に従って「生きたまま」いけにえの美少年や美少女を頂戴していたようなのです。


これは明らかに苗床の養分にするか、さもなくばリュネの戦士に下賜(かし)する褒美(ほうび)のためでしょう。


そしてインカ帝国ではいけにえ風習、一般的ではなかったようですね。


しかしながら淫化帝国に対しては、その時々の新しい剣聖襲名を行うに際して「(剣聖の侍従役たる勇者にするから)美少年をくれ」とリュネから言っておったようです。


(これが上手く行かなくて、仕方なくニホンなる国から連れて来られたのがフユキなのです…)


で、ヤマダ・フユキの今後については、早期に答えが出ていました。


というのも、マリアリーゼ様が妥協案を出して下さいましたおかげで「親に心配かける事なく異世界堪能+巨乳エルフお姉さんとイチャコラ継続」というフユキの本音が叶う形となったのです。


即ち、フユキのいた世界に「分体」なるものを送り込んでしまわれたのです。


これでフユキは親元に帰ると同時に、この淫化での人生を送る事ができるようになったのです。


(身も蓋もない気がする願望だと思うんだが…お前も剣聖と言われたんだからもうちょっと体裁を(つくろ)え…)


(いいのです。オスの欲望は元来、一過性の事も多いのです。それが何年にも亘って継続しておることはとりも直さず、この私の身体に耽溺しているということ…ぐへへへへへ)


(この欲望に憑かれた女の行状に淫化の命運がかかっているという現実が今、私の目の前にあるわけだが、チャスカ…っておい!)


ええ。チャスカはチャスカでハルキっちゅうもんがおるのですから。


それはもう、我々の姿を見たオリューレ様とタノキチ様が「つがい制度」を思いつく程度には。


(アイモン。ロッテについて何か不満はないのですか。どうもお突き愛、いえお付き合いがぎこちないようですが)


(イリヤもいい加減痴女皇国に毒されてるよなぁ、いい感じに)


おい。


(まぁまぁイリヤ様。で…拙者、いえ僕が偽女種状態の場合と、痴女種状態では変化があります。ロッテ様の魔毒抜きを始めるためには偽女種を選択して、更に少年に戻るのが一番なのですが…偽女種にならないと疲れるのですよ…かと言って、偽女種になるとどうも、ロッテ様の反応が今ひとつで、お互いの体力が噛み合わないのです)


(で、私が偽女種に慣れてないせいもあると思うんだよな…)


また困った事になっとんねんな。


ちょっとお姉さんに言うてみいや、その辺の細かい状況。


(言いづらい事もあるんだよ…分かれよ悟れよ察しろよ…)


うぬ。


そう言えばアスタロッテ、常識人で石頭かそうでないかと言えば、石頭の部類って評価もありましたね。


(ふほほほほほほっ。そこの淫化関係者3名。本日の研修終了後にサクサイワマン神殿の暫定講習教官室にお越しを…)


(ショタ遊びについてそれなりに知ってる者の話を聞かせてあげます…)


なんか私ら、職員室への呼び出しとやらを食らったようです。


で、サクサイワマン神殿敷地内に設けられた暫定学校なんですけどね、元々この神殿は南北二つの砦でもありました。

https://x.com/725578cc/status/1724374427243344223?s=20


そして南神殿とされる市街地寄りのこの砦、本当なら太陽の処女離宮だった場所なのですよ、主に。


-----------------------

淫化帝国(いんかていこく)炸砕岩満(さくさいわまん)神殿略図


 □□□□□□□←北神殿

 □□□●□□□ 王居・中央塔

 □□□□□□□ 転送ゲート他


  中央広場 挿入器具(くすこ)市街地↘︎


 □□□□□□□←南神殿・東西塔

 □●□□□●□ 太陽()()学校

 □□□□□□□ 黄金騎士修練所他

-----------------------


ところが、この図の通りに南神殿は改装され、太陽()()を養成する学校へ改築されたのです。


では、わたくしイリヤの起居するマチュピチュ神殿はどういう位置づけなのか。


簡単です。


サクサイワマンの初等学校のために処女を生み出す場所なのです、苗床で。


そしてサクサイワマンは淫化各地から集められたよりぬき少女またはマチュピチュの苗床で「生産した」()()の教育を行う初等神学校扱いです。


要は婚活期どころかようやっと赤飯で祝う…淫化では男のあれを受け入れ可能となった肉体を得た祝賀食として赤飯、認知されておりますが、これは我々に変な知識を授けたマサミさんの犯行ですから私たちリュネ世界関係者を詰問なさらないようにお願いしますね。


そして、マチュピチュで産み出された()()はサクサイワマン送りとなって神官教育を受けますが、その初等課程の成績次第で3つの道をうちどれかを選べとなるそうです。厳密に言えば4つの道、なのですが…。


まず、第一の道。


これは聖母教会での修練士課程に近い、中核神官を育成する課程を薦めるものです。


で、優秀な少女は高等()()課程に進級してサクサイワマン北神殿への勤務を目指すことを薦められます。


即ち、皇帝チャスカの侍女勤務実習や、マチュピチュでの見習いを経て神官勤務に就くことになります。


第二の道。


こちらは初等課程卒業後は助修士相当の太陽()()となって各地の神殿に送られます。


神官の見習いになるのは一緒ですが、私の方のマチュピチュか、ロッテのワイナピチュ神殿を経由して地方神殿送りとなるのです。


つまり…マチュピチュ担当=私につく優秀な神官か、さもなくばワイナピチュの熟女神官に実務能力を点検された上で、各地の神殿の下積みの立場となると。


そして第三の道。


還俗または神殿侍女、それも地方神殿勤務への道です。


これの意図するところは明らかで、各地の神殿荘園で働く男たちからの精気と魔毒抜き要員以外に何を求められるか、というところでしょう。


で…第四の道ですけど、第三の道で揉めた場合…苗床送りです。


最悪、リュネ世界の魔族大陸に所在する苗床の親株送りにされるのです。


こうなると、淫化はもとより痴女皇国世界へは絶対に戻れません。


ただ…現状ではこれになるほどの劣等生は千人に一人か二人の逆・逸材になるであろうと予測されています。


(一般女官教育課程でもそこまでひどいのは滅多にいませんね…)


(いても頭の中入れ替えるから)


(私の経験でもそこまで強力な負の逸材は…)


で、痴女皇国の本宮や他の支部でもあまりに扱いに困るのは滅多に現れないし、現れても対処方法はあるぞと申しておられるお方々、3名。


Liliane (Liliane Müller) リリアン・ミューラー Hundred thousand Suction.(Limited Ten million) 十万卒(限定百万卒) Slut Visual 痴女外観 Red Cross knights, Switzerland, Imperial of Temptress. 赤十字騎士団 Priestess management office manager, Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国欧州地区本部女官管理室長


Remilshiene リミルシューネ Hundred thousand Suction.(Limited Ten million) 十万卒(限定百万卒) Slut Visual 痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Priestess Management 1st office leader. Imperial of Temptress. 痴女皇国厚労局第一女官管理室長


Kinue Teshigawara 勅使河原絹江 Hundred thousand Suction.(Limited Ten million) 十万卒(限定百万卒) Slut Visual 痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Priestess Management 2nd office leader. Imperial of Temptress. 痴女皇国厚労局第二女官管理室長(施設部長兼務)


「リリアーネ…あんたの所はどうなのよ…」


で、教務室のぱそこんから浮かぶ画面に映る顔、3つ。


(リリアンと呼べぃっ。でないと北欧支部のリリアーネと混同されるんじゃいっ)


(なんか凄い態度が大きいような…どなたですか…)


(欧州地区本部がまだ聖院スイス支部だった頃からの生え抜きよ…一時期、本宮にも頻繁に応援に来てたくらいだし、緊急時の本宮支援要員指定もかかってるおば…お姉さんなのよ…)

https://novel18.syosetu.com/n0112gz/110/


(聞こえてるわよオリューレ…ちょっと出世したくらいで大きな顔しないでよ…)


(リリアン…オリューレにでかい顔すんなって言えるのはあんただけじゃないわよ…)


(ああそうか…あんたはオリューレの同期だったわね…中抜け還俗があっただけで…)


むぅ。


後で教えて貰えましたが、リミルシューネ様、オリューレ様の同期だったのですね。

https://ncode.syosetu.com/n6615gx/90/


で、本宮や欧州の女官管理室で指揮を取る立場でお勤めというこの方々が申されるには、ですね。


(エイモンさんって元々は少年でしょ。だから偽女種状態って元々の男の思考に対して効果淫が効いたかのごとく、性欲フルブースト状態になると思うのです)


こう申されるのはテシガワラ様。


ベラ子陛下の元・学友の縁で痴女皇国にお越しになった方だそうですね。


そして、茸島を含めた痴女皇国の保養所を一手に管理する立場であるとも。


(でぇ、厚労局長…すなわち二代目様に依頼しました結果、聖父様や茸島の少年たちのプロファクティングデータだのアレの実態映像だの、人事と内務の秘匿情報を淫化の方々に見せてよし、となりました)


(んで、田野瀬さんから文教に口利いてもらいましてね、聖院学院本校福祉部寮の少年少女の実態も余すところなく)


(更には欧州地区本部秘蔵、バーゼル孤児院のね、あれをね…ふっふっふっ)


な、何なのでしょうか。


私たちは一体全体、何を見せられるのか。


オリューレ様の悪い笑いに加えて、タノキチ様曰く。


「これだけ見れば少年心理の理解は早いと思いますが、もしも少年の扱いに自信がないとなれば、アルテローゼ東欧支部長をお招きすることも考えております。まぁ、まずは少年とあれこれしている女官の実態から見てみましょうか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ